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2010・ツール、グラープシュ兄弟のレース日記 1

2010.07.04.12:46

クローゼのゴールの余韻に浸った後、チャンネルをかえたらツィオレクがずっと映っていました。しかし、クローゼがゴール数で「伝説の」ボンバー・ミュラーことゲルト・ミュラーに並んだといっていましたが、伝説なのかぁ。ぼく憶えてるよ。ゲルト・ミュラー。パウル・ブライトナーと風貌が似ていて、区別がつかなかった。74年の決勝も夜中にTVで見てたし、その少し前には三菱の提供だったと思うけど、海外のサッカーを夜遅く三十分番組で見せてくれる番組があって(ダイヤモンドサッカーとかいう番組名じゃなかったかなぁ?)、そこでも見た記憶がある。うーん、伝説かあ、こっちも年を取るわけだ。。。。

というわけで、今回のツール。 radsport-news.com 恒例のレース日記は、ちょっとひねりましたね。グラープシュ兄弟が交互に?書くようです。兄のラルフの方はミルラムの監督で、弟のベルトの方はHTCの選手としてツールに参戦です。まずプロローグは弟のベルトから。

「火曜の晩遅くベルギーに到着した。今日ようやくツールが始まるんだと思うと、かなり早めだ。水曜日には第3ステージのコースを走ってきた。断言しておくけど、あの石畳越えは派手な見物になるよ。全部で12キロ、二つのセクションに分かれているんだけど、実際ひでえ状態なんだ。

木曜日にはそのほかのツール直前プログラムが予定されていた。つまり、朝に血液コントロールと夜にはチームプレゼンテーションがあった。金曜日は比較的落ち着いて、二時間ほどのトレーニングをこなし、それに続いてすぐにプレス会議があった。

で、今日、とうとうスタートしたってわけ。朝のうちまだ日が照っている間にトレーニングした。ところがプロローグのコースに来てみると、雨が降り出した。ぼくのスタート1時間前にまたやんだ。乾いているか、また雨が降り出すのか、宝くじみたいなものだね。

トニー【マルティン】はウチのチームの最初の選手でスタートした。彼が走っている間にまた雨が降り出した。でも彼は半分は良いコンディションで走れたと思う。ぼくも雨の中を走ったので、カーブで危険を冒さないようにした。ぼくにとってはプロローグが終了したってことが大切だ、前を見ていこう。

今年は病気や落車、それに今日のような運次第の天候で、ぼくにはつきがない。でも、今年もう一度レースで100%力を発揮して勝負するという希望は捨てていないよ。チームはトニーの成績に満足している。明日の第一ステージがナーバスになったり落車があったりしませんように。

じゃ、また明後日」(意訳誤訳勘弁)

ちなみにベルト・グラープシュは56秒遅れの76位でした。もとTT世界チャンピオン(ただしカンチェラーラが不出場でしたけど)としては、ちと寂しい成績です。この日記でもちょっと言い訳がましいことを言ってますね。しかし、ゲルデマンが10位って、ミルラムとしては上出来じゃない。

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comment

こばやし
うちにはテレビがないのでワールドカップも見ていないんだけど、そんな感じなんだ?日本では多くのスポーツ解説者やアナウンサーが仕事をしてないでただのファンになっちゃっているからね。今年のドイツはあちこちのニュースで見る限りは、いいチームみたいだね。反ドイツってのはなんだろう?強いからつい弱いほうの砲煙をしたくなるのかな?
2010.07.06 22:05
ヴァルデマール
へぇー、ルンメニゲ、金髪のオールバックで彫りが深くて格好良かったよねぇ。しかし、日本チームと子供たちの話、なんでだろう?選手たちはサインするの嬉しいだろうに。どこかから、そういう指令がでていたのかなあ?

それはともかく、日本でやっている中継ってどういうわけか反ドイツだよね?ドイツ対イングランドの中継後も、スタジオの雰囲気はお通夜みたいだったし、アルゼンチンがドイツに負けた後も同じようなものだった。それどころか、アルゼンチン戦、ドイツの3点目なんか解説者がため息ついて黙っちゃうんだもんね。なんで?あれはシュヴァインシュタイガーの切れ込みのすごさとディフェンスのフリードリヒがあそこで詰めているすごさを解説しなければならないんじゃないの??

今回のドイツチーム、比較的クリーンだし若い選手はインスピレーション溢れているし、パスもよくつながるしおもしろいと思うんだけどね。
2010.07.06 21:29
こばやし
群馬はまだ先だよ。18日だったかな?もしかしたら書き間違えたかな?ごめん。

上の親善試合のとき、飛行機の中でベッケンバウアーは「こいつはだれだ?」と言ったらしい。初めて見る顔だったのかな?その相手はなんとルンメニゲ!びっくりだね。

ついでにこんな話もあった。
この試合後、ベッケンバウアーはファンに囲まれて大事なネックレスをなくしちゃったんだ。これは間違いなくファンが盗ってしまったんだけど、「結婚の(たぶん)記念の大事なものだから、もどってきたら嬉しい」ってニュースになったんだけど、なんとそのネックレスはちゃんと戻ったんだよ。「盗られた」とは言わなかったのはやっぱり親善試合に来たっていうののが大きいかったんだろうなと思うけど、そういうところがなんか、かっこいいね。

日本チームは南アフリカから帰る時、子供達とさよならのイベントがあったらしいけど、花束を渡してくれた子供以外はフェンスの外だったらしい。でも誰1人握手もサインもしないで、ただ手を振って終わりだったらしい。子供達は長いこと待っていたのに相手にされず、がっかりしていたとでていたけど、これはかなり残念なニュースだね。

自転車でもそうだけど、イタリアのジュニアチームやアンダーの監督達は、試合がある時は必ず「ファンがいるのを忘れるな」、「ファンには丁寧に接しろ」と離している。「自分たちがもしプロになっても、それは絶対に忘れちゃいけない」って。ファンがいるから自分たちが走れる環境が生まれるってことを、子供の頃からいつもいわれているんだよね。
2010.07.06 00:36
ヴァルデマール
うわっ、知らない話だ。(^◇^;)

んで、昨日の群馬のツール・ド・フランスはどうだった?落車に巻き込まれなかった?
2010.07.05 14:32
こばやし
ゲルト・ミューラー、ベッケンバウアーは私の最初の憧れの選手、ジョージ・ベストの次にファンになったスター選手だなぁ。ゴール前以外では仕事ができない半面、ゴール前の爆撃機と恐れられた執念はすごかったねぇ。日本とバイエルンミュンヘン(だったと思う)の親善試合ではゴール前であわせれば1点と言う場面で、空振りしてみせた。「親善試合は1-0がいい(大差をつけることが目的じゃない)」と試合後にベッケンバウアーが言っていたのが印象的だった。
2010.07.05 11:38

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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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