いやぁ、1週間ほど前の朝のNHKBSのドイツのニュースで、この一年で生まれた子供で一番多い名前がニコだったと言っていましたが 笑)
昨日は11時前にどうにも耐えられず寝てしまって、今朝は朝寝坊して、慌てて家を出て、通勤途中の携帯でデンツが優勝したことを知りました。帰宅して先ほどようやく90キロ過ぎからのビデオを見直したところでしたが、いやぁ、デンツ、完全に胸を張れる優勝でしたね。
逃げた4人、最後は3人の中で一番積極的に先頭を引いていたし、残り10キロぐらいでは一度単独アタックしてましたから、全般的にみて一番強かったと言えるでしょう。まあ、山岳はスクインシュが強かったけど、うまくついていけました。この日記シリーズでもさかんに調子の良さをアピールしてましたが、本当に調子が良かったようです。
さらに後ろのコンラートのアシストぶりも、これぞ押さえという感じでした。常に前から10番手以内に位置して、ローテーションに紛れ込み、先頭に出る直前で力を抜いて後ろの選手を疲れさせる。あるいは先頭に出てもスピードを落とし気味にしてすぐに後ろの選手を前に出す。文句を言われても、ラテン系とはちがって冷静に受け流す。いや、私はボーラを応援しているから、嬉しくなりましたが、他のファンはイラつくでしょうね 笑)
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Cyclingmagazine : グランツールステージウィナー! 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 言葉が出ないよ。あらゆることに完全に圧倒されている。
C: 自分がやったことをもう完全にわかっていて、とうとうやったぁ、という気分なのかな? それともおめでとうの言葉と家族への電話でメリーゴーランドに乗ってるような気分?
デ: まだ実感は湧いてない。僕の携帯は完全に吹っ飛んでるよ。家に帰った時になれば実感が湧くんだろうね。
C: ジロはまだまだ長いから、今日は短くするよ。どの段階から、今日は俺の日になるかもしれないと思った? そしていつ今こそ勝てると思った?
デ: 4人になった時に夢見たよ。それから山を越えるのにはずいぶん苦しまなければならなくなった。下りの後、こりゃあひょっとすると、って思ったよ。その後の小さなアップダウンでは誰もアタックしなかったし、最後の登りのあと、これは俺の日だ、って思った。
C: ありがとう、グランツールステージウィナーのニコ! このツィート日記にも、そして見せてくれたパフォーマンスにも感謝だ。この日の残りを楽しんでね。上手く回復してね、また明日。
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rsn でのインタビューではこんなことを言ってます。
デンツの話「今日のプランではパトリック・コンラートとボブ・ユンゲルスが逃げるように言われていたんだ。だけど、ボブが調子があまり良くないから、明日のために力を温存しておきたいと言ったんだよ。それで僕にワイルドカードが配られたわけ。僕がステージを取るなんて計画には全くなかったよ。コンラートに取らせたいと思っていた。だから先頭を引いていたんだよ。そうしたら突然後ろが離れたんだ。」
どうやらその離れた原因を作ったのはコンラートだったようです。
コンラートの話「これほど大きくて強い逃げグループなのに誰もそこから飛び出そうとしないなんて、僕のキャリアの中でも記憶にない。だから、ラウンドアバウトでわざと隙間を広げてみたんだ。その後は後ろで追走をコントロールして前との距離を広げるよう企てたんだ。もちろん逃げに成功した時には、今日のステージ優勝の想いはあったよ。でも僕らにとっては今日は誰でもいいからステージ優勝することが大切だったんだ。」
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