rsn のドイツ語圏の選手の総括シリーズ、例によってこの順位なんか、全く当てにならないと言っておきますが、マルティンは5位でした 笑)
世界戦で個人TT3連覇だけでなく、他のレースでも平地のTTに関しては強かったですね。今シーズン12勝中10勝がTTによるものでした。残りの2勝もベルギー一周とアルガルベ一周の総合優勝で、そのどちらもTTステージで優勝してタイムを稼いでの結果でした。
ツールでもしょっぱなに落車して、去年の二の舞かと思われたのですが、モンサンミシェルの長距離TTで優勝しましたからね。いまやTTではカンチェラーラを完全に追い抜いた感があります。だけど、本人はまだこれで自らの完成形だとはみなしていないようです。「規則も変更になるようだし、技術的な開発も進む。むろんわたしも自らをより向上させるために情報を常に集めている。」
規則の変更うんぬんは23日にUCIがこれまでのTTのサドルポジションと前腕の距離をセンチメートル単位で細かく規定していたのを、緩和するコミュニケを発表したみたいですね。これまではスタート直前に計測していたのを手間を省くことが目的のようです。
さて、来シーズンのマルティン、今シーズンとほぼ同じようなレースプログラムのようですから、やっぱりTTの勝利をまず第一に考えているようですけど、
今年のブエルタの第6ステージみたいな単独逃げで(できれば)優勝なんていうのも見たいですけどねぇ。
「もちろんTTで良い成績を上げて、できれば小さなステージレースでもそれを利用して勝ちたい。大きな目標は無論世界戦の4連覇である。TT以外では、今年のようにトライしたいが、以前のように【単独で逃げるのは】容易ではないだろう。ライバル達はわたしのことを知っているから【簡単に逃がしてくれないだろう】」とのこと。
ドイツ国内で期待されているグランツール狙いのステージレーサーへの変身というのは、まあ、本人にその気がなさそうですね。

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