スタート前はコンラートあたりに逃げさせたら、なんて考えたんですが、ボーラはチームとして最後の山にかけてましたね。
最後の山の手前、残り15キロぐらいから、ボーラがユンゲルス、コンラート、ケムナ、ウラソフと4人並んでいたので、アタックする気かな?と思ってたら、案の定、残り8キロでケムナがアタック、瞬間、ログリッチとレクネスンの3人だけになったので、これは!!と思ったんですが。。。
ケムナの話。「チームとしてとても良いレースができた。最後の10キロは本当に調子が良かったので、ちょっと羽目を外しすぎたね。ちょっとスピードを上げすぎた。『今日は俺の日だ』と思ったんだけどね。」
最後はちょっと調子に乗りすぎた代償を支払う羽目になりました。総合はヴラソフ、ケムナともにまだトップ10にいますが。。。今日の真っ平のコーナーも少ないTTは二人にとってあまり良くないですね。どうみてもガンナみたいな大柄な選手向きコースですが、どうなりますか。。。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 僕個人としては全く問題なかった。逃げに乗る予定はなかったから力をいくらか温存できたよ。僕の出番は周回コース直前だった。ここで僕は二人のチームリーダーを前方へ連れて行くように言われていたんだ。これは本当にうまくいった。そのあとはただペダルを回すだけだった。。。
C: 総合狙いの連中のタイム差は小さいけど、そうはいっても差は開いたね。ここから力関係を読み取れるのかな? それともこういうステージではあまり結果を重視すべきじゃないのかな?
デ: 今日のステージは極端にパンチ力がものをいうステージだった。つまり何が言いたいかっていうと、第三週目の長い登りのステージと比べるわけにはいかないってことだ。しかし、イネオスは広範囲にわたって強さを見せつけたし、レムコも弱点があることがわかった。残念ながら僕らも何秒か失ったけど、僕の考えでは、まだまだ混戦の中にいると思う。
C: 最終周回では本当にたくさんの観客がいたね。雰囲気を楽しめたかい? それとも長い第一週の最後に、そんなことはもう感じてられない?
デ: 特にカップッチーニ山では実にいろんなことが起きたよ。みんな錯乱状態で、それがよくわかった。いずれにしても最高だったよ 笑)
C: 長いTTの前夜だね。ちょっとリラックスしているの? それともテンションが上がってる?
デ: 今のところは比較的リラックスしている。正直に言えば、まだまだこれからだよ。今日はまた少し長めの移動があるんだ。8つもステージを終えたあとだからルーチンワークだよ。ホテルで全ての段階(マッサージ、オステオパシー、食事、ベッド)をオートパイロットでこなして行くことになるんだ。
C: ありがとう、上手く回復してね、また明日。
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初日のTTで22位とパッとしなかったケムナですが、監督はジロの前に体調があまり良くなかったのが、あの結果になったんだと言ってます。今回はうまく上位に入れるといいんですがね。
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