大津市のイジメ自殺事件、けしからんという気持ちは分かるんだけど、でもこれでは日本中で加害者(?)たちをイジメているってことだよ。これではイジメはなくならない。しかもマスコミが煽ること、煽ること。もっと他にも怒るべきことが山ほどあるはずだ。なのに、こういうわかりやすいニュースを大々的に取り上げることで、マスコミはもっと怒るべきこと(原発、消費税、オスプレイなどなど)から国民の目をそらそうとしているのではないだろうか?
ノルウェーの銃乱射事件、去年の今頃だったんだね。ツールの期間中で、フースホフトがレースどころではないと言っていたのを思いだした。
原理主義、不寛容と一元化の幻想と排除の思想今朝の朝日新聞には現在の事件関係者の話が載っている。それを読むとこの北欧の国の一般的な人々の成熟した世界観に感動すら覚える。事件の生き残りで地方議員になった青年は「テロを機に監視社会ができたら、ブレイビク(犯人)の思うつぼだ。そうさせないのが、生き残った僕らの役割だ」と言う。
なんだろうなぁ。。。イジメにイジメで報復する社会と、70人も殺害しても死刑にしろなどという声はほとんどでず、開かれた社会を守ろうとする人々。まるで人としての質が全く違うような気がする。どうすればより良い社会が作れるか、この視点が日本には全く欠けている。
ノルウェーはじめ北欧のゲルマン民族はヴァイキングだし、歴史をさかのぼればひどいことをたくさんしてきているはずなのに、現在では多くの人々がこういう考え方をできるというのは、どこで、なにが、どう違った結果なのだろう??
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