いやあ、最後興奮しましたね。ラスト3キロぐらい、ひときわ小柄なフレーリンガー
が先頭を引っ張り、その後はもうひとり小柄なのがいたけど、あれがジェニエ
かな?途中、結構列車が分断されるんだけど、最後はうまくまとまりましたね。
最後カタパルトになった大柄なのがクーン・デ・コルト
。デーゲンコルプ
が発射した後はもうハンドルの下を持たず、上半身を立てて、なにか叫びながらゴールを見続けていました。他の選手達が必死で頭をハンドルの上にかぶせているなかで、ひとり目立っていましたが、デーゲンコルプが両手を挙げたときには左手を突き上げていました。
うーん、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」、っていう大昔の映画「戦艦ポチョムキン」のラストの台詞を思い出します。もっとも、あれは誤訳だそうだけど。
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うほーっ、今日もスプリントだった。最後の数キロは信じられないほど速く、しかも真っ平らと言うより少し下り気味のゴールラインだった。本来なら、こういうゴールは僕向きとは言えない。でもチームが一日中僕のために働いてくれて、みんなが最後に僕をパーフェクトによいポジションへ連れて行ってくれたので、あとはただ全力を出しさえすれば良かったんだ。そうしたらゴールに届いた。ぼくはベンナーティ
を風よけにして、くらいついて、追い抜いた。ゴールを先頭で通過し、チームの仕事に勝利で報いることができるっていう気持ちは、もう言葉にできないよ。
第2ステージで勝った後だったので、今日はずいぶんリラックスして走れた。モチベーションはムチャ高かったし、足も快調、勝たなくちゃというプレッシャーもない。こうなれば、勝つのはずっと容易になる。今日もみんなで喜べる。ほんとにチョー幸せ。明日以後はグリーンジャージを守るよう努力したい。そうやってできるだけたくさんポディウムに呼ばれるようにがんばるよ。
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ロード選手って、なぜか、比較的声のトーンの高い人が多いんですが、デーゲンコルプは低音で、なかなか良い声です。少し前の
アルゴスのHP でも雨の中の練習で、ニコニコしながら I love my job ! って低音で言ってましたっけ。と思って
アルゴスのHP に行ってみたら、カタパルトのクーン・デ・コルトと、それから土井選手も、デーゲンコルプ勝利後のインタビューで話していました。まだ見てない人はぜひ、お勧めですよ。
しかし、いやぁ、もう一度書いておきましょう。
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