少し前にNHKで放映されていたドラマ「ガラパゴス」も派遣労働者の問題を扱ったもので、ものすごく現代日本社会を映し出しているな、山本太郎の街宣の副読本になりえるな、と思ったものだったけど、今月の100分で名著はナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」が堤未果の解説で取り上げられていた。
この本は出た時にかなり話題になったし、拙ブログでも2回にわたって取り上げたので、リンクしておきます。興味のある人はどうぞ。
「ショック・ドクトリン」(まだ読書中)
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-843.html「ショック・ドクトリン」覚え書き
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-861.htmlTVの放送に戻るけど、いやぁ、中曽根の時代から日本に持ち込まれた新自由主義経済という、公的社会保障制度を解体して中流階級を崩壊させ、金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏人にする、というグローバル経済政策。それが小泉の時代により先鋭化されたと明確に語られて、ちょっとびっくり。世界中にこの新自由主義経済を広めたシカゴボーイズは日本にもいますと、さすがに竹中平蔵の名前はださなかったけど、ちょっとでも山本太郎の街宣なんかを聞いた人ならピンときたことだろう。
番組ではそれほど強調されなかったけど、新自由主義者たちがやったことは犯罪行為に等しい。軍事独裁政権の後ろ盾になり、多くの人が殺されたのである。今の日本政府のミャンマーに対する態度だって、ある意味では同じようなことをしていると言えるだろう。
番組から現在の日本社会・日本の経済政策への明確な批判が聞き取れるはずだけど、どのぐらいの人がこの番組を見たんだろうなぁ。。。
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