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1998年ツールのドーピング

2013.07.25.22:25

ツールが終わるのを待っていたかのように1998年のドーピング騒動がふたたび甦っております。15年も前のことを蒸し返してどうするんだ、という意見もあるかもしれませんが、僕はそうは思いません。すべて洗いざらいはっきりさせたいと思うところですが、ただ、残念なことに、名前が出た30人の選手たち以外がクリーンだったというわけではなく、当時の尿が残っている選手だけしかわからないらしいです。rsn では少し前に「ドーピングなんて知らない」発言をしたフォイクトの尿は残っていないとわざわざ書いてあります。

まあ、ハミルトン本を読んだ人なら、この時代にドーピングをしないでツールに出場するのはアマチュアだったということなんでしょうね。選手が能力を高めたいと思うのは自然なことで、規則正しい生活をして栄養のあるものを食べて、徹底的に化学的にコントロールされたトレーニングをする正しいスポーツマンもいるでしょうし、手っ取り早く薬に手を出すスポーツマンもいるってことでしょう。

ドーピングをしてはなぜいけないか?倫理の問題だとすると、境界線は非常に曖昧な気がします。フェアであることは見ていて気持ちが良いけど、プロである以上、勝つためにはある程度は相手の裏をかくのはスポーツの常道だしね。

健康の問題なら、優秀な医者が徹底的にコントロールすればどうなのか、って問題になります。EPOが出始めたころ、ベルギーやオランダでは数十人の選手が突然死したそうですが、イタリアでは死亡した例はなかったそうです。それはフェラーリ医師というEPOの専門家がいたから。でも、こうなっちゃうともうスポーツの範囲を逸脱してますね。

ただ、今回のニュースによって、今は検出できない薬でも15年後に検出されるかもしれない(たぶんその確率は非常に高いのでしょう)というプレッシャーにはなるでしょう。

ただ、確かハミルトン本にあったんだったと思うけど、みんながドーピングしていたなら公平じゃないか、と短絡的に考えるのはやはり間違っています。組織力や金力もあるでしょうし、薬に合う合わないという体質もあるでしょう。結局ドーピングをして行われた自転車競技は、きっと本来の自転車を早く走らせる能力とは別の争いになっていたのだろうと思います。だから、そう考えると、やっぱり全員がクリーンだったらどんなツールだったのかは、是非見たかったと思うわけです。

ところで、この後、年代順に残っているサンプルをすべて再検査するのでしょうかね?

----追記(2013, 7/29, 22:40)
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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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