rsn でずっとやっている総括シリーズ、まあ、実際にはレースの格と順位で点数をつけて、ドイツ語圏の選手の順位付けをしているんですけど、この順位ではツィオレクは6位でした。ただ、これは去年も書いたような気がしますが、絶対こんなの無意味 キッパリ)
というわけで総括ということで今シーズンのツィオレクを見てみましょう。
当初、ワールドツアーチームのオメガ・ファーマ・クイック・ステップから、ほとんど誰も知らないような南アフリカのMTNクベカへの移籍は、ほとんど都落ちの印象でした。このまま忘れられてしまうのかなぁ、という感じでしたが、よもやの、復活ぶりでしたね。大きかったのは、絶対的なエースとなったことでしょうか。チーム自体が若い経験不足な選手の多いチームでしたし、自分が見本にならなければならないという自覚と責任感も大きかったのでしょう。
まず3月はじめの「西フランデレンの3日間」でステージ優勝したと思ったら歴史に残る極寒のミラノ〜サンレモで、2001年のツァーベル以来のドイツ人選手優勝者になりましたからね。まあ、サガンには気の毒だったけど、実にクレバーに走って、後から見れば、スプリントに向けて完璧な体力温存。頭縦振りスプリントを久しぶりに見ましたね。
その後も5月のバイエルン一周、ツールの裏番組オーストリア一周、9月のツール・ド・ブリテンと、今年は5勝。シーズン通じて調子は良かったと言えそうです。本人も「とってもコンスタントに走れた一年だった」と言ってますね。
2006年のU23の世界チャンピオンも来シーズンは28歳になるんですかね。来シーズンの具体的な目標は何も言ってませんが、「今シーズンと同じようにやっていきたいね。それができれば満足だ」とのこと。

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