気が付かないうちにフレーリンガーのブログが更新されていました。最後から二つ目のステージでしたか、逃げているのをライブ・ストリームでちょっとだけ見たんですけど、なにしろスムーズに動いてくれないので、集団に捕まったところで諦めたのでした。
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長い間レースに出なかったけど、ポーランドでの自分のパフォーマンスには満足しているよ。チームとしては願っていたステージ優勝はかなわなかったけどね。
なにより最初の4つの平地ステージでの集団スプリントでもう少し何かできるかと思っていたんだけどね。ぼくらは勝利に慣れすぎていて、ポディウムに立つ程度の順位じゃ満足できないと、ちょっと図に乗っていたのかもしれないね。総合ではワレン・バルギルが予想以上に上位になった。最後のTTで、残念なことにトップテンから滑り落ちたけど、彼の狙いはブエルタに向けられているからね。
彼とともに、他の選手たちもこのポーランドからブエルタに出場することになっていて、そのためのとても良い準備になったと思う。ただし第一ステージは落車が多くてひどかったけどね。僕らのチームでも、この世界最後の日みたいな天候のなかで、5人が落車したし、それも一回じゃなかった選手もいた。街路樹の枝が飛んできたり、僕らの目の前で木が倒れたりするような、ものすごい暴風で、自分の身の安全が不安になるような、絶対的に限界を超えていた瞬間も何分間かあったよ。でも僕らがやっているスポーツは自然との闘いでもあるからね。極端な事態に直面することはなんどもあったよ。幸いにも、僕はこんなカオス状態のなかで無傷でいられた数少ない選手の一人だった。
伝統的に毎年カルパチア山脈を越える最もハードなステージでは、僕は逃げのグループに入ることもできた。だけど逃げた8人に総合に絡む選手もたから、集団は僕らに大きなリードを許してくれず、最終的にはこの逃げは吸収されてしまった。でもこのハードなステージでずっと逃げグループに混じれたことで、調子が良いことを証明できたわけだ。僕にとって、こういう風に逃げることができるのは年にそう何回もないことだからね。こういう日はうまく利用しなければならないよ。
火曜日にはヨーロッパの北端へ行く。アークティック・レース・オブ・ノルウェーだ。まだ夏だと良いけどね。
じゃあね。
ヨハネス
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