今やっている第5ステージのことが書かれています。マルティンは偉い! この人は小児癌の子どもたちのためのホスピスに関わったり、こうして100年前の戦争のことを書いたり、スポーツだけじゃなく、きちんと物事を考えているようです。
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明日のステージでは、私たちはチームとして100年前の第一次世界大戦で亡くなった人たちをしのぶ予定である。私たちはそでに100年前のことを悼(いた)むオフィシャルロゴのケシの花のロゴをつける。フランドルが本拠地の私たちのチームには、特に重要な表現なのだ。私たちが明日走り抜ける地域では、無数の人間が死んだ。私たちがそうしたむごい行為を決して忘れず、繰り返し思い出すことは大切なことだと思う。石畳は戦時には兵士や物資の供給ラインだったのだ。それゆえに、私たちにも関係がある。パリ〜ルーベが北の地獄と呼ばれるのも、この地域は第一次大戦でひどく破壊され、この地域で多くの人間が命を落としたからなのだ。
スポーツの話に戻せば、私は天気予報がはずれて渇いたコースであることを祈っている。
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第一次大戦の凄惨な塹壕戦は、北部フランスからベルギーのフランドル地方にかけて、が舞台となりました。
パリ〜ルーベ、北の地獄という形容は、地獄のようなレースという意味で使われているようですが、ここに書かれているように、北の地獄と呼ばれたのは砲撃で穴だらけになった道や周囲の風景が地獄のように見えたから、というのが本当の由来です。
ああ、マルティン、逃げのグループに入ったのに、落車だという情報が流れました。

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