うーん、やはり昨日もあっさり早寝して、ドウフィネだけでなくスイスも見逃しました(飲み過ぎだっつうの)。ドウフィネは録画してあるけど、それとかぶったスイスは今夜の再放送頼みです。しかし、ネルツ

が落車して怪我したみたいです (T.T) 監督のラルフ・グラープシュは「検査をしてからじゃないとレースを続行できるか明言できない」とのこと。うーん、大丈夫でしょうか??
というわけで、マルティン

の日記ですが、この人、暇なのかね?日記が長いんだわ。ただ、レースを展開する側にいられるぐらい強いチームの強い選手だっていうのが分かる内容です。
「今日は戦術的に難しいステージだった。山岳ステージになるのかスプリントステージになるのかが分からなかったからだ。だから集団でだれが指揮を執るのか、ちょっとした推理が必要だった。コースの真ん中に2000メートル以上のシンプロン峠があり、でも後半はフラットで、最後にもう一度3級カテゴリーの山がぼくらを待っていた。
スタートからすぐ逃げのグループが出来て、最初は集団がどう対応しようとしているのかが、どうもはっきりしなかった。結局、昨日のプロローグの後では総合順位はまだそれほど重要性を持っていない。
ぼくらのチームは約30キロ過ぎから追走を始めた。そのあとすぐにカンチェラーラ

のサクソバンクも一緒に集団の先頭に立ってくれた。最初の内は5,6分の差を維持し、その後4分ぐらいの差にまで縮まった。
シンプロン峠の登りでは、ぼくはなんのトラブルもなく、一定ペースで登れた。ただ、天気だけはひどかったね。寒いし雨だし。だからレインジャケットでずっと走らなければならなかった。
ゴール少し前にある3級の山はまったく知らない山だった。これを登るとゴールまで下るだけから、うちのカヴェンディッシュ

のために集団スプリントになるように、山の直前まで良いペースで先頭グループとの差を縮めていた。ところが、この山が想像していたよりずっときつい山だったんだ。ほんの3,4キロの距離しかなかったんだけど、なにしろ勾配がきつく、道は狭いしカーブも多かった。
それで、集団はあっという間にバラバラになり、ほとんどのスプリンターがちぎれていって、カヴェンディッシュもついてこれなかった。頂上ではオールラウンダーと山岳が得意な選手だけで集団が出来ていた。たしかに下りでまたこの集団は少し大きくなって、逃げた連中はゴール前5キロでやっと捕まえられた。追い風もあったし、先頭が逃げ切っちゃうんじゃないかと途中で心配になったよ。でもこうなっては集団スプリントももうなんにもなりゃしない。
今日はこんな天気だったけど、僕自身は調子が良いと感じた。これからの厳しいコースのために、今日はできるだけ力を温存しておきたかった。そしてそれはうまくいったと思う。あしたも京都同じようなステージだ。つまり純粋なスプリンターにはやっぱりきついステージだ。明日はどのチームがうまく走れるか、見ててくれ。」(意訳誤訳勘弁。特に今回は怪しいところ有り)
で、ツール・ド・スイス第二ステージはハウスラー

が優勝して同時にポイント賞、ミルラムのマチアス・ルス

がスプリント賞を、またBMCのマチアス・フランク

が山岳賞を獲得しましたが、うーん、ネルツが心配だなぁ。
(2010,6/14 すいません、BMCのフランクは当初ドイツ国旗を貼り付けていましたが、よく見たらスイス人でした。訂正します。)
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