もうこうなってくると、どこまでいくんだぁ、って感じですね。ガゼッタ・スポルトはチッポリーニのフエンテスのもとでの血液ドーピング、EPO、筋肉増強剤、ホルモン等のドーピングを、毎月のドーピング計画表とともに詳細に報告したようです。ようです、っていうのはrsnの孫引きなので 笑)
ただ、記事によると、
2002年のドーピング計画表がついているんですが、見事にミラノ〜サンレモで優勝する三日前に血液ドーピングを受けているとか、なんかものすごい表です。といいながら、詳しい見方はわからんけど 笑)
そうかと思うと、カンチェラーラまで。。。こちらはハミルトン爆弾ですね。フエンテスの顧客名簿にコードネーム「ルイジ」で表記されているのが、カンチェラーラの以前のトレーナー、ルイジ・チェッキーニの名前だから、っていう理由みたいですが。。。チェッキーニっていうのは元祖EPOの父と呼ばれるコンコーニの弟子だったそうです。コンコーニと言えば、1985年頃でしたか、F.モゼールのアワーレコード記録のときにさんざん持てはやされましたね。サイスポなんかでも、スポーツを科学で解明して勝つ、なんて科学的トレーニングの世界的権威と持てはやされていたような記憶がありますが、いまでは「EPOの父」かぁ。
が、カンチェラーラはチッポリーニとは違ってコメントを出してます。フエンテスと会ったことは一度もない。「ぼくはクリーンだ。訴えるとかするつもりはないけど、お話が作られすぎだよ。チェッキーニとはサクソバンク時代に会ったことはあるけど、ドーピングの話なんかしたことない。当時はたくさんの名前が出た。たとえばACのコードネームはアルベルト・コンタドールだとか言われたよね。でもこのルイジは僕のことじゃない」とのこと。
もうなんだかねぇ。これからしばらくはこんな話題が次々出てくるんだろうなぁ。ただなぁ、1990年頃から2006年のオペラシオン・プエルト、あるいは2008年の血液パス(生体パスポート)導入までのすべてのレースの優勝者が、これから先、疑惑の目で見られることになりかねませんね。
フエンテス裁判でも顧客名簿の提出もなかったようだし、こうなると憶測が憶測を生み悪循環。ただなぁ、個別の選手を糾弾するだけじゃあ駄目なんですよね。マスコミはそのほうがおもしろいだろうけど。結局、UCIという組織そのものの隠蔽体質や明らかな不正操作、あるいは不平等なドーピングチェック等、この組織の腐敗そのものを徹底的に暴かないと、駄目だと思いますね。あれ?これってUCIだけじゃないね。UCIの代わりに、わが国でもいろんな言葉が入りそうです 苦笑)
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