TVでは今日の優勝者予想みたいなので盛んにコンラートの名前が上がっていましたが、僕はコンラートが逃げに乗っているのを見た瞬間に思い描いたのは、去年のジロの終盤、ケムナが逃げに乗って前待ちして、ここと言うところでヒンドレイをアシストしてカラパスをちぎったシーンでした。
あの時とはだいぶ様相が違っていましたが、それでも最終的にはコンラートのアシストでケムナはゴールしていましたね。順位を落としたけど、まだ総合8位。ただ、コンラートのアシストがもう少し早かったらどうだったかなぁ。。。
ケムナの話。「完全にうまく行ったと思う。理想的にいかなかったところもあったけど。ジロの前に体調を崩し、途中14ステージの後にもう一度体調が悪かった。そこがちょっと残念だ。後ほんの少しだけ、なにか足りなかったね。でも全体としては大満足だよ。明日はどこまで行けるか、やってみたい。
今日のステージについては、僕にはちょっと激坂すぎた。限界いっぱいだった。僕にはあれが最大限だった。正直にいえば、もちろん順位を下げたのは痛いよ。6位、せめて7位でいたかった。総合8位はちょっとビミョーだね。でもまだ明日があるし、ひょっとしたらもう一つ順位を上げられるかもしれない。希望を持っていくよ。」
コンラートの話。「今日の目標は逃げグループに乗ることだった。上位入賞か、最後の登りでレンニのために働いてペースを作るか、どちらになるかわからなかった。ブイトラゴは僕が一緒に協力しないことに不満を言っていたけど、僕は言ってやったんだ、『ヘイ、君は総合で12分遅れだろ。君が総合でレンニを追い抜くのに力を貸すつもりはないよ』ってね。
ジャウ峠では自分のペースで走り、集団ないの駆け引きを無視した。僕は下りが得意だから10秒ぐらいすぐ取り戻せると思っていたよ。最後の登りも自分のペースで走って、チームから『待て』という指示が来るのを待っていたんだ。タイミング的には完全にうまく行ったと思う。
ゴール1.5キロ前で彼を待って一緒に登った。重要なことだったと思うよ。【評論家の中にはコンラートの降りてくるのが遅すぎたという声があるが】たとえユーロスポーツの解説者にはわからなくても、無線でチームから一番ベストのタイミングが知らされているんだ。」
今日のデンツの日記はGif映像がやたら多いです。ここにそれを貼れないのが残念。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: グランツールに出れば必ずあるバッドデーだった。
(目を向いてひっくり返っている男のGif画像)
C: そのバッドデー、君は良いステージを選んだね。途中、なんとかうまく乗り切るために、特別の戦略でもあったのかい?
(口をとんがらかして残念、という風情の老人のGif映像)
デ: 最初はまだ良かったんだ。それで前の方にも行けた。それから繰り返し咳が出て、鼻が完全に詰まって、おかげで呼吸がうまくできなくなったんだ。戦術は目を閉じて、歯を食いしばり、ジャウの下りまで生き残ることだった。
C: 少なくとも最後の山の雰囲気はちょっとだけでも楽しめたかい?
デ: 雰囲気は最高だったよ!!僕の名前を呼んでくれるのも何度も聞いたよ。それって苦しいのだって耐えられるようにしてくれるからね。今日もファンのみなさんたちはただただ大爆発だった。
C: ニコ。うまく回復してね。明日はあの細い道を登っていけば、ローマが見えるよ。ありがとう、また明日。
(なんか祈ってるような良くわからんGif 映像)
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しかし、ジー、四回目の2位って。。。
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