デーゲンコルプ

はまだ25歳。昨日のインタビューでも言ってましたし、ここでも書いてますが、しかし、25歳でパリ〜ルーベに優勝している選手は結構いるんじゃないでしょうか。
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なんちゅう1日だ。僕はこのレースを楽しみにしていた。そして今、2位という順位にチョー嬉しい。テルプストラ

が逃げ出したあと、僕は全力を出した。優勝がかかっているかのように、自分に言い聞かせた。スプリントに完全に焦点を絞った。だからゴールではとっても嬉しかったんだ。仮にテルプストラを捕まえられたとしたって、オメガの別の選手がアタックを仕掛けただろうからね。だから僕はもう追走に力を出し切ることはしなかった。彼らは有利な立場にあったわけだ。
あの石畳のトロフィーをもう少しのところで手に入れられなかったのは、むろん悔しい。他の人がそのトロフィーを掲げるのを見ると、ちょっと悔しい。でもそんな気持ちはもちろんほんのちょっとの間だけだったけどね。僕はルーベで2位になったんだ。すごいことだよ。僕は25歳で、今はまだ将来まだ起こることを楽しみにしているよ。まだいろんなことが可能だよ。それは今日わかった。年を経れば経験値も上がる。いつお尻を挙げるべきか、力をセーブするためにはいつまで腰を下ろしていられるかが分かるようになるよ。
ぼくは良いポジションにいることに集中した。そして幸運なことに、ファンマルケ

とカンチェラーラ

がスピードを上げたときについていくだけの足が残っていた。僕らはチームとしても、今日は素晴らしかった。みんな、ありがとう。素晴らしいチームワークだったよ。みんなとても強かった。みんなで戦ったから2位になれたんだ。ただ、クーン【デ・コルト

】が二度のパンクで遅れて戻れなかったのが残念だ。でもここではそういうことは起こるものだ。
僕はトラブルの後に戻れたことも嬉しい。僕は自転車を丸ごと交換し、そのために時間もかかった。チェーンがチェーンリングの間に落ち込んでしまったんだ。で、ペダルを思い切り踏み込んだら壊れた。チェーンリングのアウターのネジが千切れて外れてしまったんだ。むき出しの力を無意味に発揮したわけだね …… まあしょうがないよ、いずれにしても、ぼくはチェーンを手でかけ直そうとしたら、こんなになっているのを見つけたわけだ。こうなるともうどうしようもない。金属がねじ曲がって千切れたってことだ。
今はもちろんいいよ。幸せな気分だし痛いところもない。たとえばニキアス【アルント

】なんかひどい目にあったんだからね。手に二つも大きな血腫を作ったんだ。ほんとうに地獄の騎行だ。彼も良いアシストをしてくれて、僕のトラブルの後の復帰に大いに貢献してくれた。
僕らは今はもう一度乾杯してから、きっとすぐにベッドへバタンキューだね。じゃあまた。
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チェーンが絡んだので思い切り踏み込んだらアウターリングが千切れ取れたって、どういうパワーだ?? しかし、パリ〜ルーベに4度優勝したロジェ・ド・フラーミンク

は14回出場して13回完走、しかもそのうちわけは4勝だけでなく、2位も4回、3位も1回。そして何より特筆すべきはパンクが一度もなかったそうです。実力がなければ勝てるはずないけど、運もなければ勝てません。

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