休息日の後のステージ数が間違っていたので修正しました。よってこの日が(13)となります 笑)
1996年のツールではセストリエールへ行く山岳ステージが悪天候で全長45キロ程度に短縮されたことがありました。だけどそのステージで後に総合優勝するビヤルネ・リースがアタックしてマイヨ・ジョーヌを奪ったことがありました。しかもこのステージ、リースが速すぎたのか、タイムリミットオーバーの失格者が60人ぐらいになって、急遽失格取り下げになったのでした。
そんなことを思いながら見てたんですが、まあ、勝負はまだ先ということなんでしょうね。特に最終日前の登りのTTがすべてを決めちゃいそうですから、今の時点でジタバタするより力を温存していた方がいいのかもしれません。
ケムナの話。「今日は短かったけどとてもハードなステージだった。スタートは速かったね。コンニ【コンラート】が一緒にうまく山をクリアしてくれて嬉しかったよ。彼が僕をうまくポジショニングしてくれたから、有力選手たちと一緒にゴールできたんだ。」
ゴールするところで、他の選手に比べてケムナの顔が苦しそうだったのがちょっと気になりましたが、どうなんでしょう。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 全体としてはぐちゃぐちゃだったけど、僕にとってはなにもかもが素晴らしかったよ。今日の沿道で、僕の名前をこんなに何度も聞くなんて信じられない。相変わらず雲の上にいる気分だったよ。
C: それじゃあまずは昨日のことから始めよう。表彰式や記者会見などは全部でどのぐらい時間がかかったの?(チームメイトはみんなホテルへ帰ったんだよね? 君は後から取材陣と一緒に戻ったわけ?) ステージ優勝者の夜はどんなだったのか教えてよ。
デ: 誰も乗ってないバスが待っててくれたよ。シャワーを浴びてそれからホテルへ帰った。携帯でのやりとりを除けば、夕食までいつものルーチンワークで、その後みんなでシャンパン。もちろん家族の電話はしたよ。
C: 睡眠中も何回もスプリントしてた? 電話やメッセージで一番嬉しかったのはなんだった?
デ: 夢の中でのスプリントは何万回もしたような気がするね。父から父の日のプレゼントをありがとうと連絡受けた時かな。本当に勝てて良かったよ。これ以外にプレゼントできるものがなかったからね。
C: それじゃあ今日のことだ。ステージが短縮されたのは正しかったと思うかい?
デ: 天気はスタート地点では完全に壊滅状態だった。完全なずぶ濡れ状態で2000メートルの下りを走るところだったんだ。。。ヴェルビエ(クロワ・ド・クール)の下りもむちゃくちゃ寒かったけど、【カットされたグラン・サン・ベルナールからみたいに】ゴールまで4時間かかるわけじゃないからなんとか走れた。みんなの合意の上で妥協できたのは良かったと思うよ。
C: 最初の山からの下りは、以前からいろいろ言われていたけど、道路についてはどう感じた? TV画面から見る限り、上りは全く問題なさそうに見えたけど。下りも問題なかったかい?
デ: うん、上の方は部分的にはギリギリ許せるレベルだったかな。僕がいたグループはみんな冷静でリスクを犯す走り方をする奴はいなかったからね。
C: ありがとう、ニコ。上手く回復してね、また明日。
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今日も1級山岳がありますが、越えた後にまだ100キロ以上残っているし、ほとんど真っ平だし、逃げが決まるかどうかビミョーですかね。
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