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2010・ツール、グラープシュ兄弟のレース日記 4

2010.07.07.08:48

ミルラム監督のラルフの日記です。

「我々にいろいろなことを期待させながら始まった今日は、ハラハラどきどきでいろんなことがあった一日だった。ロジャー・クルーゲが逃げグループに潜り込み、強さを見せてくれた。ウチの選手が一人そこに加われたことを、多いにうれしく思ったし、まさに最適な選手を送り込めたと思う。

リーヌス・ゲルデマンは残念なことに、信じられない不運に見舞われた。全部で3回のパンクのおかげで先頭グループを走っていたのに、あっという間にシルヴァン・シャヴァネルを中心にした後ろの集団に下がってしまった。彼が調子が良かっただけに、とても悲しい。

それ以外にも、我々は今日幸運だったとは言えない。昨日落車を避けることが出来た分、今日はたくさんのパンクという形で帳尻あわせをされてしまった。いずれにせよ、全選手無事にゴールできた。リーヌスだけは、カーブで前輪がパンクしたせいで観客に突っ込んで転んだけど、怪我はしなかった。運の悪いことに、リーヌスになにかあれば自分のホイールを渡す役目だったゲラルト・ツィオレクがそれにまったく気づかずに、先へ行ってしまった。ラジオツールもリーヌスは先頭グループにいると告げたので、突然彼がコース脇にいるのが見えたときは本当に驚いた。

我々は今日幸運だったとは言えない、と書いたけど、でも前を向いていこう。

石畳区間を何人かの選手たちが批判していたけど、このステージについてちょっと言っておきたい。ぼくはこういうステージがツールに組み込まれるのはまったく問題ないと思う。10年に一回、一日だけ、それもラスト40キロで石畳を走ることになるなら、それはオーケーだ。

ツールには山と平地とTTだけでなく、こんな石畳も含まれるということだ。」


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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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