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まだまだ続く山崎行太郎の曾野綾子批判(拍手)

2013.11.17.22:18

先日ご紹介した山崎行太郎氏の曾野綾子批判ですが、まだまだ続いています。ぼくは前にも書いたように、曾野綾子の元の本を読んでないので(これから先も読むことはないでしょう)、本来はなにも言うべきではないのかもしれませんけど、しかし山崎氏のブログを読んでいると、やっぱり曾野綾子に対して、ホント怒りしか湧いてきません。

今回の文章のテーマは沖縄の女子どもを次々と斬首した責任者の娘に対しては「お嬢さん」とか「令嬢」という言葉を使う曾野綾子のかなり露骨な作為。意識的か無意識かはわからないけど、曾野綾子に差別意識は間違いなくあると思うし、なぜだか知らないけど、彼女にとって軍隊が実は一般市民など守りはしないのだという事実(だって問題の部隊が殺した人間の数は敵のアメリカ軍よりも、沖縄の一般人のほうがけた外れに多いわけですからね)が、とても不愉快な、あるいは不都合な事実らしいことがわかる。しかし、なぜなんでしょう?? 謎だ。

前にも書いたように、この責任者がやったことにたいして、では、あの状態にお前が置かれたらどうした?と聞かれたときに、きちんと答えられる人間などいないだろう。きっと人間はそういうものなのだ。 だから仕方がない、 ではなく、それを直視しなくてはならないのが、本人は無論のこと、後世の僕らの努めなんだと思う。

彼らは、自らが行った「悪」(罪)を認めず、あろう事か自己弁護に走る(そこには曾野綾子が たきつけた という面もあると思う)、なんてことをするのではなく、せめて、自らの手で殺した人々の供養をしながら、自らの過ち(罪)に向き合うべきだったのだと思う。だからこそ、曾野綾子の意図がわからないし、なぜ次々と斬首された沖縄の娘たちは戦争だったから仕方がないのに、その責任者の娘は「お嬢さん」とか「令嬢」と呼ばれるのか?? 山崎氏が指摘する通り、本当に胸くそがわるくなる。

撫順の奇蹟を受け継ぐ会というのがある。以前紹介した森達也の「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのかと叫ぶ人に訊きたい」の中にも出てくる。その証言集会で、みずから中国人農民を多数殺した97歳の元皇軍兵士が、「もしもまた同じような状況になったら。。。どうしますか」と問われ、「私はまた、同じようにするでしょう。皆さんもそうです。それが戦争です」と辛そうに、苦しそうに答える(351ページ)。

こういう話を読むと沖縄の女子どもを斬首した責任者との違いがはっきりする。自らの犯した罪(悪)を直視すること、そして、それを後世に伝えていき、二度と同じことを繰り返させないようにすること、これが「悪」を(はからずも)なしてしまった人間の取るべき対度ではないのか? そして、同じことは戦争だけでなく、あらゆる重大な過ちを犯した責任ある者すべてに言えるのではないのか? 

山崎行太郎氏の一連のこの曾野綾子批判、まだ続きそうな勢いですし、これは、もう、是非とも本にして出版して欲しいと切に願っています。



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アンコウ
CYPRESSさん、

まあ、今の安倍政権がまさにそのものですからねぇ。困ったものです。ところで、忘年会は今年は??
2013.11.19 15:09
CYPRESS
広瀬隆著『アメリカの巨大軍需産業』p,108から

>しかし二次大戦の日本とドイツの行動は、一分の理もなく、言い訳のしようがない。問題は、二十世紀末に至るまで、日本の政治家と知識人、外交官、芸能人に至るまで、その国際的事実を恥じず、認めず、逆に否定する見解を語り続けたきたところにある。この状況が続く限り、アメリカの軍需産業が永遠に“真珠湾”を持ち出し、正しい存在になる。つまりロッキード・マーチン、ボーイング、グラマンの戦闘機を唯一正当化している理論は、日本人の言動そのものにある。

オマケに日本と中国、韓国と永遠に対立させる。
「分割と統治」の典型にされているのに全く気付かない日本人。

完全にアメリカの手玉に取られ、アメリカの軍需産業を潤すお人よしの日本。

日本の将来は暗い(涙)。
2013.11.18 23:38

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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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