こちらも、ちょっと時間的にずれてしまいましたが、拙ブログとしてはフレーリンガーのブログは最初からチェックしていたので、外せません。4月1日付けです。
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先週の週末は僕らのチームジャイアント・シマノにとって大成功だった。トム・デュムランがコルシカのクリテリウム・アンテルナショナルのTTで優勝し、ジョン・デーゲンコルプがクラシック、ヘント〜ヴェフェルヘムを勝った。
三つめの派遣チームは、僕もその一員だったんだけど、カタロニア一周に参加してきた。このレースは僕らにとってはセンセーショナルだった。ルカ・メズゲツが3つのステージでスプリント負けなしで、リーダージャージも二日間着たんだ。むろん山岳ステージでそれを手放したけど、でもそのステージでは、今度は僕のルームメイトのワレン・バルギルが活躍して、世界ナンバーワンのステージレーサーたちに混じって、総合9位になった。
僕らはこのステージレースの前にすでに数日間一緒にスペインでトレーニングをし、ワンステージのコースを視察しておいた。このレースでは、僕の課題は常にワレンをアシストして、レース中は彼のそばにいることだった。特に風が強いときには大切な役割だった。ときどき雪や霰が降り、ピレネーでの二日間は氷点下近い気温だった。こういうときには正しい補給と服と、下りではポジショニングがとても重要だ。最後から二つ目のステージなんか、とくにすごい突風だったし、最終日のバルセロナも大変だった。
そこではオリンピア公園を抜けるコーナーだらけの周回コースを通って、有名なモンジュイックの丘を8回登らなければならなかった。降り続く雨で路面は滑りやすく、この最後の二日間は、どちらも逃げグループがゴールまで逃げ切ることになった。僕自身の調子には満足しているし、毎日とてもうまく回復した。
最後の二日間は僕自身にとってもチャンスのあるレースだったかもしれないけど、ワレン・バルギルのアシストとしては、彼の総合順位を守り、同時にワールド・ツアー・ポイントを獲得させることのほうがずっと優先権があった。
この後は、ハードなバスク一周とアルデンヌ・クラシックがレースプログラムに組み込まれている。タイトなスケジュールだ。すでに言ったように、僕の調子は先週はとても良かった。今は次のレースに向けてうまく準備をしているところだ。
じゃあ、
ヨハネス
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ルカ・メズゲツは去年のジロでゴール前1キロ半ぐらいのコーナーでこけて集団が止まり、デーゲンコルプがヘロヘロになってステージを取ったときの ナイスアシスト 笑)がインパクト強かったですが、レースによってはスプリンターエースを任されるようになりました。
昨日のクネースが身長2メートル近い巨漢なのにたいして、こちらのフレーリンガーの方は173センチ、現在の自転車プロ選手ではかなり小柄な方ですね。どちらもアシストとして渋い選手ですので、滅多にTVで名前を呼ばれることはありませんがね。
昔の選手たちは今より全体的に小柄だったような気がします。ベルナール・イノーだって172位だったと思うし、サロンニも170前後、ステファン・ロッシュもペドロ・デルガドも170ないぐらいだったし、インドゥラインの180後半はかなり大きい選手でした。190を越える選手なんて滅多にいなかったと思うんですけどね。今は結構いますよね。

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