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映画「おみおくりの作法」と新自由主義

2024.02.23.11:20

IMG_8480.jpg

この映画はもう6、7年前に夜中に一人で見てて、画面が暗転した後、顔を覆って泣きました。それについては書いたことがありますのでそちらで。

映画「おみおくりの作法」(ちょっとだけネタバレ)

で、昨日、友人から中古を手に入れたと連絡があったので、借りてきました。やっぱり最後は泣くしかないよね 笑)この映画はその最後だけ強調されてしまったようだけど、でもそこに至るまでの細部も実に上手くできています。据え置きカメラの映像が多く、同じシーンの繰り返しと、その静かな画面がこの映画を傑作にしていると思いますね。

でも、今回見てて、ああ、これはケン・ローチの社会批判に通じる背景があるんだ、と思いました。主人公は公務員だけど、地区の統廃合によってクビになる。また、フォークランド戦争後の復員兵たちのことが出てくる。

日本でも維新なんかがその典型だけど、公務員バッシングで公務員を減らせと言われて、今や非常勤職員の数が増えているそうだけど、結局行政サービスが減らされて、そのツケは住民が支払わされることになる。この映画でも、主人公は効率化のもとで死者の尊厳なんかどうでもいいと言われてしまう。

つまりこの映画はフォークランドも含め、「こっそり」サッチャー的新自由主義的効率優先社会を批判をしているんだね。その「こっそり」ぐあいは、最後の方で主人公が上司のアウディにおしっこをひっかけるのを遠くから写すような感じかな。


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プロフィール

アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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