だいぶタイミングが遅れましたが、フレーリンガーのブログが更新されていました。4月7日の日付でした。
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バスク一周はいつでも不気味にきついレースだった。ほとんど1キロだって平らなところがなく、どのチームももっぱら山岳コースが得意な選手たちをメンバーに送り込んでくる。
スタートリストにスプリンターを捜してもほとんどいない。だから、ぼくらはチームとしてたったひとつのステージ、つまり第2ステージだけ、上位の結果を残すチャンスだと見込んでいた。
ところが、70人の大集団でのスプリントでは僕らのチームは4人しか残っていなかった。そしてリード・アウトが出来るようなまとまりがなかった。他のステージはワールドクラスの集団の中で、とても上位に入るチャンスはなかった。春先のレースがみんなそうだったように、天候もひどかった。最初の二つのステージはまだ雨にならなかったけど、そのあとは古典的なバスク地方の天候で、たくさんたくさん雨が降った。とくに最後から二つ目の日は太陽以外は何でもありだった。風、雨、雹(ひょう)そして少しだったけど雪も。これに10の山岳ポイントがあって、レース展開もスタートからとてもアグレッシブで、このステージをゴールしたのは70人しかいなかった。半分以上の選手がリタイアして、そこにはむろん僕らのチームも全員含まれていた。ウチのチームで、最終日のTTに出走した選手はいなかったってわけ。壊滅状態だけど、落ち込んでいるわけにはいかない。
【このレースに参加した】ぼくらはみんな元気だ。ただ、他のチームメイトには何人か体調の悪い選手がいる。だから、ぼくの出場予定レースも変更があった。ブラバントの矢は補欠だったんだけど、急遽代理出場になった。
その後はアムステル・ゴールドレースとフレッシュ・ヴァロンヌに出場する。そして、次の週にはツール・ド・ロマンディーが始まるから、ここ何年かで初めて、リエージュ・バストーニュ・リエージュには参加しない。
じゃあね。
ヨハネス
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バスク一周、最後のTTを待たずにリタイアしたゲシュケとフレーリンガーはアルデンヌクラシックのためということだったようですが、ヴェークマンは水曜のブラバントの矢には出ず、今度の日曜のアムステル・ゴールドからで、ネルツはどうやらアルデンヌにはでないですね。ネルツがやめたのはエースのヴァンガードレンがやめたからなんでしょうね。
ところでアムステルはJスポーツでは放送しないんですね。このレースって、日本で言ったら住宅街のウラの抜け道みたいなコーナーだらけの細い路を延々と走ったり、土手の短い急坂が出てきたりで、けっこう変化があっておもしろいんですけどねぇ。ストリーミング放送で見ることにしましょう。
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