フィリッポ・ガンナ、アワーレコードを更新したと思ったら、今度は現在行われているトラック世界選手権の4k個人追い抜きで世界記録で優勝。去年、口髭のアシュトン・ランビーが出した記録に次いで二人目の4分を切るタイムですが、ランビーの記録が標高2000メートルの高地でのものだっただけに、今回のパリでの記録は価値がありますね。
しかし、この競技、10年前の記録4分10秒がしばらく破られなかったのに、突然2018年以降、ガンナとランビーが4回ずつ更新して、一気に4分切り。やっぱり機材の影響があるのでしょうね。この競技の世界記録の一覧表が英語版のWikipediaに載っています。
https://en.wikipedia.org/wiki/World_record_progression_track_cycling_%E2%80%93_Men%27s_individual_pursuit昔の名選手には個人追い抜きが強かった選手が多いんですよね。コッピもコーブレットもそうだし、ルディ・アルティヒやモゼールも世界チャンピオンになっています。イノーも国内チャンピオンになっているし、僕の世代だとソ連のエキモフの印象が強いです。最近でもウィギンズは世界戦で二連覇しているしシュテファン・キュングも世界チャンプになってますね。
昔の記事でイノーがこの競技が自転車競技の基本だと言っていた記憶があります。そういう意味ではガンナはTTだけじゃなくて、もうちょっと大きな勝利があっても良さそうな気もするんだけどね。TT以外の目立った勝利ってほとんどないですからねぇ。。。
例えば以前のトニー・マルティンとかカンチェラーラとか、それこそエフェネプールだってそうだけど、ソロアタック後の一人逃げ切り勝ちというのがほとんどないのが、ちょっと不満なところです。
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