このところ、やっとこさ、「1Q84」を遅ればせながら読んでいて、ちょっと夢中になっているので、ドイツ人選手たちのブログ紹介でお茶を濁しています。うーん、「1Q84」、むちゃくちゃおもしろいですね。村上ワールド全開って感じです。いまBook2が残り100ページほどになってて、「巻を置くあたわず」っていう感じ。いや実際はそこまで暇ではないので、巻を置いているんですけどね 笑) 荒唐無稽な物語自体もおもしろいけど、この人の一番の魅力は適切な比喩ですね。
というわけで、デーゲンコルプのブログです。
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この二日間のインタビューマラソンのあと、今日ようやく再び自転車選手としての普通の生活に戻った。昨夜遅く、ビゴからアルテアへ移動した。ビゴでは今年のブエルタのコース発表があったんだ。ぼくはステージ5勝のおかげで招待されて、意見を述べてきた。
簡単に言って、コースはまたまた非常に難しいものだ。むろんどの山頂ゴールが、山岳スペシャリストにしか勝ち目がないっていうほどハードではない。これは2012年もそうだった。ぼくみたいなタイプには、これは良いことだよ。グルペットでの苦しみはそんなに激しくならないだろう。それに、ひどい山はたいていステージの後ろのほうで出てくるから、それまでの待機時間があるので大きな問題にはならないだろうね。それ以外にも、スプリンターが勝てそうなステージが5つから7つぐらいありそうだ。これも去年ととても似てる。今のところブエルタはぼくの予定に入っている。でも、年の初めの企てが、そのまますべて実行されるかどうかはわからないよね。ひょっとしたら変更もあるだろうし、ぼくは出ないかもしれない。
アルテアでの金曜のチームプレゼンテーションは自転車のマイヨで登場したんだけど、その後ぼくはブエルタのプレゼンテーションのために空港でなにかシックな服を買わなければならなかった。プロ自転車選手のトランクにはフォーマルな服とかそんなものは滅多に入ってないからね。ぼくは自転車のマイヨで出席してもかまわないんだけど、まあ、そうも行かない。空港では3時間半も買い物に費やした。ズボンとシャツを買った。でも上着と靴がまだ買えなかった。そこで手近な店で、たいして着比べることもしないまま、ぼくに合ったものを適当に買った。結果はオーケーさ。誰も文句を言わなかったよ。
この後は再びトレーニングに集中する。15日にはチームのトレーニングキャンプがここではじまる。もう一度ハードな10日間になるんだろうね。
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