結局エフェネプールって自分のペースで走るタイプなんですね。ただ、その自分のペースが、他の選手がアタックできないスピードってことでしょうか。第6ステージのように、誰かがドンと先にアタックしちゃうと、それに合わせるってタイプじゃないのかな。あとは自分のテンポで行くしかない。
だから昨日は早めに先頭に出てずっと先頭交代なんてしない。他の選手たちはアタックするにはちょっときついってペースで、そのままゴールまで引きっぱなし。
例えが適切かどうかわからないけど、コッピとバルタリの戦いを思い出します。バルタリは典型的なインターバル走行で登って、ライバルたちを疲れさせたのに対し、コッピはロープウェイのようと形容されるような滑らかな走り方で、バルタリのダッシュで引き離されても、そのうち追いついてしまう。
さて、昨日は序盤から逃げの大集団にボーラから一人入っていたツヴィーホフ、なんと言ってるでしょう。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 調子は良かったと勘違いした1日だね。
C: 逃げ切れるという希望はどのあたりまで持っていたの?
ツ: 結構長く思ってたよ。だって逃げグループのメンツがほぼ理想的だったじゃん? 一日中スタミナ配分をうまく管理して走ってたよ。そしてバルデをマークしてた。たぶん、最後になれば彼が一番強かっただろうからね。
C: どんなふうにペースを配分したの? 常にアタックがあったし、なんども集団が別れたよね。自分の勘に頼ったの? それともチームカーからの指示?
ツ: 僕としてはやりすぎないように心がけた。だけどああいうアタック合戦は、クライマータイプの僕には結構辛いんだ。だから僕としては集団が一定ペースで行ってくれることを願ったね。だけど、ロットが四人いたのに、一定ペースを作ろうとはしなかったね 苦笑)
もちろんチームカーからは何度も指示が出たよ。でも今日はそんな暇はなかった。ずっと、お釜に圧力かかりっぱなしで、シュンシュンいってたからね。
C: 君はロードに移ってきてまだ日が浅いよね。ああいう集団の中では、逃げグループでの戦術のようなものについて、他の選手たちはやっぱり経験豊富だと感じることはあるかい?
ツ: うん、それは感じるね。でも初日からずっと注意深く、強い選手たちのやり口を勉強させてもらってるよ。今日はいずれにしても、僕にとってやり方としてはベストの逃げだったね。レースが終わって結構足にきてるよ。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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ボーラは、今度はヴラソフがアイデブルックスより30秒ぐらい先にゴール、総合では仲良く3秒差で15位と16位。ふたりそろってトップ10も可能だと思えますが。。。
まあ、今日は2級の頂上ゴールなので、あまり大きく変動がないかな?
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