東京新聞の昨日(11/2)の夕刊に載っていた記事。夜回り先生こと水谷修氏の子どもたちに向けた短いエッセイだ。どうやら中日新聞ではもっと前に掲載されたらしい。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/yomawari/list/CK2013102202000005.html 全文はこのリンクで読める。
「今、私はいくつかの大学で教えていますが、ずっと感じていることがあります。それは、ものを考えない学生が、増えていることです。なんでも、教わったこと、学んだことを、何の疑問も持たず、そのまま受け入れてしまう。そんな学生が、とても増えてきています」と始まって、その原因は「小さいときから、たくさんの本を読んでいないこと。もう一つは、仲間や目上の人たち、一つの事に対して、きちんと語り合ったことがないこと」だと言います。ゲームやネットやテレビ、携帯電話では、「きちんと考えているのではなく、ただ、反応しているだけ」だということです。
この前から
拙ブログで出している「教養」という言葉、まさにこういうことだと思うんですよ。無教養って「ものを考えない」ってことなんだろうって。この水谷氏の文章は子どもに向けたフリをしながら、実は今の、特にネトウヨに代表されるような、反応しているだけの無教養な日本人に向けられているんだと思う。

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