
この映画は拙ブログでも書きました。
映画「主戦場」を見た!なにしろ慰安婦問題を否定する、いわゆる右派の連中が、もうこちらが笑い出しそうなぐらい馬脚を表し、うろたえ、目が泳ぎ、差別意識をむき出しにするんだもんね。よくカメラの前でこんなこと言えるな、と呆れたものでした。
その後ケント・ギルバートたちが監督を訴えたニュースが続きましたが、最高裁まで行ってたのね 笑) それが確定したってことです。
訴えた内容は、同意なくインタビュー映像を使われたというものだけど、言ったことはもう映像として残っていて、これをCGだとは、さすがに言えないでしょうから、まあ、ほぼイチャモンだね。言ったことはもう認めているわけだ。
この映画を見た時、慰安婦問題を無かったことにしようとしている連中はみんな「日本会議」のうしろだてと差別意識で、そういう主張をしているのだと思った。だけど、その後、これらの連中は、特にボスの櫻井某は、統一教会とも繋がっていたことがはっきりしたわけだ。
この映画のなかで櫻井は資金の話を口を濁すシーンがあるけど、これってひょっとして統一教会からも流れていたんじゃないだろうか? ま、これは推測に過ぎないけどね。
ただ、統一教会との繋がりを考えれば、慰安婦問題を政治問題化した右派の連中の論理破綻ははっきりしてくるね。だって統一教会は慰安婦をはじめ、戦時中に日本は韓国朝鮮に悪魔のようなことをしたという主張をしているんだから。そしてそれに基づいて、日本人は韓国朝鮮のために貢げ、と詐欺商法で金を巻き上げて韓国へ送らせた。さらに反共を掲げながら北朝鮮とも繋がっていて、ミサイル開発資金は統一教会によって日本で巻き上げられた金が韓国経由で提供されたのではないかと言われている。
櫻井よしこなんか、そんな主張をしていることを知らなかったはずはないのに、統一教会と太いパイプを持っていて、統一教会ヨイショ講演なんかもしているわけ。これって人格が乖離してないとできないでしょう。
あるいはもともと慰安婦問題なんか興味も関心もないけど、なんらかのメリットがあるので主張しているという、ビジネス右翼にすぎないってことか。まあ、ドストエフスキーのゾシマ長老も、人は嘘をつくと自分でついた嘘を信じ始める、なんて言ってた(うろ覚えだから違ったらゴメン)から、今では存在しなかったと信じ切っているのかもしれないけど。
いずれにしても、安倍が殺されたのは残念だけど(生きて罪を償うべきだった)、それによって炙り出された統一教会と右派のつながりは、もう明らかに現在の日本の政治的社会的雰囲気の原因を明らかにしてくれたと思う。直接的、間接的に統一教会によって日本の社会が壊された部分は大きいと思うし、この先もこの点を人々が意識しなければ、さらに壊されるだろうね。
それと、昭和の時代だったら、たぶん夜中のTVで「主戦場」の放映をしただろうけどね。TVをはじめとしたマスコミも、もう少しなんとかしろよ、と思う。
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