さて、いよいよメーンイベントのクリテリウムの始まりです。古いサイスポで確認すると1周2キロを30周、出場は海外20人、国内36人の56人ですが、直角コーナーはなく、スピードのアップダウンがないコースだったようです。ゴール前は人が多いので、北西側の人の少ない方へ移動しました。
みんなノーヘルですね。かえってヨーロッパプロのほうがカスクをかぶっています。韓国からも何人か招待されてきていましたし、競輪選手たちもだいぶ混じっています。競輪選手たちはふだんオカマと称される重たいヘルメットをかぶらなければならないので、この時とばかりに頭になにものせていないのでしょう。

見ていたところでも目の前でアタックシーンがありましたが、おおむね次に戻ってきたときには終わっていましたね。

これはクリケリオン様が先頭で走ってきたところでしょうか。それとも逃げる選手を追ってきたところでしょうか。

レース中盤で、日本のおそらく競輪選手とモテが絡んで落車しました。


素早く立ち上がったモテは、座ったままの日本人選手にむかって大声で何か言っています。怒っているのかなと思ったのですが、その後の身振りから「早く立ち上がれ」か「早く自転車に乗れ」みたいな様子で、自転車に乗ってからも日本人選手の方を振り返り振り返り走っていきました。想像ですが、「急いで二人で集団を追いかけよう」と言っていたのかも知れません。プロ選手があの程度の落車で、マキュウェンじゃあるまいし怒らないでしょうしね。
その後次の周回でモテはのんびり一人で走ってきて、その次の周回では集団に混じっていました。周回遅れということになるのでしょうけど、クリテリウムですから落車が原因の周回遅れはオッケーだったのかもしれません。
クリケリオンの後ろに市川選手がいます。

これは集団先頭のデルガド様です。

こちらはレース終盤にズーテメルクが山田選手と一緒に逃げたところです。サイスポによると、山田選手はレース後、このシーンを振り返って「ズーテメルクは息なんかもうハアハアしちゃってて、いままでは雲の上の人だと思っていたけど、普通の人になってしまいましたね」なんて大胆な発言をしたみたいですが、これを最後に引退するズーテメルクが、こんな極東のレースのために練習してきたとは思えないし、11月22日なんて、選手たちはみんなオフですからね。

残り1周か2周で逃げてきたモゼールと昆選手のようです。

レースはこの逃げをゴール直前で集団がとらえ、結局日本鋪道の円谷選手が優勝しましたが、僕は直接は見られませんでした。ただ、これはテレビ放送があったので、後日ビデオで見た記憶があります。
まだまだ続くこの話題。明日かな。明後日かな。
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