ワロンの矢という意味で、ワロン地方はフランス語圏なのでこう言うようですが、先週のブラバンツェ・ペイルのほうはオランダ語圏だからオランダ語で。まぁ、どちらも古いレースですが、どういうわけか矢という名称がついてます。で、どちらも平日開催ということで、日曜開催のフランドル一周、パリ〜ルーベ、アムステル、LBLよりワンランクしたと見なされているようですが、なかなかおもしろかったですね。
実はスカパーで見る予定がちょっとした手違いで、しかたなくライブストリームの小さな画面で見ていたんですが、それでもなかなか興奮しました。
特に拙ブログとしてはジーモン・ゲシュケ
ですよ! まさかユイの壁で、残り一周あるのに、あんな強烈な逃げを打つとは思いませんでした。なんとか最後まで力を温存して、優勝候補についていって上位入賞を、と思っていたんだけど、おそらく、本人としては勝負に出ましたね。力を温存しても最後の坂ではパンチ力不足で上位には入れても、優勝争いの目はないと踏んだわけでしょう。
ただ、逃げたときに、前にいたラウレンス・テン・ダム以外にも、もう少し強い選手が一緒に反応してくれたらおもしろかったんですが。フィリップ・ジルベール
とかペテル・サガン
が逃げに飛びついてくれていたら、せめて、ジルベールだけでも一緒に来てくれたらBMCは追走しないし、展開が変わったと思うんだけど、まあ、そううまくはいかないですね。
フェイスブックでは壁でのアタックの時の凄い雰囲気にグレートフィーリングと言ってますが、残り30キロの勝負所でアタックする勇気に感動させてもらいましたが、欲を言えば、アタックで満足してはいけません キッパリ)← 偉そうですいませんが、もう気持ちは完全にコーチです 笑)
ファビアン・ヴェークマン
は途中ドイツチャンピオンジャージが結構見えていたのに、ゲシュケが逃げた後は集団の後ろの方に見え隠れし、そのうち見えなくなってしまいました。結果から見ると、ドミニク・ネルツ
と一緒に1分半ぐらい遅れてゴール。ヨハネス・フレーリンガー
はまたリタイアです。珍しいですねぇ。まさかまた落車? この人ほとんど途中リタイアしない選手だったんだけどね。ひょっとしてフレーリンガーがリタイアしたのでゲシュケが一人で行く気になったのかなぁ?集団にはもう一人アルゴスの大柄なゲオルク・プライトラー
が残っていたけど。。。
しかし、つい二週間前まではブイブイ言わせていたサガンがあまり目立たなかったし、ジルベールも最後追いつくか?と思わせながらゴール前100メートルぐらいでズブズブ。ロマン・クロイツィゲル
もあの激坂はちょっとダメでした。あれ?アルベルト・コンタドール
は? ちとお疲れですかね? 一方でミヒャウ・クヴィアトコフスキ
、またまたベストテン入り。この選手は早くもオメガファーマと契約を二年延長決定だそうで、この先も目立つ選手になるのでしょうか? ちなみに、どうでも良いことですが、この選手の名前、ミヒャウと読みます。最後が便宜的に L の綴りになっていますが、これ L とは違うポーランド文字です
ただ、三年ぐらい前にも春先のレースでイエンス・ケーケレイレ
が破竹の勢いだったことがあったけど、その後パッとしないからなぁ。そういう例もあるということで。。。
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