エリート男子のTTは今夜です。カンチェが不出場なので、かえってプレッシャーがかかりそうですが、ウィギンズとトム・デュムランとアドリアノ・マロリがライバルでしょうか。マロリはブエルタの最終日、マルティン不在のTTで勝ちましたからね。去年あたりだと、この2,3年でマルティンを破るのではないかと思ったんですけど、今年は、ブエルタはともかく、あまりパッとしなかった印象です。
一方、誰も注目していないジュニアの男子TT、ブレーメン出身のレンナルト・ケムナが優勝。rsn によると、4才で親元を離れて強豪スポーツクラブへ入ったとあります。ウルリッヒか? 東ドイツか? この選手はTTスペシャリストではなく、登りもかなり有望ということで、将来独を代表するステージレーサーになるのではないか、と期待されています。
というわけで、マルティンブログ、月曜日のアップですね。例によってお堅いマルティンでいきます 笑)
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個人TTのコースは素晴らしいがハードでもある。完全に平らなコースのように全力で走って、どこまで上げられるか、どこまでスピードを維持できるかを見ればいいというようなものではない。このコースではペース配分を考えながら頭を使って走らなければならないのである。これが、今日コースを下見した後の私の結論である。
雨が降らずにコースを下見できる時間はあまりなかったが、最後のふたつの登りが結構きつい。そこできちんと踏めて、ある程度力を残していなければならない。それゆえ、最後にまだ十分な余力を残すために、全力で突っ走ってはならない。
私はコースを非常に落ち着いて走ってみた。この二日間はたいへん疲れたからである。すでにチームTTの最終トレーニングがかなりハードで、しかも昨日は私たちはみんな力を出し切った。おかげで今日は疲れ切っているのである。私にとって大切なのは、なによりも回復である。明日も休養をまず第一に考えなければならない。私の体はすでにウォームアップは完了していると言っても良いだろう。だから私には今準備のトレーニングは不要である。レースの前にだけ、いつものプログラムでウォームアップするつもりである。
今は少しだけマテリアルに手を入れているところだ。つまり、グリップを良くするために、私のハンドルにちょっとだけサンドペーパーをかけたところである。
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