この世界戦を最後に引退すると言っているフレイレ、ゴール後に怒り狂ってます。レース前の打ち合わせでは、最後のカウベルフまで来たら、スペインチームは全員でフレイレのアシストをするという約束になっていたそうなんですが、バルベルデがフレイレのアシストどころか、ひとりで行ってしまったわけです。
フレイレの話。「僕はすべきことをすべてした。しかし腹が立つのは、当初の決定を無視する奴がいたってことだ。最低だよ。」
と、まあスペインチームは強い選手が何人もいるからね。それに対してドイツチームは、メダルは逃したけど、うまくまとまっていました。
デーゲンコルプの話。「辛いよ。世界チャンピオンになるチャンスなんてそうないもん。たしかに、カウベルフでのジルベールのアタックについて行けなかったけど、でもメダルが欲しかったなぁ。4位ってのは一番悔しいけど、でもこの成績は来年のための良いモチベーションになるよ。みんなでビールを一杯か二杯飲んだら、きっとこれも笑い話になるよね。ただねぇ、僕は喜んで良いのか、逃したチャンスに腹を立てればいいのか、なんかよく分からないんだよね。チームのためには残念だったよ。できることならやり直したい。」
ヴェークマンの話。「たしかにね、4位ってのは木のメダルだ。でも顔を上げられないような成績じゃないよ。ぼくらのチームとしてはガッカリはしているけど、絶望するようなものではないね。」
ゲシュケの話。「ぼくはレースにとても満足しているよ。僕たちはミスをしなかった。だけどメダルには後一歩だったってことさ。」
フレーリンガーの話。「一瞬、コントロールできなかった瞬間があって、それで逃げの集団を許容してしまった。でもぼくらはそれを修正して、逃げをつぶして振り出しに戻したんだ。」
レース展開は残り80キロぐらいでコンタドールを中心に30人近い逃げの集団ができたんですね。そこにドイツ人選手がひとりも入れなかった。で、結局それを追いかけるのにフレーリンガーとゲシュケを使うことになって、残り2周の時点でこのふたりが脱落、さらに残り一周ではクネースも脱落して最後の一周はデーゲンコルプとヴェークマンとマルテンスの3人になっちゃったんですね。逃げをつぶすのにフレーリンガーとゲシュケを使い切ったのがもったいなかったとも言えます。
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/1071-61afa6b3