fc2ブログ
2023 01 << 12345678910111213141516171819202122232425262728>> 2023 03

ドーピングはなぜ駄目なのか?(その3)

2013.08.19.18:31

初めてお越しの方はこちらから読んで下さい。

ドーピングはなぜ駄目なのか?(長文注意)
ドーピングはなぜ駄目なのか?(その2)

また、いろんなコメントを寄せてくれた方々に感謝いたします。そのうえで、繰り返しになることもあると思うけど、もう少し書きます。

で、さっそく繰り返しになるけど、アンチドーピングの論拠は次の二つの点に集約されるんだと思うけど、どうでしょう? いろんな個別の問題も、すべてこの二点に集約できるのではないでしょうか?

1)健康の問題
2)倫理的な問題

2)の倫理的な問題、つまり、自分のもてる能力を十全に発揮して、優劣を競うというスポーツの本来の目的に対して、外部から能力向上のための異物を取り込むことは卑怯であるという問題、しかし、これだけだとどうしても線引きが曖昧になるんじゃないか、というのが、前回も書いたツュッレのインタビューにからめて、美味しいコーヒーと能力向上目的のコーヒーの話だったわけです。いわゆるドーピングの「メンタリティ」まで否定できるのか?

それでも選手の健康被害があるんだから駄目だという1)の論拠に対して、医者がかかわって、選手の健康被害を、仮に(あくまでも仮にだ)一般の人々が服用する風邪薬程度の副作用まで軽減できるのだったらどうか?といわれたとき、これを論破できるアンチドーピングの論拠があるのか?というのが、ぐだぐだ書いてきたこれまでのこのテーマのポイント。

以下、もう少し思いつくまま、書いてみたい。

スポーツにおける倫理ってなにか、って考えると、そこには相手の弱点を突いて勝とうとするという、一般道徳から考えれば「卑怯」な面が必ずある。勝敗を直接争う競技の場以外でも、トレーニングの場においてでも、ライバルの鼻をあかしてやるというのは許される。例えば戦前の自転車の練習方法は、なにしろ長時間やみくもに自転車に乗ることだったそうだ。毎日、時速25キロ平均で10時間以上乗る。これが一番の練習方法だったらしい。ツールで変速機が使用不可だった時代には、選手たちの練習といえば、ひたすら持久力をつけることだっただろうというのは想像できる。

ここからは想像だけど、その後変速機が解禁され、練習方法は改良されて、インターバル練習が能力を向上するためには非常に有効だというのが分かってくる。この「分かってくる」っていうのがどういう風に分かってきたのかはわからないけど、このインターバルだって最初に取り入れた選手やチームは、できれば他の選手には知らせまいとしたはずだ。間違ってもライバルにインターバルトレーニングは効果あるよ、なんて教える奴はいなかっただろう。あるいは高地練習なんていうのだってそうだ。できることならこうした練習方法はライバルたちには知られたくなかったはずだ。こうして色々工夫しながら、一番効果的な練習方法を取り入れていくことは、倫理的に批判されるものではない。当たり前の話だ。

だけど、ここからライバルの知らない能力向上の方法としての新しい薬まで、心情的にはあと一歩だよね。むろんこの一歩こそが境界線なんだろうけど、でもこの境界線は実はそんなに簡単に引けるわけではないのは、コーヒーの話で分かってもらえるんじゃないかと思うんだけど。

それから、ドーピング解禁によって公平性が担保される、と考えるのは間違っていると思う。これはコメントを下さった方も書いていたように、資金力の問題が大きく絡んでくるし、そもそも同じ薬を使えば、誰でも同じように能力を向上させられるわけではない。そこは医者の腕の見せ所だと言ったら、選手の能力か医者の能力か、どっちを競っているんだ、って話になる。

だけど、良いトレーナー(=コーチ、監督)につくかどうかも選手の能力を向上させる要因の一つだ。そうすると選手の能力かトレーナーの能力か、どっちを競っているんだ、って話になるのではないのか?むろんよいトレーナーにつくことと、よいドーピング医師につくことを同列にすべきではないが、しかし、良いトレーナーにつくことだって資金力の問題があるし、同じトレーニングをしたって同じように能力を向上させられるわけではなく、選手それぞれとの相性というものもあるだろう。だが、薬にも相性があるのだ、といえば同じような話にならないだろうか?

先に「一般の人々が服用する風邪薬程度の副作用」という書き方をしたけど、はたしてそれが可能なのか?という問題もある。確かにEPO出始めの頃は死者も多数出た。でも、むろんもっと先にならなければわからないかもしれないけど、あれほど大がかりに、多数の選手がドーピングを行っていた(と思われる)「アームストロングの時代」に、統計上意味がある健康被害が、選手たちの間に生まれているのだろうか? 国家ぐるみだったと言われている東ドイツの女子選手たちのなかには男性ホルモンの投与のおかげで性同一性障害を抱えた元選手というのもいるそうだ(数年前の朝日新聞にあった)が、こういう極端なケースは別にしても、説得力のある健康被害が生じているのかどうか?

しかし、薬である以上どんなに医者が頑張ったって副作用がないものはない。だからこそ、僕らがふつうに飲む「風邪薬程度」の副作用と書いたわけ。といったってインフルエンザ治療薬のタミフルで意識障害を起こした例は何件もあるわけだ。

あと、もう一つ思いついたのは、プラシーボ効果というやつ。痛み止めと言ってデンプンのカプセルを飲ませると三割以上の人が痛みが軽減されるというやつ。これは副作用もないし、検査で陽性にも絶対ならない。でもこれってどうよ? まあ、ここまでくると半分冗談の領域に足突っ込んでますね。

ぼくが少し心惹かれるのは、前々回にも書いたけど、薬というものは必ず副作用があり、その副作用と天秤にかけて、それでも使った方が良いという病気や怪我以外は薬というものは使うべきではない、ということだ。だから、ドーピングの話は現代の過剰な薬依存の社会に対する警鐘(最近もデータ捏造なんて事件があったしね)にもなるんじゃないかっていう考え方。ちょっとこれには心惹かれるものがある。最近話題になった近藤誠の本(だけじゃないけど)なんかを読むと、薬には良いことなど何もない、すべて製薬会社の陰謀だっていう論調だしね。まあ、この人の主張はちょっと極端だとは思うけど……


医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
(2012/12/13)
近藤 誠

商品詳細を見る


それから、もう一つ大切なことは、論拠が示されるかどうかにかかわらず、感覚的なものも大切にしなければならないってこと。頭でっかちになってしまってはいけない。逆に言えば、論拠があるからといって、自分の感覚的な思いを圧殺してはいけないってことでしょう。もっともこれはどんなことにも言えることでしょうけど、と、ちと偉そうですが。

というわけで、何度も書いたけど、ぼくはドーピングに絶対反対だ。感覚的な言い方しかできないけど、ドーピングを許容したらエスカレートしていき、行きつく先はロボットの闘いになってしまうだろうと思われるからだ。ただ、これまで書いてきたように、残念ながら、いまのところ「理屈」の面でしっかりとドーピングを否定できないでいるというわけ。

だけど、今日の東京新聞にも載っていたけど、今世界陸上が行われているけど、日本の放送では、これだけ世界中を騒がせているドーピングの問題に全く触れないそうだ。(僕は放送を見てないのであくまで「だそうだ」。)ドーピングなんて言ったら白けるじゃないか、視聴率にも差し障る、って思っているんだろう。でも、それで良いんだろうか? 現在のトップスポーツでは、おそらくどの種目でもドーピングは喫緊の問題ではないのか? あまりに当たり前な言い方で、書いてて恥ずかしいけど、選手だけでなく、ぼくらファンも含めてみんなが、この問題をきちんと考えるっていうことがドーピングをなくす第一歩だろうに、と思う。



にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村
送料無料!お取り寄せ通販特集
関連記事
スポンサーサイト



comment

-
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.08.29 02:28
arturo
アンコウ様。
  まあ、言外の、返答と言う事で了解しました。
  (かつ、日本も機能すべきところは機能している、と言う事で、、、)
  まあ、僕の方も、そもそも比較論上、業界について書いたつもりが、いつの間にか、批判の方に力が入ってしまいました。イマイチ反応がなかったこともありで、、、。そもそも、日本でランスの件が報道ネタになりにくい、その要因として、1、ドーピングと言うテーマはそもそも扱われにくい、2、自転車、と言うテーマも(日本人の活躍の場が未だ余りに少ない事もあり)報道ネタにされにくい。とまあ、少なくとも二つの要因がある。しかし、自転車媒体には、2番目の要素は成立しないはずだ、がしかし実際の報道ぶりは、、、、と言う展開でした。(しかも、勿論、ヨーロッパなら、専門誌(でなくても)はランスが表紙に来る扱いになるしで、、)そう書き始めたつもりでした。

  まあアンコウ様にしてみれば、「そんなの、オレに絡んだって、しらねえよ!。大体、前にも言っただろ!オレは業界の人間じゃあねえって!。」ってとこだろうかと想像します。
  まあ、そっちをコメントする人物がいるとすれば、自動的にそっち側の人間(まあ登場しないと思うけど、、、)だとも思います。
  かつ、そっちも本音の所は、かつて、弁護士バージョンの論調記事(複数)を載せておきながら、この期に及んで、「やはりランスは10年以上に渡って私たちファンを騙し続けてきた。」という論調も、今更載せるに載せられない、と言うところでしょうか、、、。(黙殺が1番!?)

2013.08.25 22:40
アンコウ
Arturoさん、

まあ、あまりコメントチェーンの流れと関係ないし、自転車じゃないけど。

HONK de BONKさんのところ(http://blog.goo.ne.jp/kumataro2004/e/bede5e246d40141a360a36edff84934f)で知ったんだけど、ホノルルマラソンで4位になった女子選手のEPO検出騒動の出場停止期間を1年から2年にしろというJADA(日本アンチドーピング機構)の申し立て。仲裁判断という奴を流し読みしたんだけど、本人が言ってるような、貧血治療のためにEPO打ったなんていうの、時期的(時間的)にも絶対におかしいし、医者(しかも日本体育協会スポーツドクター有資格者)がEPOを投与しますと言わなかったなんていうのも、まず考えられないし、はっきり言ってこりゃあ選手本人に弁護の余地ないんじゃないの? これってドクターもかなり怪しいよね。きちんと操作すべきだよ。これってドイツでの事件ならドクターの名前も出てくるし、公式にコメントを求められるはずだし、場合によっては訴えられるよ。

日本でもJADAはしっかり仕事をしていますね。そしてそれほど多くないけど、ネットのニュースやサイトでもそれなりに取り上げられていますけど、でもそれほど耳目に入ってこないのは、やっぱり大手マスコミがこういうニュースを喜ばないってことなんでしょう。
2013.08.24 22:58
arturo
もちろんです。
  ただね、ランスの件はニュース性として、大リーグのそれよりデカい気はしています。
  悪質性のレベル、と言う観点とは別に、そのスポーツ界(ここではつまり自転車)で、単に違法行為によって、一記録が抹消された、というレベルでなく、そのジャンル内で最高峰のイベント(まあ、つまりツール)で、それまでの最高記録(まあ、7連勝)等が抹消された。こんな例って、他のスポーツ界で探しても、そんなにおいそれとは出てこないんだと思う訳です。
  (僕が言いたい事件性、と言うのはむしろこっち、、、)
 それが、先に書いたとおり、よりそっちにジャンルが特化している筈の自転車メディアでさえ、この体たらく、と言いたかった訳です。(ましてや一般メディアは、、、)
 ま、以前、高田馬場で言いましたよね、自転車メディアと言うのは鑑定団のマイヨージョーヌ、つまり一般メディアが扱った(いかにオタク性を扱う番組とは言え、、)ネタでも、にも拘らず、そっち扱いは全くなかった、、、と言う話、これが、こっちの業界のレベルだから、ランスの件も言わば、当然と、言う観点で見るべきかも?。とそう補足すべきでしょうか?。
 とにかくアンコウ様も指摘するとおり、これ(本来のテーマ、ドーピングの是否。線引きの是非)は難しいテーマだと思うので、取り敢えずもっと”煮詰まる”のを待つ事にします。
2013.08.23 23:53
アンコウ
Arturo さん、

こんにちは。まあ、日本では大リーグのAロッドのドーピングだってたいして大きく扱われてませんからね。あんなのアームストロングと比べたって悪質性はそれほど見劣りしないからね。永久追放だっておかしくないと思うけどね。アームストロング事件だって、自転車に関心のない日本人は知らないでしょうね。

まあ、ドーピングが発覚すると、ファンはまず間違いなく白けるでしょうから、ドーピングは解禁しろと言う人はほとんどいないとは思いますが、でも、なぜ白けるのかなぁ、なぜドーピングは最初から悪いこととされるんだろう、そこをはっきりさせないと正面からドーピングは駄目だと言えないんじゃないか、と思ったわけです。これはもう10年以上抱えてきた思いで、もう少し煮詰めて濃縮させてから書いた方が良かったかもしれないね。どうもダラダラと同じことを繰り返してしまったような気もしています。

パスカル・リシャールのその話は知らないけど、うーん。。。いずれにしても、どんな形であれドーピング解禁になって喜ぶのは医者と製薬会社だけでしょうね。リシャールは97年のウルリッヒが勝った直後に、あいつらはドーピングしてるんだと記者に言ってしまって、その後テレコムに謝罪したなんていうことがありましたっけ。

なお、日本のプロ野球でもドーピング検査はしているようですが、日本プロ野球機構のアンチドーピングガイドを見ると、「スポーツ界はドーピングを完全に否定しています。スポーツで競い合う場合、世界的に認められたドーピング禁止規程を守ることは絶対必要な条件なのです。いわば、スポーツ界全体のルールなのです。」(http://www.npb.or.jp/anti-doping/chapter1_b2.html)とあって、まあ、お説もっともなんだけど、どうしてドーピングを完全に否定しているのかが分からないんですよね。理屈じゃないんだ、決まっているんだからそれは守らなくちゃ駄目なんだ、というのはむろん一番大切なところだと思いますが、天の邪鬼の僕としては、もう一歩、歩を進めたいって思うわけです。まあ、この件まだまだ考えていきたいとは思ってますけどね。
2013.08.23 22:49
arturo
アンコウ様。
  オッ!出しましたね!。等と思っていたら、しかも、しめて3編となり、ドンドン追加、これはコメントしないとマズイなぁ~等と感じつつ、サボってしまいました。
  でも、ツラツラ考えるに、これは難しいテーマだなあとも感じました。(どこで線引きをするか?的な要素もあり、確かに僕も過去、医師がキチンと管理して、健康害が出なければ、万全の策が打たれていれば、ドーピングになるのか?どうなんだろう?と、真剣に思案した記憶があります、、、。)
  何より、3編全体に、「所感求む」と言うニュアンスを感じたりもしたりで、、つまりは、過去散々書いたとおり、僕の投稿テーマは、あくまで”サグラダファミリア”に関する内容、がその投稿根源ベースになっている。すると、”所感”と言うのは、これから逸脱するリスクもあるのでは?、等とも躊躇した次第です。
  勿論、ちなみにドーピング賛成のポジションを取るつもりも毛頭ないですが、、、。
  只、一連の騒動(98年フェスティナ)の時、スイスのパスカル リシャールが面白い事を言っていたのを思い出しました。「いっそのこと、ドーピング”解禁”すれば良い。但し、使用ヤクについて、それらを明確に申告する事を義務、条件として、」

  で、お茶を濁すようですが、日本の報道の偏りは言うまでないですね。同感です。(プロ野球等で、ドーピング検査やってるのか?僕には知識はありませんが、、、。)ランスの取り消しの時も、殆ど報道が記憶にありませんし。と言うか僕が”目撃”したのは、NHK衛星の10分ニュースの中で一瞬(扱いは30秒レベル)見た位です。(もっとも人によってはテレ朝の報道ステーションで、5分弱!?とにかく扱った、と言う話は又聞きしましたが、、、。)でも、これって、自転車界に留まらず、スポーツ界全体レベルの大ニュースじゃあありません?。こんな扱いで良いの?等と思ったりしました。例のUSAのインタビュー番組も(「僕はヤクに手を出しました。」番組)、イタリア、フランスでは、それぞれ、そのものが報道されたと言う話(それぞれ現地語の訳が入りますが、、、)ですが(勿論、深夜とかヘンな時間帯じゃあないですよ)、日本に関しては全く聞いていません。僕が知らないだけ!?。

  これほどの大”事件”、より身近な筈の、自転車メディアに至っては全く噴飯物で、と言うか、僕は全く扱いが記憶にありません。(日本語版、ヴェロ、マガジン位!?まあ、これを本屋で見た時、日本で、こんな本が売れる時代が来たの?等と思ってしまいましたが、、、。)
  そもそも、”ランスの大ウソ”の時も、(そしてその後も)記事が載っているかと思えば、殆ど、ランスの弁護士が書いたんじゃないかと錯覚しそうな記事しか載っておらず、取り消し、そしてその後の先のインタビュー関連でも、全く記事が記憶にありません。やっぱ、僕が知らないだけ!?。これって、これほどの大事件なら、そっちに特化したメディアだったら、それこそ各誌見開き4ページ位の記事がこぞって載っていても、なんの不思議はないと個人的には思うんですけどね。
 ま、こっち、自転車出版界も、アンコウ様の言う「社会のレベルが低下して~、、、、」の端くれメンバーと考えれば、まあ、整合する!?。
 (勿論、「アホぬかせ!・XO誌は12年V月号に、Yページに渡る特集記事組んどるわい!。それも正面から”事件”に対峙した内容だ。目ん玉引ん向いて良く見やがれ!(あるとすればS田先生の本!?しかし実際見たことないですけど、、、と言うか確信犯で見ない!?)」と言う指摘は大歓迎です。)
2013.08.23 19:31
アンコウ
クランク山さん、

こんにちは、ご無沙汰でした。むろん、わたしもドーピングは嫌いです 笑) そして、おっしゃる通りだと思います。

以前にも似たようなことを書いたかもしれませんが、きっと社会のレベルが低下して、金を稼ぐためなら法律のグレーゾーンを利用するっていう風潮が強くなるとともに、スポーツの世界でも勝利至上主義が蔓延し、グッドルーザーという尊敬される敗者に価値が無くなってきたんじゃないかっていう気がしています。

いや、犯罪だって、昔だったら老人や困っている人から盗むなんていうことは、どんな悪党もなかなかしなかったんじゃないでしょうか。いまじゃあ、オレオレ詐欺(名称変わったんでしたっけ?)や貧困ビジネスなんて珍しくないですからね。
2013.08.22 22:36
アンコウ
愛読者さん、

初めまして。コメントをありがとうございました。日本のロードレースでもちゃんとしたクラスはドーピング検査をしていますし、他の種目でもやっていると思いますけど、日本のマスコミはそうしたことを話題にしないですよね。ドーピングって話題にすると、スポーツの感動が下がる、視聴率が下がる、そんな風に思っているんじゃないかっていう気がします。スポーツは清く正しく美しくなくちゃいけないし、現在もそうあるはずだ。このところのスポーツ大会の、特にTV放送なんかを見ていると、あのはしゃぎぶりに辟易してます。

ただ、一方で事情を知らないまま、ドーピング騒動が起こると、事実以上にセンセーショナルに煽るようなマスコミも出現しますから、これもまた気をつけないといけないんでしょう。

今後ともよろしくお願いします。
2013.08.22 22:33
クランク山
「スポーツ」には「ルール」があり、それを逸脱せずに競うから社会からの賞賛と理解を得ています。

現実社会では、法を守らなかったり・不正を行ったり・信頼を裏切ったりする人の割合が増え、人間社会が崩れていきます。

「スポーツ」の場では「勝利」という欲望を達成する場合でも「ルール」を守るという順法意識や自制心を身につけられます。

「スポーツ」が社会から賞賛されている、「ルール」を守り「勝利」を得るという本質部分が無いのなら、そんな「スポーツ」を社会は不要と判断するでしょう。

「ならぬことはならぬものです」

(※「ならぬ」とされる「ルール」が時代の変化に合わせて妥当な改正が行われている事が前提ですが。)
2013.08.22 20:38
愛読者
いつも愛読しています。
ドーピングのお話し大変勉強になりました。

私は5年ほど前からロードバイクに乗り始め、この4年ほどで急にロードレースのファンになりました。Jsportsの放送が連続するときは、眠たくて仕事の効率が悪くなるのが悩みです。

今年のツールではフルームの走りにどきどきしました。
私は英語の記事を何とか読むだけですが、ドーピングに関係する話は海外のメディアと国内メディアで温度差を感じました。

日本のロードレースでもちゃんとドーピング検査をしっかりやって欲しいです。やっぱりルールである以上、性善説では良くならない(良いかどうか判らない)と思います。

これからも楽しい記事を楽しみにしています。
2013.08.22 18:53
アンコウ
インフレエンザさん、

初めまして。コメントコメントに感謝いたします。おっしゃる通り、日本のメディアはちょっとおかしいですね。

たぶんオリンピックで日本人
のドーピング失格者がでなけりゃ、マスコミは触れずにおこうっていうつもりなんでしょうかね。でも、それじゃあ遅いんですよね。一人失格者が出た時には、すでにかなり蔓延していると考えなくちゃいけないんでしょう。

よく言われることですが、日本のマスコミはスポーツに限らず、取材対象と仲良くなりすぎで、批判精神がなくなりがちなんですよね。取材対象に気を遣って都合の悪い話はしない。だからプロ野球のドーピングや大相撲はどうなんだという疑問すらでてこないんでしょう。
2013.08.20 21:48
インフレエンザ
はじめまして、僕にも長文を投稿させてくださいw

ランスがインタビューで言ってましたが
「これから先、ドーピングをする選手は居なくならないし、ドーピングも無くならない。」
これは当たり前のことです、世の中から犯罪者が居なくならないのと同じです、不可能です。

ただ不思議なのが、例えばツールで勝つということは欧米では国の名譽がかかるほどの重大な事です。
他の競技でもオリンピックで勝つということはとてつもなく名譽なことで
国の威信が掛かっている場合もあります。

にもかかわらず、そのような場所でドーピングした場合
それはとんでもない悪事なのは明白で
人を殺したくらいの勢いで報道されて、人間のクズ!!と
メディアやファンからブっ叩かれるのもしょうがない事です。

ところが、やっぱり日本のメディアは
軽く交通事故でぶつけちゃった、くらいの規模でしか報道しない
うちは関係ないからどうでもいいくらいの扱いです

陸上選手のオスカー・ピストリウスが恋人殺しの容疑で
メディアに取り上げられていた時、日本のメディアは殺人事件に
関してばかりクローズアップしていましたが
同時に禁止薬物が見つかったことに対してあまり大きく扱っていませんでした
「へーえ、そうなんだ」くらい。

普通に考えてとんでもない事件が2つ同時に絡み合っているのに
恋人を殺したことにばかり注目していました
この国はアンチ・ドーピングに関しての関心があまりにも低いと思います
いろんな人が言っていることですが
どうも日本はスポーツ医学に関しての知識に
妙なタイムラグがあるように思えてなりません。

日本だけがなんだかおかしなことを未だに信じこんでるなーとか
なんでそんなことも知らないんだ・・・?とか
もちろん、中心では最先端に近いとは思うのですが
それが末端まで行き届いていないというか・・・
2013.08.20 20:29

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/1453-207a2faf

プロフィール

アンコウ

アンコウ
**********************
あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

カテゴリー

openclose

FC2カウンター

Amazon

月別アーカイブ

検索フォーム