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デーゲンコルプのブログ、勝利とともにシーズンオフへ

2013.10.14.13:35

UCIの新会長になったクックソンは、どうやらUCIの過去についてUCIとは独立した機関による検証を予定しているそうです。期待している人はたくさんいるでしょう(おびえている人も??)。どうか羊頭狗肉っていう奴にならないようにお願いしたいところですね。

さて、デーゲンコルプのブログがあっという間に更新です。本文中にもあるように、パリ〜ブールジュとパリ〜ツールの連勝は84年のショーン・ケリー以来ですね。ショーン・ケリーと言っても若い人は知らないでしょうけど、わたしがロードレースに興味を持った頃は、キング・オブ・ワンデーでしたね。主なクラシックはどれも勝っているし、世界チャンピオンにはなれなかったけど、ツールでポイント賞を何回か取っているはずだし、ブエルタでも総合優勝したことがあった名選手です。デーゲンコルプもタイプとしては似ているかもしれませんが、ケリーほど細くないですかね。

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今日のパリ〜ツールでの大勝利はスーパーラッキーだった。聞いたところでは、パリ〜ブールジュとパリ〜ツールに連勝したのは1984年とかそのあたり以来なんだって。気分はもう最高さ。

今日はとても調子が良く、重要なアタックについていくことができたし、最後も充分にフレッシュで、スプリントもうまくいった。ウチのチームは今日もみんなとても強かった。今年のワンデーレースでは、チームは本当にうまくやってくれたね。すごく嬉しいよ。

ぼくのシーズン後半は最高だった。ハンブルク【ヴァッテンフォール・サイクラシック】のあと、今日のレースでも、ぼくはやっぱりクラシック向きなんだって改めて思ったね。勝利をあげて、絶好調で、しかもモチベーションも良い状態でシーズンオフになることができて嬉しい。来シーズンのために良い前提条件になるよ。

ただ、ちょっとぼくは今日のベルキンの選手たちのやり方に腹が立っている。イェッツェ・ボルが逃げたとき、彼のチームメイトたちが繰り返し僕らの追走を邪魔しようとしたんだ。ライバルの隊列に入って、リズムを崩したりコーナーでスピードダウンさせることは、何も問題にするようなことではない。ぼくだって肘をいつでも身体にくっつけて脇を締めて走っているわけではない。でも、集団の前に出て【道をふさぐように】あんなふうにほとんど落車する危険もあるような走り方をするのはフェアじゃないよ。あんなことしちゃあ駄目だよ。特にみんなが休暇を楽しみにしながら走っている最後のレースであんなことは。。。つい夢中になってああなったんだろうけど、ことの重大性を考えて、謝罪してほしいよ。こんなこと、これまではなかったことだよ。それが残念だね。

今はぼくは勝利の余韻にひたっている。そして電車がくるのを待っているところさ。そう、ぼくは駅で腰掛けて、電車を待っているんだ。電車は一時間遅れだってさ。
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優勝インタビューでも言っていたようですが、やっぱりベルキンの戦法に腹を立ててますね。細い道の前に3人のベルキンの選手が横並びになりましたからね。このときは意図的ではなかったと思いたいけど、その後も追走集団の前方へ出たりしたからねぇ。。。ここらへんは結構微妙なところでしょうね。ルールには禁止されてないんでしょうけど。。。

1980年台前半のニューサイだったか、競技マガジンだったか、雑誌でインターハイの個人ロードレースの批判が載っていたことがありました。優勝した選手とその高校のチームメイトが集団の前を固めて、前へ出ようとする選手がいると幅寄せして落車させることを繰り返したというもので、審判もそれを見ていたはずだという批判でした。なんて野蛮なスポーツなんだろうと思ったものでした。

まあね、昔の自転車競技は完全に競輪以外はどうでも良いって思われていたフシがありますし、以前にも書きましたが、当時のアマ車連の会長なんか、TVのロードレースの解説で、文字通りの でったらめ を自信満々で話していましたからね。時代はずいぶんと変わりましたよ。



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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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