ランディスの告発メール騒動はどうも信憑性という点から、あまり相手にされていないようです。アームストロングは2年ほど前から定期的に脅しのメールが届いていると言って、ランディスが2006年のツール失格後に繰り返した訴訟の費用から、金を要求してきたと言っていますね。
ブリュイネールも話にならんと一蹴。そもそもまったく証拠はなく、それにこれまでのランディスのやってきたことが信憑性に?マークを付け加えているようです。つまり、絶対やっていないと訴訟を繰り返し、さらには本まで書いたあげくに、この時期に(ランディスに言わせると、ドーピング違反については8年という時効があるので、2002年のことは今言わないと時効になってしまうとのこと)突然、他の選手まで名指してドーピングを告白するというやり方に、どうもなにか復讐心に駆られて暴発したという感じが否めない、ということのようです。さらに彼はフランスのアンチ・ドーピング研究所のコンピューターにハッキングしてデータを改ざんしたか消去したとされ、フランス国内に入れば逮捕される状況にあります。そんなこんなで、やけくそ気味のドーピング告白ではないかとみなされても仕方がない状態です。
さらにさらに、笑っちゃうのが、ランディスがアームストロングから聞いたと主張している件。なんと!!アームストロングが、2002年のツール・ド・スイスでEPOに陽性になったけれど、当時のUCI代表のヘイン・フェルブリュッヘンに金を渡してテスト結果をもみ消してもらった、と言うのです。
ところが、UCIが即座にそれに反論。これが笑っちゃう。「アームストロングは2002年のツール・ド・スイスには出場していない!」
やれやれ、ランディスの告発はちょっとガサツ過ぎますね。その年にアームストロングがツール・ド・スイスに出場していたかどうかのウラぐらいきちんと取ってからやれっていうの。
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