やれやれ、我が市の市長選挙。確かに寒かったし連休の中日だったけど、投票率35%たらず。この数字はないだろう。
ただ、それ以上にショックなのは、地方自治体の選挙に国政を反映させるものでもないんだろうけど、これだけ自公が国レベルで無茶苦茶なことをしていて、この先、この国はますます弱肉強食(しかも大きく見れば弱は日本で強は米だ)の様相を強め、社会はどんどん劣化していくだろうと思えるのに、まだ自公の候補を、しかもデモをテロ呼ばわりするような人相の悪いのが応援に来るような候補を当選させるということだ。これはホントに理解できない。
いや、当選し、新市長になった人個人のことを言っているわけではない(まあ、「強い」市なんて時代錯誤でマッチョなことを言っていて、ぼくとしては呆れたことは確かだが)。この人には良識的な市政をお願いするだけだ。
結局、人々は、ぼくが考えている以上に、自分が住む社会をどうしたいか、なんて考えないんだろう。たしかに自公が暴走して秘密保護法ができたって、たいていの人の生活には関係ないし、原発も再稼働されたって近くじゃないし、そうそう大地震なんか起きないだろうし、9条無くなったっておれは自衛隊じゃないし、オリンピックがあればお祭り気分だし、考えるより反応するだけのほうが楽ちんだし、いいじゃん、ってことか。考えなければならない社会の問題には無関心で、感情で反応できるバッシングや事件には大騒ぎでうっぷんばらし。
まあ、ぼくの知人の候補は今回ツィッターでずいぶんフォローされて、ツィートもたくさんもらっていた。だけど、それは結局この市にはなんにも影響しなかったわけだ。なんともがっかりではある。同時に、ある程度これを覚悟の上で、なんとか意識ある市民のつながりを作るために立候補した知人に感謝とねぎらいの言葉をかけたい。草刈さん、ごくろうさまでした、今回できたつながりを今後も大切にしていきましょう。

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