rsn の総括シリーズ、4位はキッテルでした。もう完全にメジャーになりましたね。TTでカンチェを抜いたと言えそうなマルティンに対して、スプリントでカヴを抜いたと言えそうなキッテルです。ツールの4勝のうち3つは、すでに何度も書いたけど、グライペルをまくり、カヴをまくり、シャンゼリゼでは先にかけて逃げ切りましたからね。しかも、これまた何度も書いたけど、スプリントが正々堂々としていて、寄ったりかぶせたりしないし、すがすがしいです。まあ、アルゴスのスプリントの列車がオメガやロットよりもうまく機能したっていうこともあるのかもしれませんが。
「今年の成績は誇りに思うぜ。おれたちはチームとしてもレベルアップしたぜ。なによりも世界最大の舞台ツールで、おれはベストスプリンターの仲間入りできたのが嬉しいぜ。」
ツール以外でもツール・ド・オマーン、パリ〜ニース、ZLMツール、トルコ一周、ツール・ド・ピカルディとステージ優勝を重ね、特にピカルディは総合優勝もしています。ワンデーもスヘルデプレイスでは2連覇達成、プロレース・ベルリンでも2度目の優勝、さらにツール後もオムループ・ファン・ヘト・ハウトラントで優勝して、今年は全部で16勝でした。
パリ〜ニースの後風邪で体調を崩したり、ツールのモンペリエのステージでは落車に巻き込まれてゴール争いに加われなかったり、あるいはディフェンディングチャンピオンだった地元ドイツのミュンスターラント・ジロも風邪で未出走になったりしましたが、「こういうのってスポーツにつきものだし、そういうもんだぜ。全体としてみれば、一年を通じて良かったと言えるぜ」とのこと。
来シーズンに関しては、やっぱりツールのステージ優勝が一番の目標のようです。スケジュール的にはほとんど今年と変わらないようです。
「おれは来シーズンも今年と原則同じようにやりたいぜ。ハイライトはまたツールにしたいぜ。だけどスプリンターとして、その前後のレースでもできるだけたくさん勝ちたいぜ。おれにとって大切なのはチームが来年も今年と同じぐらいか、今年以上のレベルで走れるかっていうことだぜ。それから、ジロをおれは走ったことがねえ。2014年はスプリンター向きだって聞いてるぜ。いっちょうやってみたいぜ。」

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