デーゲンコルプのブログが更新されてました。やっぱり凄い風だったみたいですね。しかもテレビ中継の前が特にひどかったみたいです。
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先週とは違って、今週の週末は恐ろしい経験だった。まず僕はE3プレイス【ハレルベケ】で落車して膝と腰に擦過傷を作り、それからこんどはヘント~ヴェフェルヘムでの闘いが待ってたんだ。
そもそもあんなレースってやっちゃいけないよ。他のスポーツだったら風のために中止だよ。主催者だってあれじゃあ責任取れないだろう。終わってしまえば、そうは見えないかも知れないけどね。しかし、僕は選手のことをもっと考えて決めて欲しいと思うんだ。天候状態で不可能だと思ったら、レースを開催しちゃあいけないよ。テレビ放送は、天気が最悪だったときにはまだ始まってなかった。ほんとに戦場みたいだったんだ。風に対抗して突っ張って、斜めの姿勢になって、路面の凹みのせいでちょっとでも路面から浮けば、風で吹き飛ばされて、集団の中を斜めに吹っ飛ばされて、他の選手たちもみんな配置換えさ。
少なくとも風がそのまま吹きつけてくる遮蔽物のない区間はレースをニュートラルにすることだってできたはずだ。前のグループはだいたい30人から40人ぐらいだったけど、そのうちの25人ぐらいが落車した。
レースでこんなひどい風の中を走ったことはなかった。選手はとてもたくさんの時間を費やし、とても多くの集中力と体力をかけて準備してきた。そうしたら、フランドルとルーベの二週間前に、へたすりゃ落車でシーズンの半分を台無しにしかねないレースを走らなければならないなんて。もちろん、落車はつきものさ。でも避けようがないなんて。この週末に落車したり遺体思いをした選手たちみんなに同情するよ。
僕が完走しなかった言い訳はしたくない。でも、落車で痛めた膝と腰が影響したことは確かだ。でもそれ以上にもう一度落車したくなかったこともある。そして他の選手たちと離れていたかったから風を受けすぎて、結局燃料切れを起こしたということもある。さらにケンメルベルフの直前で後輪がパンクした。それでもうやる気がなくなった。
その上さらにだよ、帰りの電車が二時間も遅れたんだ。ああ、もう週末のことはわすれよう。先のことを見ることにしよう。今は傷をなめて治すことに専念するよ。
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