選挙戦中から外国にいて、国会には出ないと言って当選した議員もいるし(実際に現時点まで出てきていない)、6年間で一度も質問しなかったくせに先の参院選では東京でトップ当選した議員もいる。そもそも国会で寝ているだけ、賛否を問われる時だけ目を覚まして、党に命じられた通りに起立したり拍手したり挙手する議員だってたくさんいる。
れいわは障害があったり難病の当事者を議員として国会へ送り、最近だけでも木村議員は車椅子ユーザーの乗車拒否やコロナ禍での障害者の入院支援などの質問をし、改善等の答弁を引き出しているし、船後議員は在外教育施設関連の質問で障害児の教育環境改善に注目させる質問をしている。この前の選挙で当選した天畠議員のあかさたな話法の質問も大きな話題になった。当事者が議員になることは絶対に必要なことなのだ。
今回水道橋博士議員がうつ病のために休職という。うつ病に注目させるとともに、病気になったからといって仕事を辞めるのではなく、休むことができるというのは絶対に良いと思う。仕事ができないならやめろなんて言っている連中は、頭がどうかしている。そんなことを言っている人は自分は絶対に障害者にはならないし、うつ病になんかならないと信じているのか、あるいはそこまで頭が回らないか、どちらかだろう。
情けは人の為ならず、という諺を、情けをかけるとその人のためにならないという意味だと勘違いしている人も多いらしい。そういう人には、誰か困っている人を追い詰めるのって、同時に自分自身も追い詰めていることなんだと気づいてほしい。
なんでも自己責任でおわらせようとする酷薄な社会を否定するれいわ新選組としては、これはむしろ大切な事例だと思う。水道橋博士議員はスラップ訴訟を問題視して議員になったが、この後、体調が回復して活動を再開した時には、当事者としてうつ病と仕事や休職のテーマも追求してほしい。
れいわの記者会見の動画。10分過ぎから水道橋博士議員のうつ病について山本太郎が語っています。
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