いつもの rsn ではなく rad-net のインタビューです。
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rn:キッテルさん、rad-net のスポーツマン・オブ・ザ・イヤーとスポーツ1のスポーツファン投票ナンバー1といった賞があなたにとってどのぐらい刺激になっているのでしょう?
キッテル:こんなにたくさんのひとに認めてもらえて、言うことなしだぜ。チームにとってもありがたいぜ。去年はすげえ結果を出せて、みんなで喜べたからな。今年もできれば、そのまま同じことができるか、同じような結果が残せりゃあいいなって、モチベーションも高まっているぜ。同時に、このドイツで、すこしでも俺たちがこの競技に役立てればもっと良いぜ。
rn:あれほど大活躍の年をもう一度繰り返すことはできますか?
キッテル:ははは、あいにくと水晶玉は持ち合わせてねえんだ。予言は出来ねえよ。ただな、去年はとんでもねえ成績だったからな、あんなものを期待しちゃあいけねえよ。でもな、俺ぁ、もう一度あのぐらいのことをするだけのチームの潜在力を信じてるぜ。もう一度ツールで4勝とは言わねえよ。でも素敵なシーズンになる可能性はかなりあるぜ。大切なのは、俺たちが、俺たちのやり方で成功を収められるって自信を持つことだぜ。そうすりゃあ、また去年みたいなレベルで走れるだろうぜ。
rn:あなたの言うやり方とは?
キッテル:俺たちがグループとなって結束することが大切なんだぜ。しかも仲間になるだけじゃなくて友だちでなくちゃだめなんだぜ。俺たち—はレース中だけじゃなくてトレーニングキャンプでも長い時間一緒に過ごしてるんだぜ。おかげで、よく知り合っているし、最後の局面で誰のケツに付けばいいのか、どの隙間をふさげばいいのかがわかるんだぜ。俺たちはチームとして特にそれがうまくいっているし、それが成功の秘密の一旦なんだぜ。
rn:ジャイアント・シマノには5人のドイツ人がいます。これはドイツの自転車競技界の品質証明になりますか?
キッテル:今年は20人のドイツ人がワールドツアーのプロになっているんだぜ。去年で言えば、ツールでドイツ人は6勝しているんだぜ。ドイツの自転車界の能力を証明しているだろう?だから俺は、このスポーツがまた人気を得て、将来たくさんの好成績を生み出すだろうって確信しているぜ。
rn:あなたはアルテアでチームと、また年を挟んでトニー・マルティンとマジョルカで、二回のトレーニングキャンプを行いましたね。ツール・ダウン・アンダー開始直前で、あなたの調子はいかがでしょうか?
キッテル:足はオーケーだぜ。俺にとっちゃ、シーズンの幕開けは、言葉通りシーズンに入ったときのことだぜ。俺はレースの気分に戻れ、チームとして再びみんなと一緒にやれるのが嬉しいぜ。できれば1,2回スプリントできると良いぜ。オーストラリアのチームは比較的ハードにしたがるだろうけど、俺たちのチームには勝利のためのオプションがたくさんあるぜ。登りがあるステージやハードなステージなら、ニキアス・アルントがいるし、ジーモン・ゲシュケも調子がいいぜ。だから俺は心配しちゃいねえよ。俺たちがやるべきことをやれば、きっと良い時間を過ごせるぜ。
rn:今シーズンの目標は?
キッテル:そりゃあツールがハイライトだぜ。これを目標に俺のレースプランも組んであるぜ。でもその前に、スプリントで勝負できそうな素晴らしいレースがたくさんあるからな。俺は大きな目標ってのは立てねえ。ツールに向けていけばいろいろ可能性が生まれてくるだろうよ。どうなるかはその時のことだぜ。
rn:去年のフィレンツェでの世界戦はスプリンター向きではありませんでした。これは今年の9月のスペインのポンフェラーダでもあまり変わらないようですが…
キッテル:スプリンターにとっちゃあハードすぎたフィレンツェのコースと変わらねえってんなら、俺には興味ねえ。チームにとってもあまり良いことじゃねえな。タイプの違う奴が行くことになるだろうぜ。俺としちゃあ、もっと簡単なコースの世界戦になってくれなきゃあ、俺にとっちゃあ嬉しくねえ。
rn:あなた自身は技術と戦術の面でさらに何を向上させることができると思いますか?
キッテル:去年は、肉体的にもう少し強くなるための重要な一歩になったのがツールの完走だったぜ。スプリンターの俺にとっちゃあ、重要なのはチームとできるだけうまく協力し合えることだぜ。だからよ、できるだけ早く、最後に協力し合えるように、お互いの気持ちを理解し合えるようにしたいぜ。
rn:あなたの去年の大活躍でプレッシャーが大きくなったのでは?
キッテル:俺たちはチームとしてもっと多くのことが望まれているんだぜ。もっと多くのファンが俺たちのチームや俺に注目してくれると思ってるぜ。自分で自分にかけちまうプレッシャーが最悪だぜ。だから俺はそれを考えねえようにしてるんだぜ。リラックスして、どうなるか見てるんだぜ。俺は自分にストレスをかける必要はねえ。そうすりゃあ、いつかかってにうまくいくってもんだぜ。ははは。
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