いまスカパーで放映されている第7ステージ、第一次大戦の戦没者の慰霊碑がものすごい規模ですね。西部戦線は戦場がほとんど勝ったフランス側で、負けたドイツは国土が戦場にならなかったですから、戦後の賠償が絶対不可能っていう額になったわけです。勝ったとは言えフランスとしては国土がボロボロですから、許せん!という気持ちになったのは当然でしょう。一方のドイツとしては勝っていたのにユダヤ人と左翼の「背後からの一突き」によって負けた、という伝説ができ、そこをヒトラーがついて第二次大戦へ突き進んだわけです。「背後からの一突き」というのはゲルマンの神話に出てくる英雄ジークフリートが背後から弱点を一突きされて死ぬという伝説にかけたわけで、こういうのって、冷静に考えてみれば、「国」が「物語」を背負ってしまう気持ちの悪さがあります。

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いま僕はベッドに横になって傷を冷やしているところだ。これが効果があると良いんだけどね。今日は最初の二時間半は痛みもなく走れた。だけどどんどん悪くなった。僕は自分のことで一杯になり、残念だけどチームのアシストどころではなくなった。今日のスプリントは僕らにとってはパッとしなかったね。でも同じドイツ人のアンドレ【グライペル】にはおめでとうと言いたい。
写真は僕が今朝スタート地点で会った二人のファンだ。彼らは僕にキャップをねだる特性プラカードを持っていた。もちろん僕は彼らの願いを喜んでかなえたよ。
こんなふうに元気のない時のファンの応援は本当に嬉しい。日を追うとともに良くなっていくと良いけど。明日のステージは本来僕向きなだけに、体調が万全でないのがちょっと悲しいよ。
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