世界戦のジュニアで優勝したマチュウ・ファン・デル・プールという選手の名前を見て、ひょっとして、と思ったのですが、やっぱりでした。父親はアドリ・ファン・デル・プールですね。80年代後半にツール・デ・フランドル(ロンデ・ファン・フランデレン)やリエージュ・バストーニュ・リエージュやアムステル・ゴールドに優勝している名選手です。とくにフランドルではショーン・ケリーにスプリントで勝って、ケリーの5大クラシック制覇を阻んだのでした。晩年はシクロ・クロスで世界チャンピオンになっているから、その方面でも有名ですね。で、母親は永遠の二番手レイモン・プリドールの娘ですね。
というわけで、エース格に昇進したネルツ君始め、ドイツチームの共同インタビューがあったようで、rsn が記事にしてます。
rsn では、ネルツなんて1年半前は、ドイツのかなり熱狂的な自転車レースファンでなければ知らない名前だったなんて言ってます(ちなみに
拙ブログでの初登場は2010年3月ですね。 まあ、成績とかなんとかじゃなくルックスに引かれたんですけどね 笑)って書くとアンコウはそっち系の人?なんていわれるかもしれませんが、ちがいます 断) 昔の自分を見ているみたいだってことです 爆)
ネルツにかんしては、去年ツールに初出場したけど、目立った成績はなかったのに、今年のブエルタではトップテンに2度も入り、特にアングリルでの6位は特筆ものだけど、この1年で大きく伸びたのか、という質問に、「去年の夏も、今年のブエルタと同じように調子は絶好調だった。でもツールでは当時のエースのニバリをアシストして、力を出し尽くさなければならなかったので、最後に勝負に加わることはできなかったんだ」と答えてます。
では、レースではニバリをマークするのか、という質問には、「ぼくにはブルギィ【マルクス・ブルクハルト】がいるからね、レース中は彼のそばにいて、その指示に従うよ」とのこと。
同時に、彼としては272キロという距離も、まだほとんどこの距離のレースを走ったことがないとのことで、不安材料だと言っています。それからブエルタの疲れが完全に取れているかどうかを質問されると、「先週のトレーニングは非常に上手くできたし、疲れすぎることがないようにリズムを大切にした。今は100%絶好調だよ」と頼もしい答え。
まあ、コース的にはネルツ向きなんでしょう。本来ならデーゲンコルプを最後まで連れて行きたい所なんでしょうけど、コース的にちょっときつそう。中切れもあり得るし、ネルツのボディーガードをつとめるブルクハルトも、「前半を前の方で走ることが絶対に大切だ。特に雨になったら前のほうにいなければ駄目だね。少なくとも50番手以内でないといけない」と言ってますね。
そういえば、23日のネルツのfacebookに走行距離283キロの PowerControl7(むちゃくちゃ高いプロ向けサイクルコンピューター) とネルツの憔悴しきった顔の写真がアップされていましたっけ。
さて、今日はスカパーでは競輪チャンネルでライブ放送をやるみたいですが、契約してないしね。 YouTube の実況を見ながら、ドイツチームの応援をコメントに書き込んでみますかね。まあ、いきなりドイツ人のアルカンシェルは無謀なので、トップ10ってところで手を打ちますかね。

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