フレーリンガーのブログも、デーゲンコルプも、マルティンも、あ、グライペルまでブログが更新されていますが、しかし今日の最初の記事はやっぱりこれを書かないわけにはいきません。
21世紀になって、恐るべき事態が進行しているという気がしている。311の原発事故で、いかに政府や専門家が言うことがでたらめだったか、多くの日本人が気づいたと思う。そしてなにより罪が重いのは、それを大本営発表のように、まともな批判もせずに書き連ねたマスコミやTVだ。
今回のTPPの極秘条項の件も、すでに去年の6月から分かっていたのに一切発表しなかった。これは本来大スキャンダルだ。政府がひっくり返ったっておかしくない。
東京新聞の記事へ安倍は「聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になった」と胸を張ったが、こんなの大嘘だ。この不平等な条件は、後から入った国に文句は言わせないっていうことだよ。決定権は先に入ったアメリカを始めとする9カ国にあるわけだよ。だったら連中が日本を切り崩したいと一番考えている部門、農業や畜産業、軽自動車優遇や皆保険制度、これを「聖域」なんていうはずはないではないか! どれも一般国民の生活に直結することばかりだ。
以前書いた悪夢が現実の物になりかねない。
原発のときもそうだったけど、このTPPの問題でも、国民を困窮させる情報は出さず、大丈夫、大丈夫、ただちに健康に害は及ばないと言い続け、後のことはほっかぶり。それを大マスコミもただ繰り返すだけ。結局権力を持つ連中(マスコミは第4の権力といわれています)が国民の事を考えるなんて言う時代はとうの昔に終わっているんだろう。
ほんとうに、いま、日本はでたらめな国になっている。第二次大戦時と同じだよ。上層部は国民の事などこれっぽっちも考えていない。そして大マスコミもそれに同調している。どうしようもないね。
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