21世紀、鉄腕アトムの時代だったはずなのに、変な世の中になってきたもんです。生活保護受給者とか在日外国人とか、少し前にコメントくれたネトウヨさんのように日教組っていう伝統的なのもありますが、なにしろ少数者、少数派に対するバッシングや批判に血道を上げている人々。バッシングや批判なんていうお上品な言葉を使うから駄目なんだよね。はっきり言って「いじめ」ですよ。特に在日外国人にたいしては、読むに耐えないプラカード、聞くに堪えない罵声を挙げてデモしたようです。デモなら、あんな掲示板に書き込んだら逮捕されるようなことを言ってもいいもんなの?
日本が中国人や韓国人に乗っ取られるって、TPPによっていままさにアメリカに乗っ取られようとしているっていうのに、なんていうトンチンカンな怒りなんでしょう。
前にも書いたように、怒りの方向がまったく逆です。まあ、はっきり言って差別意識が下地にあるからなんでしょう。この差別意識って言う奴が人間の社会をどうしようもなく低劣なものにする元凶です。少し前まではこういう意識って自覚した瞬間に自らを恥じたものだと思うんだけど、昨今はむき出しにしても良いと思っているらしい。
人を差別する意識って、きっとなかなか逃れられないものなのかもしれません。でも、それに開き直ってしまっては、もうおしまいです。多数派が少数派を差別するわけですから、あるとき自分が少数派になれば、それで差別される側にまわるわけですから。そして差別された者がその怒りを別の差別できる対象に向けていく。。。
さあ、誰が一番喜んでいるでしょうね。
想像力と自己を省みる心と、理想的な社会とはなんなのか、これを常に意識することで、少しでも、差別のような、人間がどうにも逃れがたい負の意識を克服していけるのではないか、こんなことってわざわざ偉そうに書くようなことでもないですけどね。
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