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デーゲンコルプのブログ、ツール(10)

2014.07.16.07:16

今年のツール、最初の休息日が火曜日なのは、月曜が革命記念日だからだったんですね。だけど、革命記念日が休息日ではいけないのかなぁ?

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アルザス地方でのハードな「長い週末」が終わった。僕はいま本当にぺちゃんこだ。とくに怪我した筋肉がレースではハンディになったからね。そしてフランスの祝日があったから、ツールの最初の週は普通より一日長かったんだ。そしてチームTTとか個人TTがなく、毎日普通のステージだった。その分きつく感じられた。その代わり、次の週はそのぶん短い。日曜にはもう次の休息日だ。

明日はうまく休息できて、さらにまた、怪我がはっきりと良くなったと実感できるといいけど。いまはレース中に2時間以上痛みがないことはないんだ。今日のような山岳コースで、勾配がきついと筋肉を収縮させなければならない。すると地獄のような痛みが走るんだ。

ファンにはホントに感謝だよ。とくに今日は沿道沿いにはたくさんのドイツ人ファンが来ていた。みんな素晴らしかった。チームメイトのヨハネス・フレーリンガーも山道に来ていて、僕らを応援してくれた。彼と会えて、とても嬉しかった。

さあ、いまは休息日だ。やっとだよ。
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フレーリンガーと同様、拙ブログおなじみのファビアン・ヴェークマンもガーミンチームのみんなを励ましに来たそうです。ただ、こちらはサポートカーに乗ったそうですけど。アルザス地方だと、ヴェークマンやフレーリンガーが住んでいるフライブルクからライン川を渡ればすぐですからね。



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comment

CYPRESS
あ~、このDVDね。
メルクスファンですから、持ってますが、最後に観たのはいつだ(笑)?
1975年のツールを棄権しなかったのは確かに競技人生で最大の後悔だったのは間違いないようで、インタビュー記事で聞かれると必ずそう答えてますな。

1975年のツールは久し振りにフランス人のテヴネが優勝したんで、フランス人は大興奮。
テヴネは2002年のインタビューでイゾアール峠の登りでの大歓声と大声援を27年経っても、未だに耳に残っていると言ってました。
1998年のワールドカップでフランスが優勝した時の熱狂から分かる様にフランス人は少々斜に構えた所があるので、フランス人が1985年のイノー以来ツールで優勝すれば無関心の振りをしながら大騒ぎ間違い無し(笑)。
2014.08.10 23:53
アンコウ
CYPRESSさん、

そのメルクスがDVDの最後で、現役時代の最大の後悔は?と聞かれて75年のツールでやめなかったことと答えて、ニヤリと笑っています。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9-%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9-DVD/dp/B000IZJ19I/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1407673357&sr=1-1&keywords=%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9
2014.08.10 21:26
CYPRESS
フランス人の2位好みは、その通りですが、
「勇敢な敗者」好みなんですな。
シャニーのNC誌の連載にメルクスの人気がフランスで出たのは1975年のツールで負けてからと書いてあったけど、
その後色々記亊を読むとどうやらメルクスが最後まで勝負を諦めなかったから。
既にツール5勝を達成し、その他にも記録に残る成績を残していたから頬骨を骨折した時点で棄権しても誰も責めなかったでしょう。
メルクスのインタビューを色々読むとなぜ最後まで走ったかは、チームメイトへの賞金と賞品のためだったとしか言ってません。
闘争心とか常に自分の限界へ挑戦する探求心とかには触れていませんが、
おそらくそんな事はプロの選手としては当然の事で、わざわざ口にする必要も無い事なのでしょう。
最近のJリーグの選手が口にするファンやサッカー界の発展のためなんて事も言ってるのを読んだことも、なし。

たとえ勝者にならなくても、偉大なチャンピオンに相応しい心構えや心意気をフランス人は愛してるのでしょう。
プリドールは当然としても、パンクしたチームのエースだったトナン・マーニュに自分の車輪を渡したヴィエットが好まれたのもこう考えれば納得いきます。

では、ベルギー人のチームメイト以外総スカンをくらいながらも同じチームのヴィゼンティーニを打ち負かし1987年のジロに勝ち、オマケにツールと世界戦まで勝ったスティーヴン・ローチはフランスではどうなんでしょう?
2014.08.10 12:53
アンコウ
97年のルーアン、アンクティルのお墓の前の4人の写真は覚えてますよ。インドゥラインが引退して最初の年ということで、イノーやメルクスよりも声援が多かったということですか。でも、いまならもう3人とも完全に歴史上の人ですから、どんな声援がおこるんでしょうね。

そういえばそうでしたね。90年過ぎにはロッシュもフィニョンもデルガドもツールではアシスト選手でした。もっともフィニョンはゲータレードでツールでステージ取ったことあったよね? まあ、総合を狙わないアシストだから勝てたのかもしれないけど。

で、ヴィランク以後はフランス人はまるで目立たなかった話です。思い立って98年以後のフランス人選手の総合順位を調べたら、表彰台はおろか、ベスト5だって2000年のクリストフ・モローと2011年のトマ・ヴォクレールの4位だけですから、今年のように表彰台に2人、6位のロマン・バルデも入れて、ベストテンに3人は、隙間だろうと敵失だろうと、「まかり間違えば」、フランス人の優勝だって夢じゃないと、フランスのファンは思わないのかな、と考えたわけです。これまでは、どう好意的に見たって、「まかり間違っても」フランス人が総合トップなんて可能性ゼロでしたからね。もっともアームストロングの時代という特別な制約があるけどね。

プリドールは人間性も好かれていたんでしょうね。どこかで読んだんだけど、いつだかのフランスでの世論調査では、「フランス人が最も好きなフランス人」というアンケートでプリドールが1位で、フランス人のほぼ半数が好きなフランス人にあげたそうです。どういうアンケートのやり方をしたのかは知らんけど。

一方のアンクティルはかなりエキセントリックな人だったらしいしね。奥さんも派手だし 笑) 一方のプリドールは木訥で一生懸命な感じが好かれたんでしょうね。いつだかのツールで落車してリタイアしたら、番組の途中に臨時ニュースが流れたそうですからね。

ただ、あまりに不運ということで人気が出るのは、歴史的にユジェーヌ・クリストフから始まって、マイヨ・ジョーヌのまま自転車の故障でリタイアしたヴィクトール・フォンタン、アシストの鑑ルネ・ヴィエットといますし、その系譜に連なるプリドール、ということでしょうね。

日本で不運なアスリート。。。うーん、個人的には何度もリーグ優勝し、知将と言われながら、とうとう日本一になれなかった西本監督だな。しかも日本一を、あわやというところで逃したのが2回あって、どちらもスクイズの失敗だよ。阪神の監督をやらせたかったなぁ 笑) あと、元阪神にいたピッチャーの福家ね。ときどきものすごいピッチングをして、いつブレイクするかと期待させ続け、とうとうプロ生活で1勝もできなかった。たしか9回完投しながら、味方も点が取れずに勝てなかったなんてことがあったんじゃないかなぁ。
2014.08.08 12:00
arturo
いや、何度も書きますが、やっぱり”結果”でしょうね。(ベルナールに関しても、、、92年、バネストへアシスト移籍したのも年齢的にも、もはやエースとして売り口がなかったからではないか?。勿体無いの論理では、あの時代、ツール勝者でさえ、アシスト移籍した訳だし、、、。ロッシュ(キャプッチ)フィニョン(ブーニョ)、デルガド(インドゥライン、移籍じゃあないけど、、、いずれも、もはやチームのトップではない。)みたいに、、、それからすれば、、、。)

  逆対象例を一つ書いておきます。
  97年、ツールはアンクティルの故郷、ルーアンからスタートしました。で、グランデパール、スタート前、そんな訳で、幾つか、アンクティル関連のセレモニーがあり、ルーアン郊外にある、アンクティルの墓地でも同様にセレモニーがありました。
 この機会に、ツール5勝チャンピオン4人が一堂に会する事になった訳ですが、この前後の光景で、存命の3人について、かなりあからさまに落差がある形で、インドゥラインに人が群がっていた。勿論、そこには言うまでなくフランス人の、イノーも居る訳ですが、しかし、ハッキリと、”ミゲール”と叫ぶ、観衆が居る訳で、(改めて言うまでないですが、インドゥラインはスペイン人、つまり外国人。しかしイノーと決定的に違うのはついこの前まで走っていた。イノーの引退はとっく、つまり当然ながら、近年、”結果”は出していない、、、。)
  勿論、近年、フランス人の勝者が出ない、と断言する理由はどこにもないですが、、、。但し個人的には98年起算の、一連の騒動から時間が経っておらず(まだ終わってない!?)、本来、今勝者になるべき世代は完全に”バッティング”しちゃってるから、ちょっとキビシイんじゃあ、、当分出ないよなぁ、、、とは感じてはいましたが、、、。或いは、そろそろほとぼりが醒めてきた、、、と言う事!?。

  しかし、プリドールに関してはあまり不運過ぎる、ここまで不運なのも世の中珍しい!?。と言う事で、別ニュアンスに捉えた方が良いのでは?と思われます。(日本で言う判官びいきに近い!?)例えば、64年は、伝説の戦いになった訳ですが、勝ったアンクティルにバッシングが集まる、と言うなんとも皮肉な顛末。しかも、アンクティルは、これに”懲りて”翌年は全くグランツールを走らなかった!?、、、。まあ、勿論、”高田馬場の伝説”(笑)のボルドーパリをやった訳ですが、、、。)勝負に勝って、試合に負ける、を地で行っている!?。(他に心当たりがない、、、。多分、先の64年版も、勝負では絶対にプリドールの勝ちだったのには、依存なし!?。)
  プリドールネタ(歴史の上ではこんな人も居る、ネタ。当然ながらフランスとは言え、若い奴は知らないしで、、)に関しては、今でも話題に出ますね。本来別世代のフィ二ョンも話に出していたのを思い出しました。「たった1回、1日もジャージを着なかった、、。(こんな事有り得んの」状態。)
 いかんせん因縁ありすぎ!?。先の判官びいきじゃあないけど、日本にもしこんなアスリート(当然、この場合自転車外となりますが、、、)が居たら、かなり著名人になったと思いますね。
2014.08.06 20:48
アンコウ
Arturo さん、

JF.ベルナールについては、フランス国内ではどうだったんだろう? 87年だっけ? モン・ヴァントゥのTTで泣きそうな苦悶の表情で、圧倒的な人気者になったとおもうんだけど、そのご、全然パッとせず(怪我などもあったようだけど)92、3年でしたかね、すっかり忘れられたころになって、突然バネストでインドゥラインのアシストとして、ものすごい献身ぶりだったよね。

アシストのベルナールって、日本で見てる限り、なんかものすごくモッタイナイって気持ちがしたけど、フランス国内の評判はどうだったんだろう?

いや、ペローもピノーも表彰台は偶然だろうけど、ベスト10に4,5人入った? こんなの久しぶりでしょう?近いうちに(間違ってでもかまわないから)総合優勝者が出る可能性もあると思うけどね。少なくとも、ここ20年ちかく、ヴィランク以後はフランス人が総合優勝する可能性なんて、皆無だったでしょうからね。

まあ、期待されて勝てないとバッシングに変わるのはどの国も変わらないでしょうけど、プリドールみたいに惜しいところで負け続けて人気者になるのも、ヨーロッパではフランスぐらいだ、とドイツ人ジャーナリストは書いてました。こんなとこにも国民性が出てるかなと思った次第。
2014.08.05 12:00
CYPRESS
フィニョンの番組とか書いてあったんで、

バルタリ物語
イタリア語で何言ってるか分からんけど、

その1
http://www.youtube.com/watch?v=w_kGXia9unc

その2
http://www.youtube.com/watch?v=ixigEG_3oMM

二つ合わせて3時間以上。
夏休みでお暇な方は自転車の認知度と文化の違いを堪能して下さい。
HDMIケーブルでHDテレビに繋いでも画質が落ちますが、逆に映画風になりそれも悪くありません。
2014.07.27 13:19
arturo
  いや、単純にシニカルなだけじゃあなくて、、日本よりはるかにレースの文化が浸透している国、エリアなんだから、マスコミに安直に乗っかって騒ぐ輩より、状況を冷静(つまりはシニカル!?)に見ているパブリックも結構多いと思いますよ。
  つまり、表彰台に二人乗るとはいうものの、これは条件付き、実力で、もぎ獲ったウエイトはどうか?。要は退場者が出たお陰で、空席にありついただけfではないか?、特に、順位のみに惑わされず、勝者とのタイム差にも着目しないといけない。(その逆もアリで、数値だけに目を奪われると、あたかも、シチリアの男が、突出した強さを見せつけたかのようだけど、実は間に入る名前が欠落したに過ぎないのでは?、、、と)
  これらの背景を、こう言う風に見ているのが、世界中で、僕ただ一人とは思わないですけどね、、、。(多分、そこいら中に居る!?。)
  しかし、感心したのは、二人のフランス人のどっちかが、(夜のテレビニュースのインタビューでタブル登場していた、、、)「(確かに嬉しいことは嬉しいけど、、、)本当に大変なのは、これからで、、。来年は(スタート前から)何かと騒がれるだろうし、、」と言っていた事でした。(今の時点では、分不相応な栄誉と認識している!?、、、)
 先に一寸書いた、フィニョンの昔のコメントでも言っていましたが、「フランスのファンは、勝った時は良いが、結果をその後出せないと、、、、(ヤジに変わる、、、)」と言う事で、フィニョンはもろ経験していると思われます、、、。
 まあ、アンコウ様に提示するに手っ取り早い前例は、やっぱ、ベルナールでしょうか?。彼のキャリアを仮に、この先コピーするような事があると、ファンはどうなるか?。
 手放しで騒いでいない状態、で普通じゃあないかなぁ、、、。勿論、マスコミはここぞとばかりに持ち上げていますが、、、84年以来、と言うのも言ってますね。

 ジロとツールの比較、今回は、これを置き換えると、ルブランとプリュドンムの比較、からルブランとカステラーノの比較、と言う図式になる!?。
 ジロに関しては、先のトリアーニ氏の説明の後年、ツールに追従する(つまり勝負どころを、後半に密集させる、、、)ようなレイアウトにして、これは感心しないな、、、と思った経緯があります。
  でも、今は、RCSも、影で、ASOが牛耳った!?と言う話(以前やりましたよね?!)があったので、あまりこう言う比較は意味を持たなくなってくるかも!?。(同じ理由でブエルタについても同様、、、)

  激坂に関しては、意外とあまり所感がないですね、、、。そもそも、これは99年にブエルタが三大GTの中で、もっとも、登りの難易度が低い、(もっとも、これはスペイン領の地形も考慮しないといけないかも!?砂漠の真ん中でスキーは出来ないでしょ!?)と言う”汚名”を返上するために考案したものが、(アングリリウ)、モルティローロを持つ、ジロを”刺激”した、と言うイメージがあるだけで、大人の対応をする!?ツールは、これに取り合っていないだけ!?。

 パーべに関しては、ジャラベールか誰かが、アンコウ様同様に、「疑問だ。」と発言していたのを覚えています。(僕の所感は先のとおりで省略。)

  かつ繰り返しですが、ルブランが消極的だったのも、その辺にあったのでは?。つまり、今回のように、パーべと言うリスキーなコースを折り込み、結果、役者が減るような事があると、レースの盛り上がスポイルさせてしまう懸念。(今回がまさにそうなった、、、!?)
  地元通過の選手が、先に行く、の件、まさに僕の好きな時代の風物詩の一つですね、、、、。
 でも、結局、シチリア、カターニャの男は、結局、あの後も、手を緩める事なく、メルクス寄りだった!?。こりゃもう、明日のガゼッタの1面、見出しはメルクスをもじって、CANNIBALI!だ!。等と、勝手に想像してしまいました(笑)。
 最後のTT,、スペイン人の失速は、想定外でした。まあ、やっぱ、これも随分前に書いた記憶があるサボルデッリのセリフじゃあないですが、最後のTTと言うのは、燃料の残り具合の問題、勝負、それが端的に出た結果と言う事でしょうか?!。
 まあ、とにかく良い休暇を、、、、。再コメントはその後でも、、、!?。
 
2014.07.27 07:47
アンコウ
Arturo さん、

たしかに21世紀になってから、ツールは最初から全力疾走だ、その点が他のグランツールとは違う、と言われるようになっていました。昔のレースフィルムなんか見ると、出身村を通過する選手が、集団の了解を取って1人抜けだし、家族や知り合いと挨拶を交わしながら、やってくる集団を待つ、なんていうシーンがありますが、いまはそれも見ないですね。ましてやスタートからの放映(今年からですね)となれば、0キロアタックの応酬とつぶし合いで、キッテルとかのブログでもスタート直後の1時間の平均時速が50キロ以上なんて言ってますからね。これって、昔の自転車レースでは身体に悪いって言われていましたよね。

日本のホビーレースの一番上のクラスにスペインのアマチュア選手が参加したことがありました。最後のゴールスプリントで僅差で負けちゃうんだけど、その時の監督のコメントが、このように最初からスピードが上がるロードレースはヨーロッパにはない。これは身体に悪いし、ロードレースではない。そんな風に、まあ、負け惜しみもあるんだろうけど、言ってましたっけ。

うん、うん、ルブランとプリュドムの違いという視点で見るのは新鮮です。まあ、少し想像力を広げすぎて、もっと古いのは?と思ったわけですが。ところで、これはジロなんかにも応用できるのかな。

ジロと言えば、僕はジロの劇坂はあまり賛成しかねるんです。劇坂がなければ総合争いがつまらないものになるのかどうか。。。

同様にツールのパーヴェもどうなんだろう?って思うわけ。つまりロードレースにはいろんなタイプのレースがあるわけで、ツールに全て詰め込む必要はないだろうと思いません? ツールはあくまでステージレースですよね。ステージレースは毎日、町から町へと移動していくレースで、その間にたまたまパーヴェがあるとしても、それは偶然でいいんじゃないかと思うわけです。わざわざツールにパリ〜ルーベを組み込む必要はないと思うんだけどね。なんかツールは、ツールだけあれば、他のロードレースは不要だと言えるようなイベントにしようとしてない?なんて皮肉を言いたくなるわけです。

フランスの若手に関しては、たしかにね。へそ曲がりが多いらしいからね。でも、そうは言っても、表彰台はヴィランク以来でしょう?15年以上なかったことですからねぇ。しかももし2人入れれば、フィニョン、イノー以来30年ぶりだよ。もっと喜べばいいのに 苦笑)
2014.07.26 23:15
arturo
いや、でも、むしろ、山岳と山岳の間、長くした方が、特に総合狙いの選手には、休めるんじゃあ?等と思いますけどね。ジャージ狙いのスプリント合戦はもう有り得ない訳だし。繋ぎのステージが長くなるわけで、毎日区間狙いのアタック集団と、後ろの一服大プロトン、と言う展開が続くんじゃあ、、(それはスプリンターの出番を減らさせられる、、、。まあ、そっち狙いのチームは、お互い人足出し合って、縮める、、、と言う展開
でしょうが、まあ、その辺は総合狙いのチームには基本的に関係ないしで、、、。)
  特に近年はテレビ放送いきなりスタートからやってますからね。昔は3時辺り、山岳に限り、前倒ししていた訳で、しかしこういう風にシフトが変わると、当然ながら最初の空走期間が減って、逃げ集団選抜のアタックもスタートして直ぐ始まっちゃうようになりましたから、、、勿論、テレビ画面狙いの選手も選抜合戦に紛れ込むのは常として、、、。反面、選抜後のプロトンでは、一服出来る訳ですが、、、(まあ、今でもやってる繋ぎのステージのシナリオ。まあ、これが増える事になるだろうと、、、。)
  しかし当然ながら、ゲームとしては一寸テンションの切れた展開にもなりかねない、、、かも知れませんが、、、。(視聴率も期待できない!?。違った意味でも冒険はしずらい、、、。)

  98年、ヤンの件は数値どうこうと言うより、”戦闘”としてどうか?と書いたつもりでした。つまり、既に、ピレネーを無難にこなし、プラトーデ ベイユでもパンターニに致命的なタイム差を与える事なく、一つ目の山岳をクリアー、しかし二つ目の山岳アルプスで崩れた、(パンター二にとっては、事実上あの日がラストチャンスだったわけで、、そういう意味では”後半”と言っていいかと、、、。まあ、あれは偶然の産物でなく、パンターニ側の緻密な計算があった、、、と言う話は以前、投稿した記憶があるので、今回は省略した方が良い!?。思い出してもらうために、アンコウ様のコメントは、「正体を明かした方が良くない?」でした。僕の方は「いや、正体を明かしても、業界の先生のご尽力もあり、僕のことを知る人はどの道、一般にはいませんよ。」と言う趣旨の展開に発展しましたが、、、。)

  いずれにしても、70年代、60年代との比較は、今回の論点である、ルブランと、プリュドンムとの比較論上では、余り意味がないかも、(論点外)!?。仮にやるとなると第三の比較論として、ゴテ、ルブラン、プリュドンムの三つ巴比較、となりますね。僕の記憶が正しければ、ルブランが補佐でなく、(純)指揮官を務めたのは90年から、06年にかけてと認識しています。
 仮に三つ巴の比較論をするとなると、これ又随分前に書きましたが、60、70年代のツールが僕の好きな時代、となり、ゴテの”圧勝”になってしまう!?(かなり偏見!?)
 ルブランのやった”改革”について、補足すると、95年からはチームTTも廃止しましたね。これも、序盤スプリント週間助長の一環とも考えられますね。それと彼はむしろパーべに関しては消極的だったイメージがありますね(在任中、確か1回だけ!?)。裏目ではありますが、”再導入”したプリュドンムには、一定の評価をしたいです、、、。かつニーバリは”本職”でないにしても、これをキチンとこなした上で、ジャージを着ている訳で、こっちも一定の評価をしないといけないと思われます。

 でもニーバリも確かに一寸純朴なイメージもありますね。(ここに関してはインドゥラインと一寸相似化出来る!?)南イタリア、それもシチリアの田舎の男、みたいな風情は、、、。本来なら昼間は、照りつける太陽の下、トラクターでも動かしていて、週末の夜は近所のバールにクルマで乗り付け、で仲間内とたむろしてる、みたいな、、、。海以外、これと言った娯楽もない環境の男、、、みたいな、、、。そう言えば、広大妄言なイメージも言動に全く記憶がないですね、、。初めてジャージを着た時のインタビューのイメージ位しかありませんが、、、。

  逆にフランス人と言うのは、僕の概念ではシニカルなイメージもあり、(いつか、96年のI中先生の扱いについてやっぱ高田馬場で話した記憶がありますが、、、)かつ彼らは歴史的にも20代前半で既にあっさりジャージを着てしまう、そんな選手を見てきている訳で、先に書いた通り、”活躍見込み”だけで、ラテン的に大騒ぎする、と言うのは一寸想像しにくいですね。個人的には、、、。
2014.07.24 19:20
アンコウ
Arturo さん、

これはおもしろい視点です。レースディレクターによるコース設定のクセはあまり視点にありませんでした。これはちょっと時間があるときにでも調べてみましょう。

トゥーラォがマイヨ・ジョーヌを着続けた年(77年?)が、たしかサン・セバスチャンスタートだったか? 第2ステージでピレネーだったと思いますけど、でも1日だけだったんだよね。もっと昔なら、プロローグがなかったから、初日はかならず集団スプリントステージで、ダリガードがマイヨ・ジョーヌを着るというパターンが出来上がっていた時代もありましたね。6年ぐらい同じパターンだったんじゃなかったっけ?

最初の週にアルプスとかピレネーを入れると、総合狙いの選手たちもピーキングが難しそうだし、なんかツールがずいぶん変わってしまいそう。ちょっとそういう冒険はできないでしょうねぇ。
2014.07.24 10:14
アンコウ
Arturo さん、

ただ、ガルデもピノーもまだ若いっていうのがポイントです。ペローはロートルで先があるとは思えないけど、2人はまだこれからでしょう? フランス国内での期待値は高くないのかなぁ? まあ、これまでもいろんな若手が出てきては、いつの間にかベテランになったり忘れられたりしていったから、懲りてるのかな。

メルクスの時代なら、俺がメルクスだ! って言って攻撃し続けたんでしょうけど、もうこれだけチームに管理されたレース展開になってますから、冒険はしたくてもできないんでしょうね。それにニバリって、イタリア人らしくない感じがしない? シャイな感じがするし、謙虚そうだしね。今の時代でメルクスみたいなことをするためには、アームストロングみたいに組織的になにかやらない限り無理でしょうね。

ウルリッヒは9ステージだった? 「前半良く後半崩れる」というより、前半の1日だけ潰れて、それでおじゃんになっちゃったというパターンだよね。
2014.07.24 10:03
arturo
  アンコウ様。
   と言う訳で、”本題”について考えてみます。
   まず、以下の説明は92年、ジロのオーガナイザー(後のRCSーSport)の一人であったマルコ・トリアー二氏(ジロの、”ジャック ゴテ”、V・トリアーニの次男。まあ、親父の方は、フィ二ョンのヘリコプター事件の当時は、当該指揮官だったとなる!?。そう言えば脱線ついでに、先にフィ二ョンのドラマやってた旨、書きましたが、このドラマの中で、フィにョン”本人”が、この事件について語るシーンがありました、、、。)から彼の事務所で聞いた説明がベースになっています。つまりは、話のベースが92年、となります。(そもそもの発端は、この年のツールはスペインのサンセバスチャンスタートで、これはついに、スタート直後にピレネーを入れる、後述の”定石”コースをいじるか?と思われたのですが、蓋を開けてみたら、見事、ピレネーは素通りしてしまった!。なんでこうなるのか?と言う僕の疑問に答えたのが、このネタの発端です。僕の記憶が正しければ、後述の”定石”レイアウト出なかった最後は82年だったか、イノーの時代にまで遡る!?。ニースをスタートして、いきなりアルプスに入って、その後に平坦、最後にピレネーという順番で、、、。これは久しぶりに、、と思った瞬間、見事裏切られた!と言う気分を味わっていました、、、。この時。(ちなみに、その後今に至るまで、そんなコース設定はやっていないと思われる。)
  前置きはこの辺で、このトリアーニ氏の話、と言う事で、ここではジロとツールのコースレイアウト、このコンセプトの違い、と言うのが、彼のポイントになっていました。まあ、”本題”でない、ジロの方のコンセプトは後述のツールのコンセプトより、競技、ゲームとしての面白さを重視したレイアウトとなる、自身の方を持ち上げる訳ですが、、、。

 そのツールですが、こっちは散々書いているとおり、(ゲームとしてより)商業主義を重んじた設定となっている。という始まりです。
 結果、ルブランの時代のコースレイアウトと言うのは自由さがなく、ほぼセオリーが決まっていた、となります。(ひいてはプリュドンムはこれを少しずつではあるが、動かそうとしているとも感じ取れる、、、となる。)
  具体的には、まず、プロローグのミニTTに始まり、最初の1週間は、フラットなコースで、スプリント合戦(かつ、ここでジャージが目まぐるしく移動する、かつ、ここがポイント)を視聴者に見せる。そして、その終わりにTTを入れる。(ここでようやく”本番”が始まる)その後、2週目にアルプスなりの山岳を入れる。そして繋ぎのステージを通して、3週目、ピレネーなりのもうひとつの山岳(当然ながら逆回りもあり)、そして最後の決戦のTT、で、パリに凱旋、とシナリオが固定されています。
 これは酔狂ではなく、少し既に触れたとおり、それなりにこれにメリットがあるからやっている訳で、しかしこれは常態化すると、後述の通り、マンネリな印象につながります。

 一方、”自由なレイアウト”のジロ、この年は、第三ステージで、いきなり本格的なTTがセットされていて、結果、いきなり、大本命のインドゥラインがマリアローザを手にしてしまいました。つまり、ツールの方がジャージの移動が激しい。移動回数機会が多くなる。ひいては、最初の1週間は本命以外の脇役にジャージを着せる(勿論赤玉ジャージ等についても同様。)事が可能となります。と言うより、そう設定されている。つまり、最終総合優勝の可能性の見込めないチームにもジャージを着せる可能性があります。当然マイヨージョウヌ等は1日手にするだけでも、それなりにカネも動く世界であり、その辺、”機会”を公平に与えよう、とも取れます。まあ、レースの話題提供、視聴者にネタを提供、注目をしてもらう等(野球風にアレンジすると、双方打ち合いの乱打戦を見るような気分!?)、色々と、これらのメリットもある、と言う訳です。
 しかし常態化すると、デメリットもあり、先にマンネリと書きましたが、度を越すと、結果、そっち狙いのエントリーを増やす。つまり、序盤の目立ち狙いで、スプリントを派手に演じ、1週間終わったら、じゃあまたね、と一足先に帰宅、、、と言う選手を続出させる事にも繋がりました。先にボーナスタイム制廃止、について賛成な旨、書きましたが、これを廃止する事により、スプリンター達が序盤でマイヨージョウヌを着る事が難しくなります。以前なら最初のスプリントで区間を撮った選手が20秒貰って、ジャージも奪取、という展開がありましたが、(スプリンター達は、最初のプロローグも張り切る)これは、現在では困難。よって、ゴールスプリント狙いをやる場合は区間が緑に絞りなさい、となる。(結果、一定の効果の一環で、1週間帰宅組、と言うのは激減したと思われます、)
 かつ、あまり差が出ない範囲内で、序盤のコースに上下差の濃淡をつけて、事実、今年は第2ステージでファヴォリの一人、ニーバリ(非脇役)が、僅か2秒差で、ジャージを手にしている訳で、(そのまま主役になっちゃたけど、、)この辺、”改革”の一端が活きている、と言いたい訳です。2秒差なら、1点差の投手戦、みたいな緊迫感も味わえるしで、、、。又、パーべを入れた事も、10年に一回ペースでやっている事で、これも目新しい感じはしなかったです。パリにゴールするまでの試験の一環程度、そしてパーベを入れると、大スプリントゴールの抑制にもなり、想定外を見る楽しみも増える!?。但し、今回はネガな想定外が起こってしまいましたが、、、。とにかく見る方は変化を望む、期待しているので、その点でも、今後の彼の”改革” の行き先には注視する価値はあるのでは?等とも思っています。

 近年、モナコ、そしてコルシカをスタートにセットする度に、これは先のニースのスタート以来、いきなりアルプスに入れるか等?と思ったのですが、そこに関しては、相変わらず裏切られていますが、、しかしピレネー(最初の山)に入れるまでのタイムラグは短くなってきており、かつ、その前のステージもフルフラットではない、多少細工がしてある、この辺も一定の評価をしたい、と言う事です。
 確かに先のジロの例のように、序盤に本命の勝負どころがあると、最初の1週間、もはやジャージを着る機会のない選手は区間に徹するしかなく、中盤の谷間の繋ぎのステージに良く見られる、逃げの区間狙い15分逃げ、後ろで一服している大プロトン、、、と言うある種テンションの欠けた、7対1の投げる方も気楽な試合展開になってしまうリスクもアリで、その辺、3週間のオープニングにはふさわしくない雰囲気を回避する為にも、序盤スプリント週間、と言うのは、一定の成果はあった設定とも思われます。つまりは大掛かりにはイジリにくい。手を出すには勇気が必要、、、。

 未だニュアンスを説明しきっていない感もありますが、やっぱ、案の定長くなってしまったので、これで一回投稿します。
 しかし書くの長くなってやたら疲れたぜ!(笑)。
  
2014.07.24 07:46
arturo
アンコウ様。
  まずフランス人の意識の件ですが、とにかく数値化しにくい話ではありますが、イノー、或いはビランク、ジャラベールの時代からすれば、これは明らかに下がったのでは?と思います。
 又、アンコウ様の唱える、近未来の想定、”見込み”では、未だ人気回復の要因にはならないのではないかとも想像します?随分前にフィニョンが言ってましたが、フランス人のファンは常に結果を求める旨を。(イタリア人のファンとは異なる。)
  勿論、現在総合上位にフランス人が居る、とメディアは持ち上げてはいますが、、、。でもね、今3位の席が空いているのは事実だけど、これは本来、埋めるべき選手が居ないだけの事で、、、という気がしないでもない、、。役者が少なかったという点では、例えば88年の2位、3位なんかは(或いは98年の3位とか、、、この時もズッポリ役者が居なくなった!?。いや、それを言うと06年もアリ!?いや、むしろ近年の方が多い!?。)、その前後も表彰台に登る事がなかった、そう言う3位になるリスクもある!?。

  それと一見、勝負を決めたかに見えて、後半崩れる、と言うのは、まあ、58年のシャリー・ガウル、しかしこれは渋すぎですね。(昔、ニューサイにP・シャニーの記事が載ってましたね。”嵐の中のチャンピオン”。但し、個人的には、同じ年同じのエピソードに載っていた、血を吐きながら走ったアンクティルの方が印象強しですが!?やっぱ、ここでも持ち上げすぎ!)勿論、75年のメルクスもアリですが、あっちはボディブロー、パンチ事件もあったし、その点では、ちょっと微妙ですね、、、。ベルナールはシマノのマシントラブル事件もあったし、これはもう、本人もハッキリ認識していますね。いつかギャグネタのつもりで本人の前でこれをやったら、シリアスな顔で「そうだ、、、。Oui,,,C'est vtai,,,,,,,」と言われた話、高田馬場でやったような気がするので、ここでは省略します。
  個人的には、アンコウ様には98年のヤン、と言って欲しかった、と言う展開です。(しかも1日の悪夢で全部パー!)オマケの例をつけるなら、僕の時代だと、ちょっと変わったところで、99年のヴエルタのオラーノ、98年のジロのズッレなんかどうでしょう?。
   どっちに転がっても、シチリア男には今回当てはまりそうにない(相似化の例になりそうにない)ですね。未だ終わった訳ではないので、未だ時期尚早なセリフではありますが、、、。
  個人的には、山場、前半でもう勝負をつけてしまった、危険人物を全て駆逐してしまった(或いは退場してしまった)現在、、このシチリアの男は、次をどうするか?でした。メルクスなら、構わず攻撃に出る!?。(しかし攻撃にはリスクも付いて回るけど、、、)タイム差を更に積み上げる。インドゥラインなら、これ以上ムダな動きはしない。最小限の動きに留め、燃費走行に徹する。イノーなら、”睨み”を効かせ、許可が降りない行動は承認しない!?、、、と言う風に、、、。ランスは?!。
  でも、ここ数日、まともに見ていない僕が言うのもなんですが、一寸メルクス寄りですかね!?。(笑)

 さて、されちゃったリクエストの件、ここでもう、これだけ書いちゃった、これだけ長いから仕切り直しで、これで一回投稿します。(勿体付けるつもりもないけど、、、)
  
2014.07.24 06:07
アンコウ
Arturo さん、

こんにちは。一般のフランス人はツールに対する興味を、以前よりも失いつつあるということですか? でも、今年なんか若いフランス人が頑張ってて、ひょっとしたらこの数年以内でフランス人のパリでのマイヨ・ジョーヌも夢じゃないかもしれないですから、また変わってくるんじゃないですかね?

プリュドムとルブランの違い、プリュドムの改革については是非話を聞きたいです。→ リクエスト!

前半順調で後半崩れた例ねぇ。うーん、アルプスで良くてピレネーで崩れた(逆回りなら逆)となると、ちょっと思い浮かばないなぁ。最後のほうでひっくり返した例はいろいろあるけどね。50年代最後のシャーリー・ガォルなんかは相手が崩れたわけじゃないし、75年のメルクスや87年のジャン=フランソワ・ベルナールなんかはどうでしょう?
2014.07.23 23:58
arturo
  いや、土産話と言っても、エピソードはそれだけなんで、そっち系は「出せ」と言われても、ネタ切れの感は否めないですね。3週間随行した、と言うなら色々あるでしょうが、、、。そう言えば、ひとつだけ気がついた事として、翌日のエタップですが、ひとつ見る視点を変えて気がついたのですが、かつ一概に言えない、特に例えば山では当てはまらないでしょうが、、(その前に、前提として、市街地の通行にあっては、現在キャラバン隊の通過が、どんどん速まっている、と言う感がありますが、具体的には僕の時代では選手通貨の1時間前に通過、それがどんどん前倒しになっている、今はキャラバン通過後2時間は時間がある。するとキャラバンの後、2時間も路上で暇つぶしをやる奴はいない。と言う現状がある、と言う事で、、、)市街地にあっては、キャラバン隊の通過時に、バラマキ品狙いで群衆が1時的にドンと増える、で、帰宅する訳ですが、2時間後、選手の通貨の時より、キャラバン隊の通過の方が、どちらかと言えば、群衆の数が多いのでは?つまり、本末転倒現象が起こっているのでは?と言う事でした。

  それとニーバリの活躍に対して、盛り上げる役者が減ってしまった、の件、それ自身、勿論同感なのですが、これに関しては、やや異論がありますね。(但し、後述の通り、明白な異論ではない。)
 それぞれの年、主催側は思惑を持って、コースレイアウト設定をする訳ですが、今年に対しては、先にアンコウ様がおっしゃられておられるように、設定、コースデザインが裏目に出てしまった感はありますね。(役者の喪失を招いた、、、)
  只、微妙と書きましたが、僕個人は、近年のプリュドンムの一定の”改革”は、一定の成果を上げていた、と見ていて、結果、ルブランの時代の、行き過ぎた商業主義のレイアウトに対するアンチテーゼを感じていた、(あくまで軽微ですが、、、)そしてプリュドンム色を出そうとしているのかな?等とも感じています。(かつ、これに関しては率直に応援したい部分はありますね。とにかく彼の船出は、ルブラン時代の負の遺産の精算、と言うべき部分もありましたから、、、。勿論完全に色彩を出すには、JFペシュー(去年さいたまに来てましたね。今年も来んの?)以下、前時代のスタッフが去るのを待たなければならないでしょうが、)、、。
  ”改革”について、細かく書き出すとどんどん長くなってしまいますが、(アンコウ様からリクエストがあったら、書こうと思います、、、但し、例によって長くなる!?。)その中の1例としてはボーナスタイムの廃止、等は”アリ”な一例でしょう。
  しかし今回は、それらが狙い通り機能しなかった、と言う事になるでしょうか?!。

  只、N野君も本人のサイトで語っていましたが、ニーバリに関しては、「正面攻撃しかない」訳で、搦手から攻めるのは難しいかと?、現状で仮に落車がなかったとしても、コンタドールがニーバリを崩せたかと言うと、、一寸キビシかったのでは?。、そんな印象はあります。残るは英国人ですが、これは、実際見たかったですね。全く同感です。しかし所感を投稿したばかり、、、というイメージもありますので、こっちは省略します。
  勿論、山の後半ピレネーも残っているので、結論は速すぎと思われますが(笑)。
  実際、前半まるで安定していたのが、後半悪夢で崩れた、なんて前例はアンコウ様も心当たり(複数)ありだろうと想像します。
2014.07.23 03:14
アンコウ
Arturoさん、

みやげ話、楽しみにしてます 笑) しかし、優勝候補筆頭の5つ星の二人が共にリタイアという派手な年になりましたね。
2014.07.19 23:02
arturo
いやいや、勘違いしないでください。そもそものコンセプトは、その前提で”楽しめ”と言う事で、見るのはやめられない、と言うのは別論点です。見たから問題となるものではありません。”その前提で、”見ている”ならなんの問題もない理屈です。
 麻薬じゃあないから”やめられない”のは問題ない(と言うか別論点)
 そもそも、”革命記念日”の件で、ふと、共有されているのか?だったのが発端で、、ここに関してはもはや氷解しています。

  大体なんだかんだ言って僕も、レースは(見る機会がある時は、)見ている訳だし、今日は久し振りに(年単位)ツールのゴール地点にて、こっちも久しぶりにN野君の顔を見てきました。が、でも、ゴールそのもは見なかったですけど、、。しかし現場を立ち去ってその後、ゴール15km位で見物してました。(結局見てんじゃん!笑)
2014.07.18 02:03
アンコウ
いや、その前提はぼくも共有してますよ 笑)でも見るのはやめられないです 笑)同じようなことは日本の野球界にもいえるし、終わったばかりのワールド・カップにも言えるかな。
2014.07.17 23:23
arturo
そりゃそうだ!。と言うより、僕は以前、とっくに投稿した、と書いたところですが、随分前から、その前提でいますが、、、。
  自転車レースマニアやるんだったら、”その前提”で、、、。とも以前書きましたが、ここでも全く同一じゃあ?。(過去のケースでは、例えばドーピングの件でも、さいたまクリテのエセスプリントの件でも、、、大相撲の「8割は八百長ですね。」発言じゃあないけど、、、)
  論より証拠じゃあないけど、一連の騒動の後、カネにならない(「採算が取れない、、、。」と言えば、聞こえはいいけど、要はそういう事じゃあない!?)から消えたレースなんてのは、一つや二つじゃあないしね。いっそ、ツールが消えたら面白かったけどね!?。(ある意味大スペクタクルになる!?)
2014.07.17 15:03
アンコウ
Arturo さん、

なるほど、そりゃそうだ。しかしデーゲのブログにもあったように、狙わない選手にとっては休息代わりになるTTがないし、10ステージ連続で、しかも石畳もあって、落車も多くて、ことしの第一週はその意味で、ちょっとハードでしたね。

世界中が金儲けのためなら何でもありの時代になってしまいましたからね。自転車レースの世界も例外にはなれないのでしょうけどね。
2014.07.16 22:16
arturo
そりゃあ良くないでしょう!。
 革命記念日は所謂、日本で言う旗日(店屋、会社等基本的に全部休み)なんだから、ましてや今回は日本で言う連休なんだから、テレビ視聴率的にも、この日を走らせない手はないでしょう!。それに乗じて、誘致側その他にテラ銭を始め、ふっかける口実はアップするであろうのは想像に固くないしで。(さいたまクリテの件じゃあないけど、、、)これをみすみす休日にしてしまうなんて、ああ勿体無い状態?!。えっ!?選手の側!?そんなの関係ないでしょう?!。違うかな?!。
  ついでに、いつか随分前に投稿した、キーフレーズのみ、抜き出し最投稿します。”奴らにしてみれば、選手なんて言うのは、競馬を走る馬と同じだ!。(中略)奴らが考えてるのは、ビジネス、カネだけだ!”。(フランスの知人のセリフ、一部抜粋)
2014.07.16 17:37

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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