拙ブログ一押しになってずいぶんになります。去年がレースに12日しか出てませんでしたからね。精神的なスランプに陥って自転車に乗るどころではなかったという次の年でした。それを考えれば、今シーズンはやはり潜在力はドイツ人選手の中でずば抜けているという気がします。
春先2月のアンダルシア一周で早くも単独逃げ切りのステージ優勝をあげて、4月の
ツアー・オブ・アルプスでは第3ステージで逃げ切り優勝、
第5ステージでも逃げて3位に入ります。
5月のジロでは
第4ステージのエトナ山登坂ステージで、またまた逃げ切り優勝、もうこの頃になると逃げ屋としてプロトン内で一目置かれ、ケムナが逃げようとするとみんながついてくるという状態でした 笑い)
特に
20ステージでのケムナの前待ちでのヒンドレイへのアシストで、マリア・ローザのカラパスが完全に遅れましたからね。このシーンが僕個人としては今シーズンの白眉です。
その後はドイツナショナル選手権まで休んだけど、おかげでトニー・マルティンの後を注いでTTの国内チャンピオンになれました。そしてツールでも繰り返しアタッカーとしての存在感を見せつけましたね。第7ステージではもう少しでステージ優勝とマイヨ・ジョーヌが取れたかも知れなかったんですがね。大14ステージでも逃げに乗ってステージ8位でしたが、この後風邪を引いてリタイアでした。
そしてツールの後は9月半ばのコッパ・サバティーニに出ただけ。レースはこの1日だけで早々に今シーズンも終えてしまいました。
「今シーズンについては満足している。自分が高いレベルで走れることが早い時期から示せたからね。これは去年休んだ僕にとってはとても大切なことだったんだ。それにドイツナショナル選手権のTTでチャンピオンになれた。これだけでも十分満足できるシーズンだったよ。トレーニングが本当に普通にできたし、病気も怪我もなく調子が上がっていったことがわかっていたからね。
ジロは大きなハイライトだった。僕らは最高のチームスプリットで本当に楽しかった。いろんなことがうまくハマって最後は総合優勝できたんだ。
ツールの7ステージはマイヨ・ジョーヌが取れるかもしれないと思ったんだけど、一緒に逃げた選手たちがみんな僕をマークしてて、あれでステージを勝つのはちょっと無理だったね。あのゴールの登りは僕向きだったんだけどね。もちろんステージ優勝かマイヨ・ジョーヌが欲しかったよ。ほとんどうまくいったのに、結果がああなったってことだよ。
うん、シーズンの後半は満足いくものではなかったね。ジロとツールの両方に出たツケが出たのかもしれない。ツールの風邪から回復するために時間が必要だったし、その後も調子が上がらなかった。この状況ではレースに出ても無意味だと思ったんだ
去年のこともあったし、ちょっと入れ込みすぎたかもしれない。ジロとツールに両方出るのは無理なことではないよ。将来的にはまた両方に出てみたいと思ってる。まあ、全体としては満足できるシーズンだったよ。来シーズンはステージ狙いに集中しながらも、少しだけ総合順位のことも考えていきたいね。」
というわけで、来シーズンは26歳、若い若いと思っていたけど、もうロード選手としては一番良い年齢になりつつあります。逃げてステージ狙いともちろん続けて欲しいけど、小さなステージレースだったら総合上位を狙う方向にシフトして行ってもいいのかなぁ?
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