例年通り、今年も rsn ではドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス、ルクセンブルク)の選手の順位づけをして総括をしています。まあ、順位的には65位ということになっていますが、去年も書いたように、この順位というのは、僕としては非常に不満。レースの格に応じて順位ごとにポイントを決めておいて(たとえばツールだと総合20位まで、小さなレースだと3位までしかポイントがつかない)そのポイント数で順位を決めるというシステムなんですが、これだとアシスト選手は圧倒的に不利です。順位だけでなく、権威あるレースに出場したということにも点数を与えないと駄目だと思うんですけどねぇ。まあ、これでは絶対に拙ブログひいきのフレーリンガーなんか、ランクインしませんね。
というわけで、フォイクトの総括が載っていました。さすがに年のせいか、今シーズンは逃げに乗ることも、以前に比べれば減りましたね。勝利はカリフォルニア一周でソロアタックを決めてステージ優勝したのが一つ。16度目のツールでも何度もアタックしたようですが、結果的には勝利は無論、あまり目立つこともできませんでした。でも、チームでの評価はやはり高いようです。
監督のルカ・グエルチレーナの言葉。「イェンスは自分の仕事をスペシャルにこなす。とんでもない情熱を持って走ってるんだ。だから、他のことに気を取られたり、自転車にすべてを賭けていない若い選手たちよりも、ずっと苦しみを自らに引き受けることができるってわけだ。イェンスはファンの感情をかき立てようと願って、昼も夜も戦っているのさ。」
来シーズンは、おそらく現役最後のシーズンになるでしょうね。まあ、大きなレースで勝つことは無理でしょうけど、ツールのステージで、例によってフラフラと自転車が揺れる走りで逃げて目立って欲しいところです。

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