というわけで、radsportnews.com では恒例のドイツ語圏選手のランク付けを行っています。毎年書いているんですけど、このランク付け、どんなレースでもせいぜい20位までに入ってないとポイントにならないので、フレーリンガーなんかこの2年ポイントゼロでした。この方式でのランク付けってやっぱりあまり意味がないと思うんですけどねぇ。
で、引退発表したフォイクトはドイツ語圏選手77位。今年は勝利がなく、最高でもバスク一周のステージ4位とクリテリウム・ドゥフィネでのステージ6位。ただ、43歳にしてアワーレコードの記録を打ち立てたのは、まあレギュレーションの変更があったとはいえ、立派でした。ただし、この記録も42日で更新されてしまいましたが、「せめてクリスマスまで持ってほしかったけどね。マティアス・ブレンドレが凄かったよね」とあっさりしたものです。
まあ、アワーレコードはオマケみたいなものだとしても、他のレースでは結果は伴わなかったものの、キング・オブ・逃げ屋の名に恥じない逃げを何度か見せてくれましたし、17度目の出場となったツールでは山岳賞マイヨも一日だけ(第二ステージ)ですが、獲得しました。一番惜しかったのは、USAプロチャレンジ。単独で逃げてゴール900メートル前に吸収されてしまいました。
「37歳だったら余裕で逃げ切れたね。最後の数パーセントの体力が欠けていたよ。でも年を取ればそうなるのはしょうがないね」
今後のことについては現時点では未定のようですが、自転車競技界に残るのは間違いないでしょう。いずれどこかのチームの監督になるのではないかと、と rsn では推測しています。
おまけ、本日の富士山。
ちょっと前の富士山より雪の冠が大きくなっています。


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