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アームストロングとUCIの暗闇

2013.11.20.22:22

いよいよ、アームストロングがやりましたね。イギリスのデイリーメール紙の独占インタビューで、1999年ツールでステロイドで陽性になったときに、前々UCI会長のハイン・フェルブリュッヘン(と以前拙ブログでもご紹介したForvoでは言ってますね)が隠蔽を指示したと述べたようです。フェルブリュッヘンも反論して、あんな嘘つきを誰が信用できるんだ? と、まあ泥仕合の様相。

わたしは、拙ブログでも何度か書いたように、アームストロング以上にUCIに対する怒りのほうが大きいですね。アームストロングだけが、これだけ長くドーピングし続けることができたということは、絶対にUCIが一枚噛んでいたに違いないと、誰でも思うでしょうし、ましてやこのフェルブリュッヘンは、今では国際オリンピック委員会(IOC)の名誉会員とやらですからね。 ふざけるな、 と言いたい。ドーピング隠蔽を禁止する法律がオランダにあるのかどうか知りませんが、詐欺罪とか、なんでもいいから裁判にかけてやりたいところです。

で、問題はフェルブリュッヘンがやっていたなら、後任のマッケイドはどうだったのか。こちらについては、アームストロングは、今のところ、まだ具体的にはなにも言ってないようですが、こんなことも言ってます。

「俺はこんな奴らの誰一人守ってやるつもりはない。俺は奴らを憎んでいる。奴らは俺を裏切りやがった。もう奴らとは関係ない。」

rsn はこれはマッケイドが「自転車界でアームストロングの居場所はない」と言ったことも暗示しているのではないかと推測しています。

アームストロングとドーピングで検索をかけると、あちこちで、当時はみんなやっていたから、ある意味では公平だったわけで、そんななかで7連覇したのだから、やっぱりアームストロングが No.1 だと言っている人も多いようですが、もし仮に、UCIによってアームストロングだけが特別扱いされていたのだとしたら、これは全く話が違ってくるでしょう。

そもそも、自転車競技で選手の特性というのは、そうそう簡単に変わるものではないんだろうと思います。アームストロングのようにワンデーレーサーだったのに、突然TTや山岳に強くなってステージレーサーに変身したケースというのは、以前はまったくなかったわけで、ある意味ではEPOという薬のおかげであるのは間違いないでしょう。それ以前にも圧倒的に強いワンデーレーサーはいたし、彼らはステージレーサーになろうと努力しなかったはずはありませんが、果たせなかったわけです。(人によってはモゼールやサロンニの名前を出すかもしれないけど、彼らがジロで勝てたのはコースが彼ら向きにレイアウトされていたという点が一番大きいのではないかと思います)

ところがEPOが蔓延し始めた90年以後は、エレラ言うところの「ケツのでかい」インドゥラインも、万年アシストだったリースも、スプリンターのジャラベールも、山岳スペシャリストのパンターニも、みごとに総合力ある選手に変身したわけです。以前から拙ブログでは強調してきたように、 EPO以前と以後 ではドーピングの持つ意味合いが全く変わってしまったのだろうと思います。

その差は、ちょっと意味合いは違うけど、ちょうどアワーレコードのオーブリー以前と以後みたいなものを感じます。まあ、アワーレコードでは、オーブリーのフォームにより、タイム的には ほぼ一割 の差ができたのにたいして、EPOの効果は一説では 二割増し とも言われますから、影響はずっと大きいのでしょうけど。



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comment

アンコウ
まあ、そのうちルブラン本は探してみますよ。内容はすっかり忘れているしね。

自転車に限らず、すべてのスポーツ競技がもっと縮小気味になるべきかもね。 UCIにしてもIOCにしても、あるいはFIFAにしても、F1のはなんだっけ? それにしても、ね。
2013.11.26 21:08
Arturo
まあねぇ、、。(と又しても同じスタート!?)
 でも、そうならそうで話は早い!?。ま、僕が野球を出したのは、単純に日本ローカルで見たら、多分1番メジャーなスポーツだからだけの理由でまあ、馴染みがあるのも自動的に1番かな?!と言う程度の理由でした。(結果、アンコウ様には馴染みがあり過ぎ!?)、でも、その前提で、”振り出し”に戻ると、先に、このスポーツがメジャースポーツ化する資格はないと書いたけど、実際は、これだけの醜聞を披露出来るスポーツでありながら、野球よりポジションが高い。(ここでも野球どうこうと言うのは、あくまで自転車との今までの比較論上、野球と言ってるだけです、、、。野球のポジションが入れ替われば、つまり解決、と言う論点ではないので一応、念のため。)と言う訳で、自転車はもっと下に転落しなさい。と言う事、一定の結論にしたい!?。

  カロンゾと言うのは、名前がウロ覚えで間違っているかも知れません。(かつ、以前登場時も、その旨書きましたが、、、。どなたかの訂正の投稿を待ちましょう。)とにかく、でも確かに、カロンゾの”時代”と言うのは誇大かもしれません。
 指揮官の推移で言うと、ゴデから直接ルブランになった訳でなく、この”カロンゾ”が中継ぎ投手のごとく指揮を執った時期が多分80年代の後半数年あった筈です。でも、89年あたりは、ルブランが副指揮官で、登場していると思われます。90年あたりから純指揮官になったような展開だった記憶があります。
 以前の投稿とのダブりネタは避けたいですが、この選手側でなく、広告代理店系みたいな経歴を持った人物と記憶しています。彼が新しい”発明”を幾つか持ち込みましたね。この世界に、、、。そんな記憶があります。時期は短いですが、個人的にはキーパーソンと言うイメージがあります。
 本当は、プレスに配っていた、歴史を書いた白い本、あれを見れば、色々と書いてありましたが、以前一寸書いた記憶がありますが、ノンシャラン化した後、捨てたイメージがあります。一部のもの好きにくれてやれば喜ばれたのかも知れませんが、、、。
 後、ルブランの本も読んでません。そう言えば、以前、ずいぶん前、パリでK林さんに「この本、複数あるから(妙に玄関前に数があって置いてあった、、、。)、持ってく?。電車の中で読む?。」と勧められた記憶がありますが、「いや、遠慮しときます。」で受け取らなかった事も思い出しました。まあ、K林さんも僕の事(例の件、「覚えてますって、、」の件)知ってる背景も有り、強くは勧めませんでした。「まあ、そうだよねぇ、、、」と言う風情。
  露骨に書いちゃうと、「ツールを語る!?、何が総合ディレクターだよ!。マフィアが、、、。」位の感情でしかない、となる、、、、、。あれほど、オモテとウラの顔が異なる人物も珍しい!。(でも、まあ、一般の人がウラの顔を見れる機会はマズないと思うけど、、、。)

 
2013.11.26 02:39
アンコウ
いやいや、むろんわかってますって。野球と自転車を比べてもたいして意味はないでしょう。まあ、野球って言葉が出てきたからね。つい反応しちまったぜ。ともあれ、今回のアームストロング事件が他の追随を許さないようなひどい事件でしょうね。カロンゾは知らない。ルブランの前ってそんなひとだっけ? ルブランの本(和書)を読んだんだけどなぁ。
2013.11.25 20:53
Arturo
まあねぇ、、(となぜか同じスタート!?)
 しかし、僕も、日本の野球はドーピングゼロで、自転車は99だ!と論じていたわけではないつもり。(でも、絶対、”数値の逆転”はないと思うけど、、。先の”例文”に見られような、、、。)と言うか、ドーピングの有無、と言う論点では居なかったつもり。
 ただ、ドーピングの有無、と言う論点で脱線して言うなら、野球は(比較論上、あくまで比較論上)技術色が濃い感じがするのに対し、自転車はもう、耐久色の強いスポーツで、すると、その点でもヤクに手を出しやすい素地はある、あえて言うなら、それほど過酷なスポーツとも言える、並行してそう言う物言いも出来ちゃうかも!?。
 野球界では、僕の知る限り、今回の醜聞に見られるような、同水準の話は記憶にない、と言いたかった訳。(まあ、すると、「今回のようなドーピング、と言う土俵ではなかったかもしれないが、0Xの土俵での論争ならあったぜ。あっちは水準的に負けてないぜ。自転車のカタを持つ訳じゃあないけどな。」と言う反論が来そうですけど、、、。)
 もう少し具体的にイメージすると、今回の”主役”アームストロングつまり、その世界で一度はある意味頂点を極めた人物(野球に置き換えると誰かなあ!?)が、統括団体相手に暴露をやる。しかも、恐らく底辺にあるのが、「オレばっかり悪役にしやがって!。オマエら、オレを避難出來るタマかよ!。こうなったらオマエらの方こそ避難させてやるぜ。おまえらも”フルコース”食う資格ねえって事をな思い知らせてやるぜ!。」そして避難が噴出するのを見て、「どうだ思い知ったか!・オマエらも教授するがいい!。」と言ったレベル(であろう)の醜聞。一度は頂点を極めた男が、これやってんだぜ!、状態。(ハミルトンやランディスは、そこまで行っていない”水準”。まあ、ザコとまでは言わないにせよ、、、)
 でも、ロスオリンピックから、、、と言うのは全く同感ですね。と言うか以前、これも投稿した記憶があります。同じ時代、ツールはカロンゾの時代を迎えていた。そしてそれまでのゴデの方針から転換した、と言う時代と重なる、と言う類の話、かつそれを強力に推し進め、加速させたのがルブランだった。と言う話。そして、時代はヤク使用の大ビジネス化へとも突き進む、まさにその契機の時代でもあり。まあ、自転車もハングリースポーツだったのか(いつか、再三登場させているバルトのセリフはもう再登場させませんが、、再々々登場になる!?)、スポーツはカネになる(自転車もやってみたところこれに含まれる。)と言う認識、認知された時代。
2013.11.25 17:46
アンコウ
Arturoさん、

日本のプロ野球もドーピングに関して言えば、かなり怪しい部分があるはずです。外人選手だけが対象になって、クビになっておわりというケースが多いようだけど、某最大大手球団をドーピングでクビになった外人選手は、チーム内で薬をやってた奴はたくさんいた、と言っています。ほんの一部のマスコミしか取り上げなかったけど。さらに、最近ぱらぱらと読んだ「ドーピングの検査と実際」という本は弁護士さんが書いていて、ドーピングで捕まったときの対処法とか、どうも視点があべこべのような、へんな違和感を感じました。まあ、認識としては、日本人でドーピングで陽性になるのは市販栄養剤等による「うっかり」とか「無知」が原因だと思い込んでいるフシがあります。まあ、プロ野球はドーピング以外の問題も山積みでしょう。

Arturoさんが言っている、一度ソッポを向かれ、というのはドイツがまさにそうなってますね。ツールすらTV放送しないしね。だから、拙ブログおなじみのキッテルにせよ、マルティンにせよ、異常なくらいドーピング批判をあちこちで叫んでますね。

まあ、僕は確かに自転車競技はひどい状態にあったんでしょうけど、それでも他の競技に比べれば、ウミは出しつつある、と思いたいところです。ただね、スポーツ全体が、今本当に商業主義で、勝ちさえすればなにしてもいいっていう風潮が高まっているような気がするんですよ。そして、それは同じく拙ブログのテーマでもある社会そのものが、儲けさえすれば何しても良いっていう、いわゆる新自由主義的風潮と重なっているんじゃないかと思うんだな。

スポーツがおかしくなったのは、異論はあるとは思うけど、1984年のロサンゼルスオリンピックからだと思うんだよね。それまでのオリンピックは、やれば赤字になって、もうすぐどこの都市も引き受け手がいなくなるんじゃないかと言われていた。だけど、オリンピックに過剰なほどの商業主義をもちこみ、オリンピックは儲かると思わせてしまったのが、あのロサンゼルス。

それ以前がクリーンだったなんてもちろん思わないけど、たんなるお題目とかきれいごとに過ぎないとしても、それ以前はスポーツに純粋に感動できた。確かに東側のステートアマとか、今から見ればドーピング禍がわかったけど、でも、それだって、例えば東独のケースでは、ほとんどが、選手自身が(うすうす気付いていたかもしれないとしても)自らの意志で薬に手を出したわけではなかった(らしい)。

自転車の場合はちょっと特殊で、自らのプロ意識(=アマチュアなんかが手を出したら危ない薬だっておれたちは使っているんだぜ)に胸を張っちゃうような所があったんだけどね。

うーん、UCIの話もそうだけど、僕としてはオリンピックというものの怪しさ(これは東京でやるから言うわけではなく、だいぶ前から感じていたんだけど)を強く感じているので、ごちゃまぜにしてしまって、ちょっと問題が拡散しちゃったかなぁ。もう少しまとめたいね。いずれにせよ、ぼくは新しいUCI会長がEPO以後のUCIのやったことをどう総括するのか、しないのか、ちょっと楽しみにしているんだけどね。
2013.11.24 21:35
Arturo
まあねぇ、、、。
  一寸補足した言い方をしておかないといけないと思うのは、ASOだけ、UCOだけが異常で、他の組織は全部まっとうだ!、なんて言うつもりは毛頭ないですよ。かつ、こっち系も過去議論ネタになった記憶アリ、「問題はだんだん確信に近づいてきました、」みたいに、、、。(当時のアンコウ様の行の1部)

  ただね、今回は、と言う事で、敢えて例えて言うと、日本(ローカルで1番メジャーと考えられる、世界レベル、基準で見たら自転車の後ろと言わざるを得ないにせよ、、、)のプロ野球機構なりが、全く問題が無い、と言うつもりはこれも、勿論ないですよ。但し、今回のネタと言い、自転車のそれと見比べると、問題の”水準”が高いと思えるわけよ。(と言うか、自転車側がロクでも無さ過ぎる!?)
 例えば、これで、仮にアンコウ様の口から、「僕に言わせれば、Arturoがね、まるでわかってないだけなんですよ。日本の野球だってね。ヤク汚染は自転車のそれにまるで負けてないのが本当の所なんですよ。野球の場合、自転車同様、組織、そしてそれらがから恩恵を受けるマスコミとかが完全に癒着して、パブリックには完全にカモフラージュされているだけですからね。よって、自転車を身の丈より高い扱いしようとする、Arturoの視点が、僕には奇異に写るんですよ。」みたいなセリフが出るとは一寸思えない訳です。と言えばニュアンスが、これが少しは鮮明になる!?と言いたい訳です。(日本で、この架空のアンコウ様のセリフが現実になったら、、、と想像してみて下さい。日本では根本的な情報が枯渇してない!?)

  さっき書いた通り、比較論上、自転車が恐らく野球(勿論USAも含め)よりポジションが高いと言わざるを得ない、(もちろん日本ローカルでは当てはまらないですが、、。そして根拠は複数ありますが、一つだけピックアップすると、自転車はオリンピック種目で、不動ですが、野球はご存知のとおり、除外されている。まあ、入ってればメジャーなのか?と言う具合に、これだけでは誤解されかねないですが、まあ、ここでは省略、、、)しかし、上の自転車は、この通り、この序列は、以前、ルブランの手腕について触れましたが、近年の商業主義の追求がもたらしたものと言っていいでしょう。同じ時代は今回のアンコウ様の記事ネタにもあるように、UCIの親分が、EPOの蔓延なんぞより、ビジネスの方に関心があった時代でもあり、(果たして、前述の通り、プロ野球で、同じ事が通るのか?かつ、しかしそれが現実になっているのが自転車と考えますが、、、。)以前登場させたフランス人の友人のセリフをここでは再引用したいところですが、ここではこれまた省略、、、。

 僕が言いたいのは、自転車は一度徹底的にウミをだして、結果、パブリックには一回ソッポを向かれて(結果、それで食ってきた人間は、失業の憂き目を見る奴が多々出るでしょう、、、)一回業界大リストラを敢行しなさい、と言う事です。(恐らく大意では、栗村君の考えもそんなに違わないと想像します。)
 そうして、それでも残った人間によって、マイナースポーツとして再出発しなさい、と言いたい訳です。しかし、それには今までフルコースの食事に慣れてきた人間が、乾パンをかじるような生活に耐えねばなりません。しかし一般論で言ったら、だれもそれはイヤです。そうすると、フルコースにしがみつこうとする、それが今のこの業界の姿と言いたい訳です。
 アームストロングが告発する一因(復讐)もそれはあるでしょう。つまり、UCIらによって、”フルコースの食事”を奪われてしまった訳で、、、(それが逆恨みか否かは、ここではさておくにしても、、、)
 ジャックゴテが指揮を執っていた頃の時代のツール、そして自転車は、恐らく野球と見比べての、(少なくとも今よりは)差はなかったと想像します。あのサイズが、僕個人の好きな自転車競技です。奇しくもアンクティルの時代と重なりますが、、、。(勿論、当時はヤクはなかった、等と言うつもりは、これも毛頭ありませんよ。しかしフエンテに払った各ギャラが示すとおり、(末端のアシスト選手には到底年俸を駆使しても払えない額)あの時代のヤクの世界は、後世のそれみたいな大ビジネス化はしてなかったと想像します。)
 
2013.11.24 18:13
アンコウ
UCIはIOCのパシリ程度でしょうね。ただなぁ、メジャースポーツになる資格がある競技団体があるのかどうなのか。。。チャンピオンスポーツの世界はどの種目も、いま、岐路にあるんだろうなぁ、と思います。
2013.11.24 07:55
Arturo
そりゃあ、もう忘年会に来て貰えれば、それはそれでいいんでしょうが、かつ打診は出來るでしょうが、多分、どっちも決してヒマじゃあないから、キビシイでしょうなぁ、、、。

 それともう一点の件(UCIの元親分批判噴出)も、これも、又好材料が続く感じで、当然歓迎に変わりなく、かつ、そっちにキチンと投稿すべきでしょうが、まあ、これはこれで、早い話、この業界は早い所、そもそもの背伸びを止めて、身の丈に合ったサイズに戻るべき、ま、誰かがヤクをやって捕まっても、そんな大騒ぎにならない程度(小騒ぎ!?)のサイズに戻るべきでしょうねぇ、、、。それに尽きるんじゃあ、、、。
(こんなヤクザ(マフィア)が仕切っていて、ロクでもない話が幾らでもあるスポーツにメジャースポーツ、世界レベルのスポーツになる資格はない、て事で、、、。)
2013.11.24 01:53
アンコウ
Arturoさん、

是非ふたりから直接聞いてみたいところですね。しかし、以前ブログにも書いたけど、強すぎると、即、疑われるのもなんともねぇ。。。
2013.11.23 20:49
Arturo
いや、二人の確信度はそんなもんじゃあないと思いますよ。実際聞いた訳じゃあないですけどね、、、。映像内でもですけど、そんなヤボい質問すんなよな!状態!?。
 僕みたいに厳密な意味で内側に居た事のない人物でさえ、ちょっとねぇ、、、と思うんだから、ましてや一定期間、中に居た事のある人物なら、そりゃもう確信どころじゃあないでしょう!?。
 そんな人物が、「いや、内部を見た者として、中はもう悲惨ですね。もう全員やっていると思って間違いないですよ。」な~んてセリフをもし出したら、かなりヤバイんじゃあない?!。さりとて、「僕の見た世界の限りにおいては、過去、皆、問題なくクリーンでしたね。胸を張れます。」とも言えんでしょう、実際問題!?。
 実際、言いたい放題言える!?のは、僕らみたいな外野(場外!?)だけとなる!?。
 只、映像内でも、「ランスはやっぱ、ヤクに手を出したと思いますか?。」と言うヤボい質問もされてなかったですけどね、、、。彼に限らず、さすがにもうドロを吐いた後だしで、、。

 そう言えば、以前にも書いたかもしれませんが、去年のツールの終盤、中継番組内でも、スカイの強さの秘密、みたいなコーナーの編集した映像を流してましたが、その中でも、チームのお目付け役みたいな人物(スペック忘れました)にインタビュー、わざわざ、「ドーピングに関しては(対策、監視)?」と質問、「それは絶対に有り得ません。absolument pas,jamais.」との答えをわざわざ言わせていましたね。勿論、もし何かあったら、この映像を早速再引用出来るようにでしょうね。いつでも。そして、そうなった時は言うまでなく「このとおり、コイツらはウソつきだ!。全く信用出来ない。」と言う下りを添える事になるのでしょうが、、、。
2013.11.22 17:14
アンコウ
Arturoさん、

ひょっとしたらNさんたち、二人ともずっと疑いを抱き続けてきたんでしょうね? それも、ぼくらファン以上に身近で見ていたら、確信の度合いが違ったかもしれませんね。ただね、今になってから、実はだいぶ前からアームストロングは怪しいな、と思っていたんですよ、とは言いづらいよね。普通のデリカシーを持っていたら言えないでしょう。

僕は昔から原発反対でした、なんて、仮に本当だとしても、そんなことは、普通の大人は言わないものです 笑)

栗村氏のブログはコンタドールのときのもおもしろかったけど、だいぶ前のだから探すのが大変かも。
2013.11.21 22:24
Arturo
なるほど、了解しました。
 早速クリックしてみましたが、誠実さ、と言う点では、好感をもちましたが、なんか高パンチ不足の感も否めない、と言う印象も持ちました。
 勿論、立場を考えると、これ以上の発言も、どうか?とも取れますが、、。
 先日、現地経験のあるN井君と話をした際にも、テレビ番組に出た際(こっち系のネタがテーマ)「口が重かった風情がありありでしたね、、、。」と話に出したら、「ああ、あれですか、、、本当はでたくなかったんんですよ、、。」(だろうなあ、、)「話せって、話させる訳ねーだろ、て思いました。」と言う感じでしたが、これがまあ、常識論だと思います。この時N野君にも声が掛かったそうですが、勿論、彼は断ったそうです。(まあ、これも常識的な行動、というもんでしょう、、、。)
 その辺を踏まえると、このサイト上の発言は評価せざるを得ないでしょう、、、。
 パンチ不足と書いたけど、これだと、多分、読み手の方は「遠い異国での出来事。」としか見ないかも、(しかし、実際はつい首都の近所まで上陸した!と言いたい訳ですが、、、。)

 でもね、実際、放射能みたいにパブリックに何らかの直接の悪影響がある訳じゃあないし、そもそもの本来、ホッときゃあいい。と言うのも又、僕の元来のスタンスだったのかも知れないですけど、、、。でもね、このブログには特別に投稿する(=サグラダファミリア)となると、僕が特別な概念として持っている点では、どうしても、ここだけは投稿者ウケしないから、みたいな理由ではカット出来ない訳よ、となんか脱線!?。
 その辺も踏まえて、栗村君発言、もう一寸トーン上げて欲しいなあ~と言う所。
2013.11.21 16:33
アンコウ
Arturoさん、

栗村さんのブログがおもしろいですよ。

http://blog.osamukurimura.jp/blog/2013/11/post_29ec.html


彼なんか、まさに日本のロードレース界の中心にいる人物の一人だけど、本来なら個人的な損得から言ったら自転車レースのことを「クソみたい」なんて絶対言わないだろうけど、言っちゃうところに好感が持てます。
2013.11.21 12:59
Arturo
  なるほど!。先の映画の件は、イマイチな旨、書いたばっかりだったですが、こっちのネタは”歓迎”ですね。
  一般論的に考えれば、「全く、当事者間で泥仕合をやっている、見苦しい限りだ!。」となるべき所やもしれませんが、しかしこの業界のレベル、実態をパブリックに啓蒙するには、なかなかの好材料と思われます。
 但し、一寸皮肉な感じもしますが、しかし、過去僕も投稿させてもらった時には、ほぼことごとく、ランスに対して否定的な見解しか書いた記憶がない僕にしては、今度ばかりは、ランスが言っている事の方が整合していそうです。
 先の”裁定”の際、日本のメディアでも、ランスに対する裁定に疑問、という論調を載せていたメディアがあったのを記憶していますが、この中で、”擁護”ネタで載っていたのは、ハミルトンにしても、ランディスにしても、そもそも、自身のドーピングを否定していた(まあ、早い話ウソつき)人物で、彼らの言う事自体そもそも信憑性に疑問、、、、と言った論調も記憶していますが、まあ、これをいま検証するとどうか?と言うのはさておくにしても、まあ、今回の元UCIの親玉の言う事は、立場の逆転みたいなもんで、かなり笑えますね。
 そもそも、ランディス、ハミルトン、と名前を出しましたが、大体、その前のフェスティナの時も、皆押しなべて、最初は”無実”主張をして、最後、ドロを吐いた後は、一転して,オレだけ悪役にしやがって!と言わんばかりに、暴露に転じる。と言うパターンばっかり見てきましたからね。回り回って、今度はついにランスにお鉢が回ってきた。そして食物連鎖の頂点じゃあないですが、その相手はついにUCIまでやって来ました。そんな感じですかね?!。(=すると”大歓迎”と言う図式が成り立つ!?)
とにかく、随分前に投稿したデローザでの話、そして最近又登場したバールのコメントじゃないですが、この業界はもう徹底的にウミを出さないとどうしようもないと思いますからね。
でないと何も知らずに20万人もさいたまのコースの沿道に集まっちゃう国では、根本的な情報が枯渇しているとしか言い様がない!?。(先に書いた通り、恐らく、この日本の”集客力”には、ASOも目を付けた恐れ高し!?。多分、世界規模で見ても、こんなドサ回りイベントに20万人も集められる国は限られるのでは?昔、モスクワで同様のクリテリウムをやった記憶がありますが、、(もちASO)果たして、”集客は何人だったのか?!。)
 それとモゼールとサロンニですが、もうモゼールに関しては異論なしですが、(以前、話題にしたとおり、例のヘリコプター事件がなければ、ジロも0勝だった訳だし、、、)サロンニは少し違うかな?(あくまで少し)とも感じています。サロンニはとにかく、やはり以前書いたとおり、子供の問題が無ければ、彼のキャリアはかなり変わっていただろうとは想像します、、、、。まあ歴史にIFは禁物ではありますが、、、。
  
2013.11.21 06:06

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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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