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ハミルトン爆弾炸裂、黒い尿

2013.02.23.15:14

少し前の19日のことですが、オペラシオン・プエルトの中心人物、フエンテス医師の裁判で、ハミルトンが証言しました。当時のCSCのチーム監督だったリースの紹介により、2002年から2004年までフエンテスの顧客として、主に血液ドーピングを行ったと言うことです。ハミルトンは血液ドーピングですが、他の選手にはEPOやテストステロンやその他のドーピング薬品を購入した者もいたようです。

ハミルトンは、自分は顧客の健康をまず第一に考えたというフエンテスの証言に真っ向反論。フエンテスがハミルトンに様々な別のドーピング方法をそそのかし、成長ホルモンやインシュリンを薦めたとのこと。インシュリンは実際に一回試してみたそうで、『しかし僕にはうまくいかなかった。ものすごい汗で心拍数が高くなり、おかしいと感じた』と言ってます。また、2004年7月には血液ドーピングをした後、40分ほどして尿が黒くなったそうです。

ドーピングに対するコストはすべて自腹で、年間25000〜30000ユーロ(250万〜300万円ぐらい)で、血液を凍結させるという新しいドーピングの方法が行われるようになって、年間50000ユーロに値上げしたとのこと。

ハミルトンは2004年9月にドーピングチェックで他人の血液が検出されて出場停止になったのですが、これについて、自己血液によるドーピングだと言われていたのに、他人の血液だった、とフエンテスの詐欺的行為にたいしても非難しています。

このことからも、フエンテスが顧客の健康をまず第一に考えたなんて言うのは、冗談じゃない!ってことですね。

ところで、2006年、オペラシオン・プエルトで警察によって押収された血液パックは224あったのですが、そのうち51個が行方不明のままなんだそうです。現在その残りの173個を保管しているバルセロナのアンチドーピングラボの話では、行方不明の51個はバルセロナに届く前になくなっていたとのことで、どうやら大きな陰謀じみたものが隠されていそうな雰囲気ですねぇ。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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