マルティン、さすがに元ロボット警官です。年末は、以前チャリティオークションに出品した際の子供のためのホスピスへ慰問訪問をガールフレンドと一緒にしたそうです。このあたり、今世界中を騒がせている元大選手とは全く違いますね。元大選手は自身癌サバイバーなのに、ツールの直前に小児癌の子供たちの慰問を要請されたときにあっさり断ったそうですけどね。で、中東のドバイで来年春に行われるツール・ド・ドバイを盛り上げるために招待されて馬と競走したそうです。ま、結果はね。例によってロボット警官らしくきまじめに訳してみましょう 笑)
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わたしの生涯で最も不思議なレースだった。しかしおもしろさでも高レベルのレースではあった。2014年の春に開催される予定のドバイ一周のプレゼンテーションで、わたしは競走馬を相手に走ったのである。1キロの距離でコースは直線、向かい風の平坦路だった。スタートでは4本の足を持つ相手より良いスタートが切れた。リードして、スピードを上げていったが、ほぼ100メートルでゆっくりと鼻面が鼻息粗く横に並んだ。そしてもう馬は完全に前方へ出た。わたしはほぼ6秒遅れた。ノ〜チャンスだった。
わたしのタイムは1分10秒ぐらいだった。しかも埃まみれになった。というのはわたしを撮影するために私の前を車が走っていて埃を巻き上げていたからだ。族長たちの余興というわけだ。ほかにもレイダー・ヘシェダルとアルベルト・コンタドールとヴィチェンツォ・ニバリが1000メートルのスプリント競争をした。こうして大騒ぎが終わった。わたしたち4人は年の変わり目をそこで過ごすようにと、大晦日に招待されていた。しかしわたしは遅れて、68キロの周回サイクリングコースの除幕式に遅刻してしまった。
カタールとオマーンではすでに一周レースが行われている。いまここにドバイが加わろうというわけである。みんなの話では、しかもこの二つの隣国のレースよりも大きく立派なレースにしたいのだそうだ。いずれにしてもわたしたちの滞在は大騒ぎだった。たとえば、プレゼンテーションでわたしたち選手が着たマイヨはヴェルサーチのデザインだった。
なにはともかく、この短期間の旅はおもしろかった。人々はみんなとても親切で運営はパーフェクト。みんな分かりやすい英語を話し、おかげで相互理解も簡単だった。ふたたび飛行機で戻ってきたのが残念なくらいだ。きっともう一度、今度はプライベートでドバイへいくことになるだろう。しかしいまはまたふたたび本当の自転車競技、つまり2本の足を持つライバルを相手にした本当の自転車競技に集中しよう。
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中程にある68キロのサイクリングコースの除幕しきって言うのは、これがツール・ド・ドバイのコースになるんでしょうか??同時に、そこにあるヘシェダルとコンタドールとニバリのスプリントはコンタドールが勝ったようですね。cyclingnews.comに写真がありますね。しかし、ロボット警官といえども、さすがにサラブレッド相手では勝てないかぁ。
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