去年のU23のヨーロッパチャンピオン(そんなのがあるんですね)だったユリアン・ケルンがAg2Rと契約したとのことで、ドイツ人としては珍しい登りの選手のようで、ちょっと楽しみです。タイプとしてネルツと同じようなタイプなのかな?そういえば、顔もやさしげです。
というわけで、フレーリンガーのブログ、25日の日付です。第8ステージが終わった時点でのレース日記ですね。
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最後の更新以来数日過ぎて、ブエルタでもいろんなことがあった。ジョン・デーゲンコルプは3勝目を挙げた。アラゴンのオートバイレースコースで彼は改めて最強スプリンターであることを証明した。
その晩は予定していたアウトバーンホテルのレストランでの食事をキャンセルして、みんなでレイダの市内へ行き、ピッツェリアでくつろいだ雰囲気の中、勝利を祝った。
ブエルタの第一週は気温の高さがひどかった。僕はそれにうまく対処できた。ただ、この二日間のエアコンのないホテルではちょっとまいったけどね。今日はアンドラの山頂ゴールだった。ぼくらは1700メートルのスキーホテルに投宿した。
今日は逃げグループに入るという希望を抱いてスタートしたが、ホントに長いアタック合戦が続いた。最初の90分、平均スピードは50キロ以上だった。そしてやっと6人の逃げが成立した。でも、結局チーム・スカイがこの逃げグループにステージ優勝を与えないためにペースアップした。
シャンペンでお祝いする日もあれば、病院行きになる日もある。この日、トム・デュムランが最後の下りで落車したんだ。彼はガードレールに突っ込んで腹部に大きな傷を負った。見た瞬間、まずこれは恐ろしいことになったと思った。この場にいたみんながショックを受け、最悪のことを考えた。でも、トムはすぐに介抱され、傷はとりあえず縫合された。
病院から大丈夫だという電話をもらうまで2時間ぐらい、心配だったよ。傷はそれほど深いものではなかったので、彼は病院に入院せずにホテルへ戻ってきた。
ものすごいショックだったけど、終わってみれば、それほどひどくなくて良かったよ。でもうちのチームは重要な選手を一名失うことになった。でもみんなが、トムとふたたび顔を合わせて冗談を言えるようになったのだから、また新たにレースに集中することができるし、そうしなくちゃね。
ブエルタは明日も続く。ほぼ下り基調のコースで、暑さもぶり返すみたい。バルセロナのオリンピックがあった場所がゴールだ。きっと凄いレースになるよ。
ヨハネス
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デュムラン、ガードレールでお腹を切ったらしいので、きっと出血量がハンパじゃなかったんでしょう。過去にガードレールのせいで死んだ選手もいるので、最悪のことを考えたんでしょう。たいしたことなくてよかったです。今日はTT。ここでは大本命のマルティンが世界戦に向けてどんな調子か、ってことでしょうか。またパンクなんかするなよ。ただ、世界戦、カンチェラーラもウィギンスも出ないという噂もありますね。
--2012, 8/28、21:36 追記
あれ、今日はTTじゃないわ。TTは明日でしたね。
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